「メタルマル」はブリーデンから販売しているブレードジグです。コンセプトとして「魚種限定解除」を謳っている通り、色々な魚を連れてきてくれると評判のジグです。
今回はメタルマルの特徴や、インプレを書いていこうと思います。
メタルマルについて
メタルマルは、ブリーデンという兵庫県の釣具メーカーが販売するメタルジグ。エギのような独特の形状が特徴です。サイズは13g・19g・28g・40g・60gの5種類を展開しています。カラーは13・19gが15種類、28・40・60gが10種類で展開。
「魚種限定解除」を謳っており、実際に多種多様なターゲットが釣れているようです。
〈ブリーデン公式サイト 「メタルマル」紹介ページ〉
ブリーデン公式サイト
BREADENが提案するメタルマルは“魚種限定解除”
過去実績を紹介すると↓こうなる。
マルアジ、マアジ、シーバス、チヌ、キビレ、ヒラメ(ソゲクラス)マゴチ、サバ、ハマチ、メバルと、このあたりはある意味当然。フィッシュイーターを狂わせる。
驚くのはこのあと。
マハゼ、アイナメと来て、クサフグ、ササノハベラ、アイゴ、ウミタナゴと非フィッシュイーターまでもが釣れてしまった。スピンテールジグにあるまじき釣果だ。
私はまだサゴシ・イナダ・マゴチしか釣れていませんが、ネットの釣果情報を見るとヒラメやシーバス、マダイも釣れているようです!これから使い続ければ、色々な魚を連れてきてくれる・・・と信じています!
次の項で、これまでメタルマルを使ってきて感じたことを書いていきたいと思います。
メタルマルの特徴
今まで使ってきて感じたメタルマルの特徴を書いていきます。
私がいつも使うのは28gで、堤防やサーフから青物やフラットフィッシュを狙います。
以下は28gに関するインプレになります。
遠投性能
ブレードジグの中では飛ぶ方だと思います。28gをシーバスロッド(ラテオ96M)で投げて70~80mくらいです。センターバランスなので投げやすいですね。細見なので向かい風の影響を受け辛いのも良いところです。
巻き
タダ巻きで釣れるというからどんな派手は泳ぎをするかと思いましたが、意外とおとなしいアクションです。大きくウォブリングするわけではありません。ボディの動きがおとなしい分、ブレードの回転とキラメキが際立ちます。スイム姿勢を見ると横倒しで泳いでるようにみえますが、こういう設計だそうです。
細見なので引き抵抗が小さく巻きやすいです。
フォール
ブレードの抵抗があるので、普通のジグよりはゆっくりです。同じブレードのジャックアイマキマキ30gよりは早いです。
私が良く使うジグ3種類を同じ場所で沈めるとこんな感じです(水深5mくらい)
- ジグパラショート 30g 6秒
- メタルマル 28g 8秒
- ジャックアイマキマキ30g 10秒
細見ボディなので、しゃくった時の抵抗は小さいです。テンポの速いジャークでもしっかりアクションできます。スローに誘いたいときは「ジャックアイマキマキ」、テンポよく攻めたい時は「メタルマル」という感じで使い分けることもできます。
珍しいゴールドブレードが目立つ!
メタルマルのブレードはゴールド。シルバーが多い中で珍しいですよね。濁りが強い状況や、シラスの群れに魚が付いている状況など、ゴールドは目立っていいですね。実際シルバーのブレードで反応が悪くてメタルマルに変えた途端ヒットしたこともありました。もしかしたら、ゴールドのブレードがバイトを誘発することもあるのかもしれませんね。
メタルマルで釣れる魚
実際に釣れた魚は、
- サゴシ
- イナダ
- マゴチ
私はまだ3魚種しか釣れていませんが、ネットの釣果情報を見るとアジやサバなどのライトターゲットや、ヒラメ、マダイなどの大物など色々な魚が釣れているみたいですね!
おすすめのサイズとカラー
サイズ
サイズは下記を考慮して決めましょう。
・ターゲットの魚は何か?
・釣り場の水深や潮の流れはどれくらいか?
・ロッドのルアーウェイトは?
私は基本的に
・小型、中型青物狙い
・釣り場は水深5~10mの突堤やサーフ、潮は普通
・ロッドのウェイトはMAX50g
という条件での釣りになるので、28gを主に使っています。
浅いサーフの時は19gを持って行きます。
カラー
28gのラインナップ10色の中で、私のお気に入りを3色ご紹介します。
①ブルーピンク
ナチュラルカラーのブルーにお腹だけアピールカラーのピンク。日が昇ってきてピンク一色には反応しなくなってきたくらいの時間帯での実績が高いです。
②ピンクシルバー
朝まずめの時間帯に効果的なピンク。薄めのピンクでアピールは控えめ。シルバーベースなので、晴れている日も使えるカラーです。
③プラチナキャンディ
サワラが好むチャートカラー。サワラ狙いの時や、濁っている時、曇りでローライトな時などにおすすめのカラーです。
メタルマルの効果的な使い方
巻き
サゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。タダ巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。
ワンピッチジャーク
フォールやジャークも非常に有効。フォール速度は普通のメタルジグとあまり変わらないですね。水切れが良い細身ボディでジャークに対する反応はとてもいいです。普通のメタルジグのような感覚で使えます。巻きでは反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。また、ヒラメ・マゴチなどボトム付近にいる魚を狙う場合は、しっかり着底させることを意識しましょう。
ボトム責め
上記と重なってしまうが、よりボトム付近にいる魚に特化した釣り方。着底→3回くらい軽くしゃくる→着底→3回くらいしゃくる、を繰り返します。主にアコウ、カサゴなどの根魚、マゴチ、ヒラメなどのフラットフィッシュが狙えます。
なぶら撃ち(リフト&フォール)
ブレードジグの得意技、「ナブラ撃ち」。なぶらの少し先にキャストし、リフト&フォールでなぶらを通過させます。ブレードがあるので、マイクロベイトパターンのなぶらにも非常に有効です。
まとめ
以上、メタルマルの紹介でした。
ブリーデンは他のメーカーが出していないような斬新なデザインの釣具が多いイメージです。このメタルマルもその一つ。エギのような独特のフォルムや珍しいゴールドのブレード、シングルフック仕様など、ほかとは一味違ったデザインになっています。
「魚種限定解除」でいろいろな魚が釣れるのは他と「差別化」がされているからかもしれませんね。
興味があれば、一度使ってみる価値は十分にあるルアーだと思いますよ!
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