本日ご紹介するのは、ジャッカルの「湾岸ミノー」。青物専用のスローシンキングミノーです。
タイトなウォブリングアクションと重心移動による「チドリ」が持ち味。魚をすれさせない絶妙なウォブリングの中に時々発生するチドリアクションで喰わせます。
重心移動システムにより飛距離も出て、とても使い勝手の良いミノーです。
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ジャッカル「ビッグバッカー 湾岸ミノー」について
ビッグバッカーは滋賀県の釣具メーカー「ジャッカル」が販売するソルトルアーシリーズ。メタルバイブ、メタルジグ、ブレードジグ、ミノーなどがあり、主に青物を意識した設計になっています。
〈ビッグバッカー シリーズ〉
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今回ご紹介する「ビッグバッカー 湾岸ミノー」は、青物特化のシンキングミノーです。シンキングミノーとしては比較的比重が小さいので、ゆっくりと沈むスローシンキング系のミノーに分類されます。
対大型青物仕様
ジャッカル公式HP
ステンレス製の貫通ワイヤーや強度に優れる太軸フック、スプリットリングを採用。ブリやサワラなどの大型青物による強靭なファイトにも対応します。
タイトアクション設定
魚にプレッシャーを与えすぎないタイトなウォブンロールアクションに設定。特徴的なロングビルリップで水を掴み、高い足場でも足元までしっかり探ることが可能です。
サイズは以下の2種類を展開しています。
カラーは12色を展開しています。（サイズ限定カラーもあるので詳細は公式HPをご確認ください。）
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「ビッグバッカー 湾岸ミノー」の特徴
湾岸ミノーは次のような特徴があるミノーです。
「スローシンキング」仕様でゆっくり魅せる
タイプは「スローシンキング」。リトリーブを止めるとゆっくりと沈んでいきます。
青物の活性が上がりきらない時や、ジャークなどのアクションをつけたい時に使いやすいタイプです。
魚をすれさせないタイトアクション
アクションは派手過ぎないタイトウォブリングアクション。釣り人が多かったり潮が澄んでいるような状況でも魚をスレさせにくいアクションです。
たまに発生する「チドリ」アクションで捕食スイッチオン！
ランダムに発生する「チドリ」アクションが湾岸ミノーの喰わせの間がターゲットの捕食スイッチを刺激します。飛距離を出すために内蔵されたタングステン球は、リトリーブ時に中で不規則に動きます。その際に、フラッフラっとバランスを崩すような動きになります（チドリ）。この瞬間が絶妙な喰わせの間になります。
重心移動システム採用で抜群の飛距離
上述しましたが、タングステン球を使った重心移動システム搭載で飛距離も十分に出ます。
ロングリップで足元まで引ける
長めのリップが付いており、潜航レンジは深め。だいたい1.5m前後のレンジになっています。手前まで引いてきても浮き上がりにくく、堤防などで足元までしっかり操作できます。
基本性能
遠投性能
遠投性能はまあまあ。98mmをラテオ96Mで投げて50〜60mくらい。
スローシンキングミノー全般に言えることですが、横風にはあまり強くないです。比重が小さくふっくらしたシルエットなので風の影響をもろに受けてしまいます。
巻き
高速巻き〜低速まで対応可能。
高速巻きでもアクションは控えめ。タイトウォブリングアクションで小刻みに震える感じです。
潮流を受けると内蔵されているタングステン球が動き、ランダムなチドリアクションを発生じす。
フォール
スローシンキングなので、フォール速度は遅め。水深5mで10秒くらいかかります。
前後にゆらゆらしながらの水平フォール。セットアッパーのように磁石で重心が固定されないので、ゆらゆらは大きい印象です。
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「ビッグバッカー 湾岸ミノー」で釣れる魚は？
メインターゲットは青物。主に堤防から中層～表層付近を巻きで釣る設計になっているので、回遊魚系の釣果が高いです。ただ、スローな誘いもできるので、タチウオなどスロー系の魚も釣れるようです。
- ブリ
- ヒラマサ
- カンパチ
- サワラ
- シーバス
- ヒラメ、マゴチ
- マダイ
- イサキ
- タチウオ など
「ビッグバッカー 湾岸ミノー」のおすすめサイズ・カラー
湾岸ミノーのおすすめサイズとカラーをご紹介します。
サイズ
サイズは次の2種類があります。
汎用性が高いのは98ｍｍですね。青物のメインベイトであるカタクチイワシに近いシルエット感です。ある程度飛距離も確保できます。
コノシロやマイワシなどベイトが大きい時、少しでも飛距離が欲しい時は128ｍｍがマッチします。
カラー
現在販売されている12種類のカラーから、おすすめの3色をご紹介します。
①超サゴシスパーク
人間が見ても目を引く派手なオレンジ。活性が高いサゴシがいたら一撃でしょうね。ジャッカルの公式YouTubeでも実釣動画が出ており、実績は十分です。
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②ピンクバックイワシ
青物狙いの鉄板カラー、ピンクシルバー。ベイトフィッシュを意識したシルバーベースに背中だけアピール色のピンクをあしらっています。シルバーベースなので、朝一から日中まで長く使えるカラーです。
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③イワシ
デイゲームの定番、イワシカラー。本物のベイトフィッシュに近いカラーで、警戒心が強い魚にも自然にアプローチできます。一つは持っておきたい王道カラーです。
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「ビッグバッカー 湾岸ミノー」の効果的な使い方
湾岸ミノーのおすすめの使い方をいくつかご紹介しますね！
表層直下を高速リトリーブ
着水と同時に高速で巻くだけです。朝一、表層付近に浮いている活性の高い個体を狙うのに効果的です。
着底or中層→高速（中速）リトリーブ
表層に反応が無い時は少しずつレンジを下げていきましょう。中層でも反応が無ければボトムまで沈めるものありです。任意のレンジまで沈めたら、基本的には巻くだけでOK。タダ巻きで反応しなければ、リトリーブ速度を変えてみたりストップ&ゴーを入れてみたり変化をつけましょう。
ストップ&ゴー
速巻きの最中に急に止めるストップ&ゴーも有効。ストップした瞬間に惰性でラインスラッグが発生するので、自動的に魅力的なスローフォールが発生します。完全に停止しなくても、高速巻き→ゆっくり巻きのリズムチェンジも効果的です。
リトリーブ&軽いジャーク
リトリーブ中に軽いジャーク（横ジャークがやりやすい）を入れるのも効果的。スローシンキングなのであまり激しいジャークはアクションが破綻してしまいますが、軽めなジャークは良い誘いになります。ジャークした瞬間にフラッとバランスを崩す「チドリ」を発生し、リアクションバイトを誘えます。
堤防など足場が高い釣り場では、ロッドを下に向けて下方向にジャークするとレンジをキープしやすいですよ！
まとめ
以上、ビッグバッカー「湾岸ミノー」のインプレでした。
青物特化のビッグバッカーシリーズらしい、様々なこだわりのあるルアーです。
湾岸ミノーで湾岸の青物を捕獲しましょう！
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