本日ご紹介するロッドは、ダイワの「ショアジギングX」です。ダイワのショアジギングロッドの中で最もエントリー向きのモデルです。価格も1万円ちょっとと最も安く、初心者の方にも手の出しやすい価格帯。その一方で価格以上の性能を備えており、慣れてない方も快適に使うことができます。価格・性能ともに、初めての一本にぴったりのロッドです。
「ショアジギングX」とは?
「ショアジギングX」はダイワが販売するショアジギングロッド。同社が販売するラインナップの中で最もエントリー向けのロッドです。入門ロッドとしてはもちろん、サブロッドとしても使えるモデルです。
高品質なショアジギングロッドのエントリーモデル。
釣って楽しい、食べておいしいソルトルアーフィッシングのなかでも、特に大物を狙いやすく、強い引きを味わえるのがショアジギング。このショアジギングXは、投げやすい調子を採用しているので、堤防などからメタルジグやトップウォータープラグを遠投しやすく、手軽にショアジギングを楽しめる。ブレーディングXを搭載し、魚の引きに負けない丈夫な仕上げのブランクを搭載。ショアジギングエントリーを万全にサポートする。
ダイワ公式HP
ラインナップ
ショアジギングXは現在、次の4種類が展開されています。
- SHORE JIGGING X 96M
- SHORE JIGGING X 96MH
- SHORE JIGGING X 100MH
- SHORE JIGGING X 96H
モデル | 全長(m) | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | ルアー重量(g) | ジグ重量(g) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
96M | 2.9 | 150 | 275 | 10~50 | 15~60 | 1~2 | 95 | 14,500 |
96MH | 2.9 | 150 | 280 | 15~65 | 20~80 | 1.5~3 | 95 | 14,900 |
100MH | 3.05 | 157 | 290 | 15~65 | 20~80 | 1.5~3 | 94 | 15,300 |
96H | 2.9 | 150 | 150 | 20~80 | 30~100 | 2~4 | 93 | 15,700 |
それぞれのモデルは以下のような使い分けがおすすめです。
「ブレーディングX」構造により安定感抜群
バット部は「ブレーディングX」構造を採用しており、パワーと安定感があります。
「ブレーディングX」とは?
バット部の上からカーボンテープをX状に巻いて締め上げるダイワ独自の強化技術。上位モデルの「オーバーゼア」や「ラテオ」などにも採用されているコア技術。
糸絡みが少ない「Kガイド」採用
ガイドは糸絡みの少ない「Kガイド」を採用。全て耐久性の高いダブルフットになっているので、大物が掛かっても安心です。リングは糸滑りの良いアルコナイトリングになっています。
「ショアジギングX」の使用感
私が使っている「96M」のついて「遠投性能」、「軽さ」、「感度」、「パワー」、「強度・耐久性」の項目について書いていきたいと思います。
スペック
【長さ】9.6ft(2.90m)
【継数】2本
【仕舞寸法】150cm
【自重】275g
【ルアー重量】10g~50g
【ジグ重量】15g~60g
【カーボン含有率】95%
【その他】
・ステンレス Kガイド(アルコナイトリング)
・ブレーディングX
遠投性能
無風で、ムーチョルチア45gを90~100m投げることができます。40gくらいがこのロッドで最も投げやすい重量になります。30g以下はロッドがしなりにくく、飛距離が出にくいです。一方、50g以上のキャストは少し安定感に欠けるように感じます。
軽さ
軽くはないです。同じダイワのショアジギングロッド「ジグキャスター」が195g、シーバスロッド「ラテオ96M」が143gなので、これらと比べるとやはり重いです。今まで軽いロッドを使ってきた人は、慣れないと一日釣行はしんどいかもしれませんね。ただ、短時間の釣行なら全然問題ないですし、2年も使っているとなんだかんだ慣れます(笑)
感度
普通です。ショアジギングで使う分には全然問題ないです。25cmのアジを釣った時もブルブルっとしたアタリをしっかりとらえることができました。
パワー
ワラサぐらいのサイズと対峙しても安心感があります(下の写真はショアジギングXで釣り上げた65cmのワラサ)。PE1.5~2.0でドラグ設定を間違えなければ、少し時間はかかると思いますがブリサイズも取れると思います。
強度・耐久性
2年使っていますが、今のところ異常なしです。ガイドのアルコナイトリングが削れるという評判を聞いたりしますが、今のところ大丈夫そうですね。
みんなの口コミ
実際に使った人の感想をまとめてみました。
良い口コミ
良い口コミとしては、「ショアジギングなら十分な性能」、「飛距離が出る」、「初めてのロッドにおすすめ」などと言ったものが多いようです。
始めてショア用に買うならおすすめです。
Amazonレビューより
初めて購入するならオススメです。ジグキャスターほどライトショアジギングよりでも無いですし、コルトスナイパーBBほどショアジギングよりでも無いので、ライトショアジギングしながら、少し大きめのを堤防から色々狙うならこちらで十分かと思います。ただ、やや重めなので、1日通して投げ続けるなら、リールなど工夫した方位良いかなと思います。
エントリーモデルとはいえこれで充分。
Amazonレビューより
軽くて強くてロッドのしなりで飛距離も出る。
リヤグリップ部が長いところが好みがわかれるところかな…
これで十分です
Amazonレビューより
週一回の堤防ショアジギングに充分満足なロッドです。サワラ、ワラサも問題無く寄せられます。高額なロッドを使った事が無いので不満はありません。
悪い口コミ
悪い口コミとしては、「太い」、「重い」というものが多かったです。
想定よりも太い
Amazonレビューより
ショアジギ、投げ釣り用として購入しました。50g迄のルアーが使用出来るだけあって硬調で使いやすいと思います。想定よりも太いので車載用のロッドホルダーに入らないのが残念です。
とにかく重い
Amazonレビューより
竿自体は良い物ですがとにかく重く長い時間キャストが出来ません。高齢者にはおすすめ出来ません。
1万円ちょいで買えるショアジギングロッドを探している人におすすめ!
以上、「ショアジギングX」のインプレでした。
1万円ちょっとでお手頃ですが、ダイワの上位モデルに採用されている技術も使われています。値段以上の使用感の良さはさすがダイワって感じですね!(ちょっと重いですが・・・)
コストは抑えたいけどちゃんとしたショアジギングロッドを買いたい人にはちょうどいいロッドだと思います!
コメント