青物用ミノーおすすめ11選!ショアジギング向きのミノー・プラグを厳選!

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堤防やサーフなどから青物(サワラ・サゴシ・イナダ など)を狙うショアジギングは、近年とても人気のジャンルです。

ショアジギングと言うくらいなのでメタルジグを使うのが最もメジャーな釣り方ですが、ミノーなどのプラグ系もとても有効な方法です。しかし、ミノーと言われても今まで使ったことのない方はどれを使ったら良いか迷ってしまうのではないでしょうか?

そこで今回は、ショアから青物を狙うのにおすすめのミノー・プラグを厳選してご紹介しようと思います。

今回のルアーセレクトは、次のような状況を想定して行いました。

  • ライトなショアジギングタックル(ルアー重量60gまで)を使用
  • 堤防やサーフなど、ショアから狙う想定
  • 小型・中型青物(サゴシ・サワラ・イナダ・ワラサなど)が主なターゲット

ミノーで青物を狙いたい!」と思っている方の参考になれば嬉しいです!

目次

ショアジギングで使えるミノー(プラグ)とは?

まずは、ショアジギングで使うミノー・プラグの種類についてお話します。

青物狙いで使うミノー(プラグ)はたくさん種類がある!

一般的に、青物狙いで使用できるプラグは次のようなものがあります。

種類タイプ特徴
シンキングミノーシンキングオールレンジ探れるミノー。高速巻きで使うことが多い。
フローティングミノーフローティング表層特化型ミノー。シンキングミノーよりスローに誘える。
シンキングペンシルシンキングミノーに似ているが動きがおとなしい。
ダイビングペンシルフローティング磯などの大型魚狙いの必須アイテム。
ポッパーフローティング先端に窪みがあり、気泡を発生させてアピールする。

「ミノー」系と「ペンシル」系は一見同じに見えますが、一応区別されています。一般的に、「ミノー」はリップが付いているものが多く、「ペンシル」はリップが付いていないものが多いです。リップがある「ミノー」の方がアクションが大きくなる傾向があります。

ライトショアジギングがメインなら次の3種類が使いやすい

今回はライトショアジギングのポイント・タックルを想定しています。この条件で使いやすいのは「シンキングミノー」、「フローティングミノー」、「シンキングペンシル」の3種類になります。

「ダイビングペンシル」、「ポッパー」はどちらかというと磯などで大型の青物を狙うことを想定したものが多いです。サイズも大きく、ライトショアジギングタックルでは扱いにくいものが多いので今回は除外しました。(もちろんライトショアジギングタックルにマッチするものもたくさんあります。そのあたりは別記事で書きたいと思います)

シンキングミノー

内部におもりが入っていて、放置すると沈んでいくタイプのミノー。重量があるので飛距離が稼ぎやすいのが長所。速く巻かないとルアーが動かないので、基本は高速巻きで使うルアー。飛距離&アピール力があるので、この3種類の中で最も使う頻度が高いです。特にサゴシ・サワラ狙いにおいては一番活躍するルアーになります。

フローティングミノー

放置すると水面に浮くタイプのミノー。形状はシンキングミノーと変わりません。おもりがないので、アクションに対する反応が良いのが長所。スローに巻いてもしっかり泳いでくれます。ただ、重量がないので遠投性能はシンキングミノーに劣ります。魚が岸に近いところにいるんだけど、シンキングミノーには反応がないときに使いたいルアーです。また、表層でナブラが立っているときにも活躍します。

シンキングペンシル

ミノーに似ていますがリップがついていないのが特徴(例外もあります)。リップがない分、抵抗(空気・水流ともに)が小さいのが特徴。ミノーに比べて飛距離が出やすく、水中での動きはおとなしくなります。メタルジグとミノーの良いとこ取りのようなルアーです。ミノーよりさらに遠くのポイントを狙いたいときや、ミノーよりナチュラルに誘いたいときに活躍するルアーです。

ミノーで青物を狙うメリット

ミノーには、メタルジグよりも優れている部分がたくさんあります。

ジグよりアピール力が強い

まずミノーが優れている点は「波動」と「シルエットの大きさ」です。

ミノーはリップが水を受けて左右にウォブリングする際に強い波動を出します。この波動が青物に強烈にアピールしてくれるのです。

魚は、側線と呼ばれる器官で波動を感知しベイトフィッシュの存在を認識しています。

また、メタルジグよりもシルエットが大きいので、魚に見つけてもらえる可能性が高くなります。

一定レンジをキープしやすい

ミノー毎に「潜航深度」というものが決まっています。どう巻いても潜航深度以上は潜らない設計になっているので初心者でもレンジがキープしやすいです。青物は表層直下1m以内にいることが最も多いとされていて、そのあたりをターゲットゾーンに設定しているミノーが多いです。

基本的にただ巻きでOK!

ミノーの操作は基本的にただ巻きでOKです。巻くことでリップが水を受けて、自ら泳いでくれるように設計されています。メタルジグのようにしゃくったりしなくてもアピールしてくれるのが良いところです。また、ただ巻きなので疲れにくいというのも大きなメリットです。

ナブラ撃ちに強い

ゆっくりと表層付近を誘えるミノーはナブラ撃ちに強いです。フローティング・シンキングどちらも効果的ですが、よりナブラ撃ちに特化するならば、フローティングミノーがおすすめ。特にクリアカラーのフローティングミノーは、シラスベイトに強いことで有名です。

ミノーで青物を狙うデメリット

一方で、メタルジグに比べて劣る部分もあります。

飛距離はメタルジグに劣る

飛距離はメタルジグには敵いません。シンキングタイプを使っても同重量のメタルジグと比べて10%くらいは落ちる印象です。

縦の釣り(ジャーク)は苦手

ミノーが得意なのは、巻きなどの「横方向」の釣り。ワンピッチジャークなどの「縦方向」の釣りはメタルジグの方が効率がいいです。

値段が高い

プラグなのでどうしても価格は高くなりますね。ミノーで1200円〜2500円くらいが相場です。トップウォーターなどは高いものだと3000円を超えるものもあります。

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ショア青物におすすめのミノー11選!

それではショアから青物を狙うのに適したミノーを11個ご紹介しますね!

繰り返しになりますが、今回のルアーセレクトは下記を前提としています。

  • ライトなショアジギングタックル(ルアー重量60gまで)を使用
  • 堤防やサーフなど、ショアから狙う想定
  • 小型・中型青物(サゴシ・サワラ・イナダ・ワラサなど)が主なターゲット

私がサゴシ、サワラをよく釣りに行くのもあって、若干そっちよりのセレクトになっています。ご了承ください。

シンキングミノー

【ジャクソン】ピンテールサゴシチューン90

画像出典:ジャクソン公式サイト

ジャクソンのサゴシ用シンキングミノー「ピンテールサゴシチューン」。珍しい「3面平面ボディ」という構造が大きな特徴。平面を組み合わせたカクカクしたシルエットです。光が当たると、まるで鏡のような強烈な反射をします。また、カクカクした構造は水流の抵抗を受けやすく、巻いているだけで勝手にバランスを崩す「千鳥アクション」を発生。不意に発生するイレギュラーアクションでターゲットが思わず食いついてしまいます。

タダ巻きでももちろん釣れますが、チョンチョンとトゥイッチを入れてやることでさらにバイトチャンスを増やせます。

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【ダイワ】ショアラインシャイナー セットアッパー125S

画像出典:ダイワ公式サイト

ダイワが販売するシンキングミノー。ロングビル(長いリップ)タイプで2メートル以上潜行します。数年前に関西の青物アングラーの間で爆発的な人気となり、今では全国的に青物狙いのマストアイテム的な存在になっています。

ロングビルなので水流の影響を受けやすく、自動で「チドリ」アクションを発生してバイトを多発してくれます。タダ巻きでも勝手にアピールしてくれるところが人気の要因になってるようです。

また、スローシンキング仕様なので、スローに引いてもフラッシングと波動でしっかりとアピールできるのも強みです。

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【ダイワ】サゴシーZ

画像出典:ダイワ公式サイト

ダイワが販売する定番のサゴシ専用ミノー。超ド派手なウォブリングアクションが特徴。笑ってしまうくらい大きくお尻を振ったアクションが遠くにいるターゲットにも強烈にアピールします。また、レンジキープ性能が高く、サゴシが最もよくいる表層直下を効率よく探れるルアーです。

写真の「ケイムラレッドベリー」は朝一の実績が高いカラーです。

1000円前後とコスパ抜群なので、ミノー初心者にもおすすめです。

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【ジャクソン】Gコントロール28g

画像出典:ジャクソン公式サイト

「シンキングミノーは速巻きで使う」という概念を覆した革新的なミノー。ポイントはボディ下部に設けられたセカンドリップ。シンキングなのでルアーは沈もうとしますが、リトリーブ時の抵抗をセカンドリップが受けて浮き上がろうとするるので、ゆっくり巻いてもしっかりと泳いでくれます。

ヘビーシンキングでありながらスローリトリーブにも対応できるという使い勝手抜群の青物用ミノー。高速巻きで反応が出ないときにとても有効です。

貫通ワイヤー構造は耐久性が高く、大型青物のフッキング時にも安心感があります。。

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【ジャッカル】湾岸ミノー128S

画像出典:Amazon

ジャッカルがリリースしているロングビルミノー。形としては前述のダイワ「セットアッパー」と似ています。セットアッパーよりも細身のシルエットで、動きがナチュラルです。飛距離はセットアッパーの方が出る印象。

湾岸ミノー」は魚が擦れ気味のときや、ベイトサイズが小さい時セットアッパー」は飛距離を出したい時やアピール重視の時、と使い分けるのがおすすめです。


【タックルハウス】コンタクトフリッツ28

タックルハウスのヘビーシンキングミノー「コンタクトフリッツ」。青物やシーバス狙いのミノーとして人気の高いルアーです。コンパクトシルエットと圧倒的な飛距離が武器です。今回おすすめする「28」は、活性が低い魚もついつい食いついてしまう一口サイズのボディ。食い渋りやベイトが小さい状況に効果的です。シルエットは小さいままで飛距離が欲しい状況で活躍する唯一無二のルアーと言ってもいいでしょう。

また、ミノーとしては珍しく背中にスタビライザーフィンが付いています。これにより、高速巻きで使ってもアクションが破綻したり水面を割ったりすることがありません。

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シンキングペンシル

【DUEL】ハードコアモンスターショット90

画像出典:Amazon

DUELのシンキングペンシル「モンスターショット」。青物やシーバス、フラットフィッシュなど様々なターゲットが狙える人気のルアーです。

メタルジグ並みの飛距離ミノー並みのアピール力を併せ持っており、「シンキングペンシルの傑作」とも評価される逸品です。最大飛距離は驚きの100m超え!プラグは飛ばないと言いましたが、このルアーだけは違います。めちゃ飛びます。

比重が大きくロッドアクションに対する反応もいいので、メタルジグのようにジャークして使ったりもできます。

万能に使えるのは90mm、シルエットを小さくしたりシャローエリアで使うなら85mmがおすすめです。

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【ジャンプライズ】 ぶっ飛び君95S

画像出典:ジャンプライズ公式サイト

ジャンプライズがリリースするヘビーシンキングペンシル「ぶっ飛び君95S」。元祖・遠投系ヘビーシンキングペンシルとして人気の商品です。

モンスターショット同様にオールマイティーに使える万能戦士的な存在です。ただ巻き・トゥイッチ・スキッピングなど、いろいろな使い方にしっかり対応してくれます。

95mmで30gのウェイトがあり、サイズ感があります。モンスターショットよりシルエットを大きくして勝負したい時におすすめのルアーです。


フローティングミノー

【シマノ】サイレントアサシン120F フラッシュブースト

画像出典:シマノ公式サイト

シーバスルアーの王道「サイレントアサシン」。フラッシュブーストはルアー内部にアルミ製反射板が吊り下げられた、アピール力特化のモデルです。アルミ板はルアーを止めていてもユラユラ動くので、フォール中もしっかりと魚を寄せることができます。

シマノ独自の重心移動システム「ジェットブースト」採用なので、フローティングミノーとは思えないほどの飛距離を実現しています。


【ダイワ】ショアラインシャイナーZ セットアッパースリム95F

画像出典:ダイワ公式サイト

大人気「セットアッパー」のフローティングモデルです。広角リップ塔載で魚を寄せるハイピッチウォブンロールアクションを発生。シンキングタイプと同様に、ただ巻きだけで自動的に「チドリアクション」を発生し、食わせの間を演出します。スリムシルエットなので、細身のベイトに偏食している状況に効果的です。ダイワ独自の重心移動システム搭載により、フローティングミノーの課題である飛距離を克服しました。


【DUEL】クリスタル3Dミノー F130

画像出典:DUEL公式サイト

大きなリップが特徴的なフローティングミノー。リップがしっかり水を受けて、スローリトリーブでもしっかりとルアーが動いてアピール。そしてなんといってもクリアカラーのボディが一番のポイントです。クリアカラーを表層でゆっくり動かすことで、ナブラ発生時には絶大な効果を発揮します。

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青物に効果的なミノーのアクション

青物用ミノーの代表的な使い方をご紹介します。

ミノーは基本的には巻きで使うものですが、ものによってはジャークやリフト&フォールなど、メタルジグのように使えるものもあります。

基本の巻きとこれらのアクションを組み合わせることで、様々なシチュエーションに対応することができますのでぜひ色々と試してみてください。

表層の高速リトリーブ

朝一のサゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。反応が悪い時は、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。表層巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。

着底→高速リトリーブ

シンキング系におすすめの使い方。表層付近に反応が無い時は着底→中層付近を繰り返し探りましょう。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、ストップ&ゴーチョンチョンと軽くジャークを入れるのも非常に有効です。ストップ、ジャーク後のフォールをかけてるタイミングで食ってくることが多いです。

サーフでボトム付近1mくらいを意識すればヒラメ・マゴチも狙えます。(この場合、巻き速度はゆっくり)

ワンピッチジャーク

フォールやジャークも非常に有効。巻きで反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。ゆっくりしたジャークには、タチウオやサバなど違った魚が食ってくることもあります。ルアーのフォールスピードによって最適なジャークリズムを見つけましょう。

リフト&フォール

特に比重の大きなシンキングペンシルにおすすめ。巻きにもワンピッチジャークにも喰わない時に。

ナブラ撃ち

ナブラ撃ちは、特にフローティングミノーが得意です。フローティングミノーはゆっくりしたリトリーブでもしっかり動いてくれます。その特性を活かしてナブラ周辺をネチネチと誘いましょう。シンキングタイプはリフト&フォールがおすすめ。

マイクロベイトパターンにおいてはシルエットをごまかせるクリアカラーが効果テキメンですよ!

まとめ

以上、ショア青物におすすめのミノーの紹介でした。気になるアイテムは見つかりましたか?

今回のルアーはミノー初心者の方にも使いやすいものを厳選しました。その中でもシンキングミノーは特に初心者の方におすすめです。

【シンキングミノーをおすすめする理由】

  • 飛距離が出しやすい
  • 表層からボトムまでオールレンジ探れる
  • ブルブルとした波動が伝わってくるので、ルアーが動いている感覚が掴みやすい

どれを買うか迷っている方は、まずはシンキングミノーから使ってみてください。

釣りの引き出しが増えて、きっと皆さんの釣果に貢献してくれるはずですよ!

▼青物狙いなら、ブレードジグもおすすめですよ!

▼基本のメタルジグはこちらをどうぞ!

サゴシ特集はこちら!

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