ショアジギングロッドを購入する時、長さは誰もが迷うのではないでしょうか?
特に初心者の方は、どの長さが自分の釣りに適正なのかわからないくて苦労すると思います。
そこで今回は、ショアジギングロッドの長さの選び方について解説しようと思います。
状況に応じたおすすめの長さや、長さごと(9、10、11フィート台)の使い分けも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ショアジギングロッドの長さ
ロッドの長さで何が変わる?
ロッドの長さで何が変わる?
ロッドの長さは主には次の2点に影響します。
- 飛距離
- 操作性
飛距離を伸ばしたいなら長いロッドがおすすめです。同じパワーのロッドでも、長くなるとそれだけ遠心力が大きくなるので飛距離がのびます。
操作性の良さ(小回りがきく)を重視したいなら短いロッドがおすすめです。ルアーに細かいアクションをつけたり、テトラ帯などの狭いポイントで釣りをするなら短めの竿を使います。
一般的に9ft~11ftが使われる
ショアジギングでは、一般的に9ft〜11ftの長さを使います。
次の項で、9ft台、10ft台、11ft台それぞれの特徴と使い分けについて説明しますね!
ショアジギングロッド 長さごとの特徴
ショアジギングでよく使われる9~11ftのロッドについて特徴や適した場面をご紹介します。
9ft台
9ft台は、ショアジギングロッドの中では短い方に入ります。ただ、30~40gのジグをメインにしたライトショアジギングにおいては9ft台が最も一般的な長さです。なので、ショアジギロッド全体で見ると恐らく一番使われている長さと言えるでしょう。
9ft台のロッドの良い点は取り回しがしやすいこと。初心者で操作に自信が無い方はこの長さから始めるのがおすすめです。また、後ろに障害物があるポイントの場合も、長いロッドはキャストしにくいので9ft台がおすすめです。
欠点は10ft以上のロッドと比べると飛距離が出ないこと。とはいえ飛距離を出すポイントをしっかり押さえれば、9.6ftでも100m前後の遠投は可能です。
▼飛距離を出すポイントについてはこちらをご参考ください。
〈9ft台はこんな人におすすめ!〉
- 初心者の方、体力に自信がない人
- ライトショアジギングがメインの人
- 細かいアクションをつけたい人
- 後ろが狭い場所(テトラ帯、狭い磯場)がポイントの人
10ft台
10ft台はショアジギングでは少し長めのロッドになります。中級者以上の方にはとても人気のある長さです。なので9ft台ほどではありませんが、各メーカーともにラインナップに力を入れている長さでもあります。
良い点はやはり飛距離が出しやすい点。ショアジギングにおいて「飛距離は正義」と言われるくらいですからね。人より広く探れることは大きなアドバンテージになります。また、前方に障害物(テトラ、磯)がせり出している場所でも使いやすい長さです。このようなポイントで短いロッドだと、根ずれによるラインブレイクのリスクが高くなってしまいます。
欠点は初心者には若干操作性が難しいのと重くなってしまうこと。
〈10ft台はこんな人におすすめ!〉
- 飛距離を重視したい人
- 後ろに障害物が無い場所で使う人
- 前に障害物(テトラ、岩場)がせり出したポイントで使う人
11ft台
11ft台は最も長い部類になります。初心者でこの長さを使う人はまずいないでしょう。磯場での本格的なショアジギングをする人に多く使われています。
メリットは、魚とのやり取りを有利に進められる点。本格的な磯場だと、目の前の岩場を避けてランディングしなければいけないことが多々あります。そんな時、ロッドの長さがあると魚を誘導しやすくなります。あとは、飛距離が出しやすいこと。
デメリットは、操作が難しいこと。慣れないうちは投げにくいし、思い通りにルアーを操作することができません。あと長くて重いので、長時間使っていると疲れるというのも難点です。
〈11ft台はこんな人におすすめ!〉
- 体力に自信がある人
- 本格的なショアジギングをする人
- 飛距離がとても欲しい人
自分にとって最適な長さで快適な釣りを!
「長さ」はロッドを選ぶ上で重要な要素です。長さ次第で釣りの快適さは大きく変わるでしょう。
ロッドを選ぶ際は、ご自身の釣りのスタイルをよく考えて、最適な1本を選んでくださいね!
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