本日ご紹介するのはダイワのスピニングリール「レブロスLT」。
レブロスはダイワのスピニングリールの最安値モデルで、入門者御用達リールとして人気ですね。2004年の初代モデルから20年以上続くロングラン商品となっています。
私も最初に買ったリールがレブロスで、かれこれ10年近く使いこんでいます。本日は長く使ってきたからこそわかる使用感や良い点・悪い点などをご紹介したいと思います。
また、この秋リニューアルして登場した「24レブロスLT」についてもご紹介したいと思います!
ダイワの「レブロス」とは?
「レブロス」はダイワの小型スピニングリール。同社のスピニングリールの中でエントリーモデルとしての位置づけとなっています。実売価格6000円台のコスパと、価格に見合わない使い心地の良さが魅力でビギナーを中心に人気のモデルです。
確かな基本性能を身近にするレブロス
ダイワ公式サイト
釣りをストレスなく愉しむにはリールの基本性能がとても重要。
投げる、巻く、やり取りするといった動作をスムーズにできる
確かな基本性能を気軽に味わえるのがレブロス。
このサイトでは、そんなレブロスの魅力を詳しくご紹介します!
「レブロス」のラインナップ
レブロスは次のようなランナップで展開されています。
型番 | 標準自重(g) | ギア比 | 標準巻糸量PE(号ーm) | 最大ドラグ力(kg) |
---|---|---|---|---|
LT1000S | 190 | 5.2 | 0.3-200 | 5 |
LT2000S | 195 | 5.2 | 0.4-200 | 5 |
LT2000S-XH | 195 | 6.2 | 0.4-200 | 5 |
LT2500D | 210 | 5.3 | 1.2-300 | 10 |
LT2500S-XH | 210 | 5.3 | 0.6-200 | 5 |
LT2500S-DH | 225 | 6.2 | 0.6-200 | 5 |
LT3000D-C | 220 | 5.3 | 1.5-300 | 10 |
LT3000-CXH | 220 | 6.2 | 1-200 | 10 |
LT4000-CXH | 250 | 6.2 | 1.5-200 | 12 |
LT5000-CXH | 260 | 6.2 | 2-300 | 12 |
LT6000D-H | 335 | 5.7 | 3-300 | 12 |
▼ライトショアジギングにおすすめなのは3000番~4000番のハイギアタイプ。
「レブロスLT」はこんなリール!
「レブロスLT」の特徴を簡単に解説します。
スペック・特徴
実売6000円台の圧倒的コスパ
まず特筆すべきはその安さでしょう。ダイワ・シマノのリールは多くが1万円台、高い物だと5万円超えも普通にあります。そんななかで6000円台は破格ですね。破格過ぎて不安になるくらいですね。でも安心してください、しっかりしてますから(笑)
エントリーモデルとは思えない軽い巻き心地
巻き心地は6000円台とは思えないくらい軽いです。
20、24レブロスはLT(ライト・タフ)仕様で軽量化
20以降のモデルはLT(ライト・タフ)仕様になっており軽量かつ丈夫になっています。15と20では2500番で20gの違いがあります。24は20よりさらに軽量化されているとのことなので期待できますね!
防水性能は期待できない
残念ながら弱点もあります。それは防水性能が低いこと。上位機種に標準装備の防水機構「マグシールド」がついていません。なので、水没させたり波飛沫をがんがんかけたりすると故障するかもしれません。ただ、私のは10年使ってもピンピンしてますけどね(笑)そこは使い方や運もあると思うのでなんとも言えないところです。
「レブロス2500」のインプレ
今回は、私が使っているモデル「15レブロス 2500」についてインプレしたいと思います。少し古いモデルですが、ご了承ください。現行モデルは私が使っているときよりさらにスペックアップしています。
基本性能
外観
外観はこんな感じ。黒を基調にゴールドをあしらったカラーリングですね。6000円台の割には安っぽさを感じないデザインで私は好きです。
巻き心地
軽いです。安いリールにありがちなゴリゴリ感は全く感じません。巻き始めは、そりゃ上位クラスと比べると若干重いですけどね。(そういう口コミもあるにはある)でも初心者の方が使って気になることは無いと思います。私も全く気になりませんでした。
軽さ
特に不満はありません。2500番だからかもしれませんけどね(笑)私が使ってるのは15レブロスですが、20以降は前述のLT仕様なので10%くらい軽量化されてますよ!
パワー(ドラグ力)
2500番でもライトショアジギングで普通に使えてるので問題ないと思います。
釣り上げた大きめの魚
- ワラサ65cm
- マゴチ50cm
- シーバス70cm
シーバス70cmはさすがに時間かかりましたけどね(笑)でもドラグ設定ミスらなければ十分戦えます。
これ以外にも何10匹も釣り上げてますがドラグがきしむとかは今の所ありません。
剛性
50cm程度のターゲットを相手にする分には弱いとは感じません。ワラサ釣った時も特に何も感じませんでした。(必死だったからかもしれませんが)でも70cmのシーバスの時はちょっと柔らかいな〜と感じましたね。巻いてる時に突っ込まれるとリールも持っていかれるというか。そんな感触でした。
対大物の安定感を求めるなら4000番以降か、上位機種がいいでしょう。
その他
あと、青物メインなら、番手は3000番以降、ハイギア仕様がおすすめです。10年使っておいてなんですが、2500のギア比4.2は巻きスピード遅過ぎます(笑)これでよくまあこんなに青物が釣れたもんだと思いますよ。
ゆっくりのリフトアンドフォールで攻めるなら逆に向いてる時もあるんですけどね。高速巻きでスイッチ入れるような釣り方でしか反応がない時はやっぱり不利ですよね・・・。
シーン別使用感
堤防からのライトショアジギング
私が一番よくやる釣りです。2500番/ローギアという最適とは言えないモデルを使ってますが、一応使えてるしちゃんと釣れてます。ただ、これからショアジギング用として買う人は3000番以上でハイギアのモデルがおすすめです。
また、マグシールド付いてないのであまりにも波飛沫がかかる場所での使用は避けた方がいいでしょう。
▼青物用メタルジグのおすすめランキングもチェック!
サーフからのシーバス・ライトショアジギング
サーフからのショアジギング(青物、フラットフィッシュ)やシーバスフィッシングにもよく使います。普通に使えますが、水没には要注意です。ウェーディングでの使用はしない方がいいでしょう。
私はうっかり水没が怖いので、ウェーディングで使ったことはありません。
その他
ショアジギングのことばかり書きましたが、実際はライトゲーム(アジング、SLJなど)で使う人が多いようです。ライトゲームだと強いドラグや防水性能はあまり必要ないですからね。これらはビギナーにも非常に人気のあるカテゴリーであることもユーザーを増やしている要因だと思います。
▼筆者使用モデル、2500番はこちら!
「レブロスLT」に合わせたいロッド
「レブロスLT」に合わせたいロッドを紹介します。
【ダイワ】シーバスハンターX
ダイワのシーバスロッドのエントリーモデルです。実売1万円台前半の価格ながら、上位モデルと遜色ないしなやかさと操作性を持っています。私はレブロス2500とLMクラスを合わせて使っています。Mクラスなら3000~4000番がちょうどよいでしょう。
【ダイワ】ショアジギングX
ダイワのエントリークラスのショアジギロッドです。初めてのショアジギングロッドに最適なモデルです。長さ・パワーは96Mがおすすめ。堤防やサーフで使用頻度の高い30~40gのメタルジグにベストマッチのロッドです。
レブロスをショアジギングX96Mに合わせるなら、3000~4000番のハイギアモデル(LT3000-CXHかLT4000-CXH)が使いやすいです。
まとめ
以上、ダイワ「レブロスLT」の紹介でした。
6000円でこのクオリティは初心者には十分過ぎるでしょう。中級者のサブリールとしても十分おすすめできるクオリティです。
リールは釣りの快適さに与える影響が大きなアイテムですから、初心者とはいえしっかりしたものが欲しいところです。
そういう意味では、レブロスはベストな選択になると思いますよ!
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