「スラッガージグ」ってなに?→激安なのに良く釣れるおすすめのメタルジグです。

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本日ご紹介するのは、浜田商会が販売する「スラッガージグ」。3本か5本入りでセット販売されているメタルジグです。釣具屋で置いているところもあり、1本あたりの単価は200円前後の激安ジグです。

私が初めて買ったのが10年前ですから、結構なロングセラー商品ですね。

個人的な感想は、とてもおすすめ。

ただ、使ったことの無い方からすれば、廉価ルアーは怪しげに見えてちょっとためらってしまうのではないでしょうか?

そこで今回は、「スラッガージグ」の特徴やメリット・デメリットについて深堀しようと思います。

目次

スラッガージグについて

朝まずめはピンクが効く

「スラッガージグ」は浜田商会が販売するメタルジグ。

浜田商会は、釣具ブランド「プロマリン」で有名な、釣具の総合卸売の会社ですね。

スラッガージグのラインナップとしては、「5本セット」と「3本セット」があります。

  • 5本セット・・・28gが3本(ブルピン、ピンク、ゴールド)と14g(グリーン、グロー)が2本。
  • 3本セット・・・28gが3本(ブルピン、ピンク、ゴールド)。

ショアジギングで使うんだったら、個人的には3本セットで十分だと思っています。(14gはあまり出番がない)

スラッガージグの特徴

スラッガージグは以下のような特徴があるジグです。

薄くてひし形のボディ

ボディはひし形のような形をしています。そして、かなり薄い。この薄型のボディが潮受けの良さを生み、独特のフォールや食わせの間を演出します。

上:ムーチョルチア25g
中央:スラッガージグ28g
下:ジグパラショート30g
スラッガージグ(真ん中)はかなり薄い

けっこう飛ぶ(無風・追い風なら)

リア寄りのバランスになっており、飛距離はけっこう出ます。

ただ、平たい形状なので、風の影響をもろに受けてしまいます。横風や向かい風には弱いです。

重心がリアに寄っている

塗装が意外と強い

廉価ルアーにありがちな塗装が弱い問題。このルアーは以外ともつんですよね。写真のピンク・ゴールドは2年くらい使っているものですがまだしっかり残っています。(1.5軍くらいの位置づけなので使用頻度は低め)

1000円くらいのジグでも弱いものは1日で半分くらい剥げていたりします。それに比べると悪くないのかなという印象です。

1本200円という反則級の安さ

一番の売りは安さですよね。3本で600円くらいなので1本200円ちょっとです。この安さならロストしてもあまり痛くないですね(笑)

根がかりが多い場所や、ボトム近辺をネチネチ探る時はよく使いますよ。あと、確実にサゴシ・サワラが回っている時ですね。サゴシカッターの餌食になる可能性高いですからね(笑)それにこのジグはサゴシ・イナダの反応がとても良いっていうのもあります。

基本性能

基本の「遠投性能」、「巻き」、「フォール」に関してです。

遠投性能

遠投性能は普通です。ラテオMで28gを投げて70m~80mくらいです。

巻き

お尻をパタパタ振ったウォブリングアクション。動きは控えめですが、ただ巻きでもしっかり泳ぎます。

基本的には速巻きで使うルアーですが、中速・低速で使うことも可能です。その日の魚の活性に合わせて巻きスピードを変えてもOK。

フォール

基本は斜め後ろ方向への水平スライドフォールです。ただ、潮受けが良い形状なので、ランダムにヒラを打ちながら沈んでいきます。たまに大きくバックスライドしたりくるくる回ったりかなりトリッキーな動きもするので、リアクションバイトを誘えそうなフォールです。サゴシの反応が良いのはこのあたりが効いていると思っています。

フォール速度は少し遅め。私が良く行く場所(水深5mくらい)では6~7秒くらいで沈みます。

スラッガージグのここが残念

激安ルアーなので多少劣っている部分もあります。

横風・向かい風に弱い

繰り返しになりますが、風の影響を受けやすい形状なので、横風・向かい風には弱いです。

フロントフックが無い

フロントフックは標準装備されていません。青物は頭から食ってくることが多いので、アシストフックをつけましょう。私は、ティンセル付きのシングルフックをつけていますよ!

リアフックが錆びやすい

リアフックは1年も使っていると錆びて刺さらなくなります。200円なのでしょうがないです。錆びたら交換しましょう。

どんな魚が釣れる?

濁りの強い状況で釣れたワラサ。
200円でワラサが釣れるって最高ですね!

スラッガージグで釣れる狙える魚をご紹介しますね。状況を選ばず使えるスタンダードタイプなので、釣れる魚は多いです。

  • 青物(サワラ、イナダ、サバ など)
  • ヒラメ
  • マゴチ
  • 根魚(カサゴ、キジハタ など)
  • タチウオ  など

私は基本的には青物狙いで使うことが多いです。あとは、ボトム付近の根魚、フラットフィッシュ狙いですね。フォールがゆっくり目でリアクションバイトを誘いやすいので、色々な魚から反応が得られます

各カラーの使い分けについて

3本セットの3色の使い分けをご紹介します。

ピンクシルバー

朝まずめはこのカラー。夜光ではないので、ちょっと日が昇り始めたくらいに反応が良いカラーです。

ブルピン

明るさが増してくる時間帯におすすめのカラー。春・秋の青物狙いだったら9時くらいから実績が高いです。

ゴールド

濁っていたらゴールド一択です。上の写真のワラサも濁りが強い状況で釣りました。

あとはフラットフィッシュ狙いのボトム攻めでも有効なカラーです。

スラッガージグの効果的な使い方

巻き

サゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。タダ巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。

ワンピッチジャーク

フォールやジャークも非常に有効。水切れが良い薄型ボディでジャークに対する反応はとてもいいです。巻きでは反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。また、ヒラメ・マゴチなどボトム付近にいる魚を狙う場合は、しっかり着底させることを意識しましょう。

ボトム責め

上記と重なってしまうが、よりボトム付近にいる魚に特化した釣り方。着底→3回くらい軽くしゃくる→着底→3回くらいしゃくる、を繰り返します。主にアコウ、カサゴなどの根魚、マゴチ、ヒラメなどのフラットフィッシュが狙えます。

まとめ

以上、浜田商会「スラッガージグ」のインプレでした。

1本200円くらいの低価格ながら、わりと使い勝手の良いメタルジグ。私は掘り出し物だと思って使い続けています。

あまりお金をかけたくない、根がかりのロストが怖い、そんな方にはおすすめのルアーですよ!

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