今回は、青物狙いにおすすめなメタルジグをランキング形式でご紹介します。
ショアジギングは手軽に青物などの大物が釣れる人気のカテゴリです。しかし、メタルジグの種類はとても多くて迷ってしまいますよね。
そこで今回は、青物狙いのショアジギングで実績の高いジグを30個厳選しました。
選定は以下の3点を考慮しました。
- SNSやインターネット上の釣果実績(853件)
- 25人のアングラーに聞いたアンケート調査結果
- 私自身のおすすめ
実際の釣果写真853枚の分析を選定のベースにしているので、再現性はそれなりにあるランキングになっているかと思います。
この記事が皆さんのメタルジグ選びの参考になると嬉しいです!
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ショアジギングについて

まず始めに、ショアジギングの種類について簡単に触れておきますね。一口にショアジギングと言っても、使うタックルや狙うターゲットによって、いくつかに分類されます。
ジグの重さによって3種類に分かれる
ショアジギングは、使うメタルジグの重さによって3種類に分類されることが多いです。(明確な線引きがあるわけではありません)それぞれについて簡単に説明します。
カテゴリ | ジグ重量 | 対象魚 | 主なフィールド |
---|---|---|---|
スーパーライトショアジギング | 20g以下 | 小型青物(ワカシ、イナダ、ショゴ)、アジ、サバ、メバルなど | 比較的流れが緩やかな漁港、堤防など |
ライトショアジギング | 20~60g程度 | 中型青物(イナダ、ワラサ)サワラ、サゴシ、サバ、アジなど | 堤防、サーフ、河口など |
ショアジギング | 60g以上 | ブリ、ヒラマサ、シイラ、カツオなど | 大型港湾、磯など |
スーパーライトショアジギング
1g〜20g程度のメタルジグを使った最もライトなショアジギングです。
主なターゲット
・アジ
・サバ
・メバル
・カサゴ など
ライトショアジギング
30g〜40gをメインに、MAX60gまでのジグを使ったショアジギングです。3つの中でもっともビギナー向きで人気があるカテゴリと言えるでしょう。釣れる魚種が多いのも人気の理由です。
主なターゲット
・小型青物(イナダ・サゴシ)
・中型青物(ワラサ・サワラ)
・アジ
・サバ
・根魚(カサゴ、ソイ)
・ヒラメ
・マゴチ
・タチウオ
など
ショアジギング
磯場などで、MAX100g程度までのジグを使って行う本格的なショアジギングです。大物が釣れるのが最大の魅力で、10kg超の青物やシイラ、時にはマグロまで狙えます。
主なターゲット
・大型青物(ブリ・カツオ・ヒラマサ・マグロ など)
・中型青物(ワラサ・サワラ)
・シイラ
など
「ライトショアジギング」が一番手軽で人気
この3つの中では、2つ目の「ライトショアジギング」が手軽で一番人気のあるカテゴリーと言えます。一般的にショアジギングと言われる場合もこのライトショアジギングを指していることが多いです。
今回のランキングも、ライトショアジギングを前提としてお話しますね。
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メタルジグとは?

メタルジグは、鉄や鉛などの金属でできたルアーです。金属製なので、樹脂製のプラグ(ミノー、ホッパー等)やワームなどに比べて重量があります。そのため、飛距離が出しやすいです。また、速く沈むので着底がわかりやすいという利点があります。沖のポイントを探りたい時や、ボトムから表層まで広いレンジを探りたい時に有効なルアーです。ただ、沈むのが速いので、ゆっくりとしたアクションには不向きです。
メタルジグの強み | メタルジグの弱み |
---|---|
飛距離が出しやすい 沈下速度が速く、広いレンジを探れる 速いテンポのジャークで誘うことができる 価格が安い | ゆっくりしたアクションは苦手 シルエットがコンパクトなのでプラグよりアピールは弱い |
このような特性から、メタルジグの使いどころはつぎのような場面になります。
〈メタルジグはこんな時に使う!〉
- 岸から遠くに魚がいるとき
- 魚がいるレンジがわからないとき
- 魚が中層~ボトムにいるとき
- 水深が深いポイント
- テンポの良いジャークで誘いたいとき
メタルジグを選ぶポイント

メタルジグを選ぶポイントはいくつかあります。
- 形状
- 重さ
- 素材
- カラー
- フックセッティング
一つずつ見ていきましょう。
形状
ジグの形状は大きく分けて「スタンダード」、「スリム」、「リーフ」の3種類です。これは普通のメタルジグもブレードジグも同じです。



この「形状」と「バランス(フロント・センター・リア)」によって、メタルジグの性能(フォール速度、アクション、遠投性能)が決まります。
ポイントの水深や、魚の反応を見て変えていきましょう。
▼メタルジグの形状に関しては、次の記事で詳しく解説しています。

重さ
メタルジグは10g以下のものから重いものだと60gを超えるものまであります。その中で青物狙いのショアジギングで使うものは、だいたい20g〜40gくらいのものになります。ポイントの深さや、その日の状況によって臨機応変に変えていく必要がありますが、底が取れる範囲でできるだけ軽いものを使う、というのがセオリーになります。
▼メタルジグの重さに関しては、次の記事で詳しく解説しています。

素材(比重)
メタルジグの素材は主には次の3つが使われます。これらの大きな違いは比重ですね。比重が違うことで飛距離とフォール速度が変わってきます。
鉛
最も一般的な素材です。また価格が安いのもメリットです。
亜鉛
この3つの中で最も比重が小さい素材です。浅場をスローに攻める必要があるサーフ用メタルジグなどに使われます。
タングステン(TG)
3つの中で最も比重が大きい素材です。鉛のメタルジグよりもシルエットを小さくできることがメリット。飛距離を稼ぎたい時や、マイクロベイトパターンの時に効果的です。デメリットは価格が高いこと。
カラー
カラーの選び方はざっくりまとめると以下のようになります。
〈時間帯〉
まずめ時・・・蛍光系(グロー、ケイムラ)、ピンク系
日中・・・シルバー系、ブルー系
〈天気〉
晴れ・・・シルバー系、ブルー系
曇り、雨・・・蛍光系(グロー、ケイムラ)、ピンク系
〈海の状況〉
潮が澄んでいるとき・・・シルバー系、ブルー系
濁りがあるとき・・・ゴールド系、蛍光(グロー、ケイムラ)、ピンク系
迷ったらグロー系、ピンク系、ブルー系の3種類を揃えるようにしましょう。
▼メタルジグのカラーに関しては、次の記事で詳しく解説しています。

フックセッティング

フックの種類はシングル、ダブル、トレブルなどがある
メタルジグのフックセッティングは大きくは次の2パターンに分類されます。
- フロントフックのみ
- フロントフック+リアフック
①②は次のような使い分けをします。
①フロントフックのみ
- フロントから食ってくる魚(イナダ、ブリ、ヒラマサ、カンパチなど)がメインターゲットのとき。
- 根掛かりのリスクを回避したいとき。
- ジグの動きを良くしたいとき
②フロントフック+リアフック
- フォールでの当たりが多いとき。
- リアから食ってくる魚(根魚、ヒラメ・マゴチ、サゴシなど)がメインターゲットのとき。
私はだいたい②フロントフック+リアフックのパターンが多いです。
理由は以下の通り。
- 少しでもヒット率を上げたい
- リア食いする魚(サゴシ、イナダ、サバなど)がメインターゲット
- 他にもヒラメ、マゴチ、根魚などリアフックに食ってくるターゲットが多い。
私の場合は30g前後のジグを使うライトショアジギングなので、ターゲットも小型・中型青物を中心に多種多様です。そしてこれらの魚は大型魚に比べて捕食がヘタクソです。このようなターゲットを確実にフッキングさせたいので②のセッティングを選んでいます。
ただ、極端に根掛かりが多い場所で釣る場合はリアフックははずした方が効率が良いでしょう。
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「巻き」と「フォール」、どっちで食わせる?
メタルジグのアクションは大きくは「巻き」と「フォール」に分けられます。
「巻き」とは、リールを巻くことでジグを泳がせるアクションです。一定の速度の「ただ巻き」や「速巻き」、巻いてる途中で止める「ストップ&ゴー」などがあります。
「フォール」とは、糸を巻かずにジグを海中に沈ませていくアクションです。ベールを起こして糸をフリーの状態で沈ませる「フリーフォール」と、糸を張った状態で沈ませる「テンションフォール」があります。
基本的にどのジグも、「巻き」でも「フォール」でも使えます。
ですが、ジグによってアクションも違うし、得意・不得意もあります。
使うジグの「巻き」と「フォール」それぞれのアクションを理解して使うことが、釣果を伸ばすために大事になってきます。
ただ、始めたばかりの頃は細かいアクションはわからないと思うので、まずは「ただ巻き」でよく泳ぐジグを選ぶのがいいと思います。
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青物の生態について

今回のテーマは、「青物用メタルジグ」ですので、青物の生態・特徴についてもお話しておきましょう。
青物とは?
青物とはブリ、サバ、カツオなどの青みがかった魚体の回遊魚の総称です。特に明確な定義はありません。青物の中でもブリ・ヒラマサ・カンパチは「青物御三家」と呼ばれ、釣り味や食味が良い魚として人気です。
ライトショアジギングのターゲットになる青物は以下のようなものがいます。
- イナダ(ワラサ、ブリ)
- サゴシ(サワラ)
- サバ
- アジ
- カツオ
- ネリゴ(カンパチ)
- ヒラマサ
知っておきたい青物の習性
これらの青物は次のような特徴があります。
- どの魚も泳ぐのが速い
- 一カ所に留まらずに広範囲を回遊する
- 基本的にキラキラしたものが好き
- 速く動くものに対する反応が良い
- 縦の動き(しゃくり)についてくるのが苦手な魚も
- 「頭食い」する魚と「尻食い」する魚がいる
どの魚も泳ぐのが速く、広範囲を回遊する
青物はみんな泳ぎが得意で、非常に高速で泳ぐことができます。カツオなどは時速60kmを超えるスピードで泳ぐと言われています。青物は高い遊泳力を活かして、潮流に乗りながら広範囲を回遊する生活スタイルです。なので、ショアジギングで狙うなら、青物が通りそうなポイント(主に潮通しが良いところ)に構えて、青物が回遊してくるまでひたすら投げ続けることが大事です。
基本的にキラキラしたものが好き
青物はキラキラと輝くものに対する反応がとても良いです。青物のベイトになる小魚(イワシなど)は銀色っぽいキラキラしたものが多いです。なので、キラキラ=餌と認識してルアーなどに追ってくるわけですね。
速く動くものに対する反応が良い
目の前を速いスピードで通っていくものにも反応して追いかけてきます。きっと逃げるベイトフィッシュのように見えているのでしょうね。
縦の動き(しゃくり)についてくるのが苦手な魚も
速く泳ぐことが得意な青物ですが、上下の動きは苦手な魚もいます。
サゴシ(サワラ)は、上下の移動がへたくそな魚として有名です。これは、サゴシが浮袋を持たないことが要因です。魚は浮袋の内圧を調整することで上下へのスムーズな移動を生み出しています。サゴシは浮袋がないので急な上下移動ができないのです。なので、激しいジャークや大きなリフト&フォールに対しては、食ってくるんですがミスバイトが多くなっていまいます。その結果フッキングしなかったりラインが切られたりするので注意が必要です。
サバもあまり激しいジャークには追いきれないことがあります。サバも激しいジャークよりはゆったりとしたジャークの方がヒット率が高い魚です。
「頭食い」する魚と「尻食い」する魚がいる
エサの食べ方として、ベイトフィッシュの頭から食いつくか?お尻から食いつくか?という点で分かれます。この違いからそれぞれのターゲットに有効なフックセッティングを考えなければいけません。
「頭食い」の魚は、ブリ、ヒラマサ、カンパチなどです。青物御三家は頭から食いつく傾向がありますね。
御三家意外の青物は、だいたい「尻食い」ですね。イナダはブリの幼魚ですが、まだ捕食が下手なのか、尻食いの傾向が強いです。また、根魚やヒラメ・マゴチなども基本的に尻食いです。
ライトショアジギングでは、小型・中型青物をメインに根魚やヒラメ・マゴチなども狙えます。なので私は前述の通り、「フロントフック+アシストフック」の組み合わせで臨むようにしています。
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青物狙いに適したメタルジグとは?

ここまで、メタルジグの種類や青物の生態についてお話ししてきました。ここまでの内容を踏まえ、青物用メタルジグを選ぶポイントをまとめました。
「巻き」でしっかり泳ぐスタンダードタイプが基本
青物は、速く動くものへの反応が良い魚なので、巻きで使いやすいメタルジグは必須になります。高速巻きでもアクションが崩れないものが使いやすいですね。
特に初心者の方はまずは巻きで使えるジグから使ってみるといいですよ!
カラーはフラッシング系を中心に
青物はキラキラ好きなので、フラッシングするシルバー系カラーがメインになります。シルバー系のルアーは上に乗せる色も豊富に揃っています。あらゆる状況に対応できるように、複数の色を揃えておきましょう。
「ブレードジグ」は必須
キラキラ好きの青物を仕留めるためにはブレードジグは強力な武器になります。というより、ブレードじゃないと釣れない場面も多々あります。私の場合、最近はブレードの方が使う頻度が高いです。割合でいうとメタルジグ:ブレードジグ=4:6くらいですね。
青物狙いなら必ずタックルボックスに入れておきたいアイテムです。
▼青物向けブレードジグはこちらの記事でまとめています。よかったら参考にしてみてください。

遠投できるとチャンスが広がる
遠投性能が高ければ高いほど、広範囲を探れますよね。そうすると、青物にルアーを見つけてもらうチャンスが増えることになります。青物は沖の潮目やベイトフィッシュに着いていることが多々あります。沖の魚にメタルジグを届けるためにも飛距離は重要です。
様々な状況に対応できるようにカラー・形状はいくつか用意しておこう!
反応の良いメタルジグ(形状・色・アクション)は日々変わるんですよね。その要因は気象条件や海の中の状況、ベイトの状況だったりします。魚の気分もきっとあります。その日の状況なんて行ってみないとわからないですよね。なので、どんな状況でも対応できるように準備しておきましょう。
最低限次のように揃えるとだいたいの状況に対応できると思いますよ!
- 形状は、スタンダード系を中心に、スリム系・リーフ系も用意する
- カラーはナチュラル系、アピール系、グロー・ケイムラ系の3色は用意する
青物狙いのショアジギングにおすすめのジグ30選!

それでは青物狙いのショアジギングにおすすめのメタルジグ30個をご紹介します!
青物に実績がある70個以上のメタルジグに関して下記の観点で点数付けを行いました。(100点満点)
- SNSやインターネット上の釣果実績(853件) ※ジグで釣れた青物、アジ、サバの釣果数を集計
- 25人のアングラーに聞いたアンケート調査結果
- 私自身のおすすめ
その中で上位の30個をおすすめとしてご紹介します!
それではランキングを見てみましょう!
〈青物用メタルジグ おすすめランキング結果!〉
順位 | 商品名 | 総得点 | SNS釣果数 ランキング | 25人に聞いた 人気ランキング | 筆者おすすめ |
---|---|---|---|---|---|
1 | 【メジャークラフト】ジグパラ ショート | 94.8 | 2位 | 1位 | 1位 |
2 | 【ハヤブサ】ジャックアイマキマキ | 94.5 | 1位 | 2位 | 2位 |
3 | 【マリア】ムーチョ・ルチア | 92.8 | 6位 | 3位 | 3位 |
4 | 【ダイワ】サムライジグR | 92.3 | 5位 | 4位 | 6位 |
5 | 【ジャッカル】ビッグバッカージグ | 91.0 | 8位 | 6位 | 7位 |
6 | 【ダイワ】TGベイト | 90.8 | 10位 | 5位 | 8位 |
7 | 【ジャッカル】ビッグバッカースライドスティック | 88.8 | 14位 | 10位 | 4位 |
8 | 【オーナー】激投ジグ レベル | 87.0 | 7位 | 7位 | – |
9 | 【ジャクソン】メタルエフェクトステイフォール | 86.0 | 4位 | 14位 | – |
10 | 【ジーク】Rサーディン | 85.3 | 3位 | – | – |
11 | 【シマノ】コルトスナイパーアオモノキャッチャー | 85.0 | 10位 | 12位 | – |
12 | 【オーナー】激投ジグ | 84.0 | 9位 | 17位 | – |
13 | 【ブリーデン】メタルマル | 82.8 | 46位 | 18位 | 5位 |
14 | 【ダイソー】ジグロック | 82.5 | 12位 | 20位 | – |
15 | 【DUO】ドラッグメタル キャスト | 81.5 | 20位 | 16位 | – |
16 | 【メガバス】マキッパ | 81.0 | 34位 | 8位 | – |
17 | 【シマノ】コルトスナイパーイワシロケット | 80.8 | 34位 | 9位 | – |
18 | 【メジャークラフト】マキジグスロー | 80.3 | 22位 | 19位 | – |
19 | 【メジャークラフト】ジグパラ スロー | 79.8 | 46位 | 13位 | – |
20 | 【DUO】フリッパー | 79.5 | 13位 | – | – |
21 | 【コーモラン】メタルマジック | 79.3 | 14位 | – | – |
22 | 【ジャクソン】メタルエフェクトブレード | 79.0 | 14位 | – | – |
23 | 【一誠】ネコメタル | 78.9 | 22位 | – | – |
24 | 【ジャクソン】メタルエフェクトロングキャスト | 78.8 | 40位 | – | 9位 |
25 | 【オーシャンルーラー】ガンガンジグ ブレード | 78.6 | 53位 | – | 10位 |
26 | 【ジャクソン】飛び過ぎダニエル | 78.5 | 17位 | – | – |
27 | 【ジャクソン】ギャロップアシストロングキャスト | 78.4 | 46位 | 15位 | – |
28 | 【ダイワ】サムライジグRスピン | 78.3 | 18位 | – | – |
29 | 【ダイソー】メタルジグ(スリム) | 78.0 | 18位 | – | – |
30 | 【メジャークラフト】マキジグジェット | 77.8 | 41位 | – | – |
1位 【メジャークラフト】ジグパラ ショート

総得点:94.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:2位
- 25人に聞いたアンケート順位:1位
- 筆者おすすめ順位:1位
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:-
栄えある第一位に輝いたのはメジャークラフトの「ジグパラ ショート」でした!
数年ショアジギングをやっている人で知らない人はいないのではないでしょうか?それくらい有名なジグです。
このジグの一番の魅力は、トータルバランスの良さ。タダ巻きでよく泳ぎ、フォールは絶妙な喰わせの間を作るヒラヒラフォール。センターバランスでくせがなく初心者でも使いやすいのも人気のポイントですね。また、実売価格で700円を切っていることもあり、コスパの高さも魅力ですね!
ショアジギング用メタルジグのド定番であり、まさに「キング・オブ・メタルジグ」。今回の調査でも、SNS釣果数で2位、アンケート順位で1位と圧倒的な実績を誇ります。
〈投票者のコメント〉
- 圧倒的に使いやすい。
- 巻いても釣れるししゃくっても釣れる。
- 朝一はジグパラのゼブラグローイワシと決めている。とても信頼している。
- 安い!あと塗装が強いので、サゴシとか歯が鋭い魚にも使いやすい。

▼「ジグパラショート」のインプレ記事はこちら!


2位 【ハヤブサ】ジャックアイマキマキ

総得点:94.5点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:1位
- 25人に聞いたアンケート順位:2位
- 筆者おすすめ順位:2位
【特徴】
- タイプ:リーフ
- バランス:リア
- ブレード:コロラド
第2位はハヤブサのブレードジグ「ジャックアイマキマキ」。今回のSNS釣果実績ではジグパラを上回り一位を獲得しており、シェア率は驚異の20%超え!
なんと5人に1人が使っている計算です。
このジグの強みは圧倒的な飛距離と魅惑的なフォールアクション。リーフ形状・リアバランスのボディにより、飛距離が出にくいブレードジグの中でもトップクラスの飛距離を誇ります。フォールはゆっくり目で左右にイレギュラーにヒラを打ちながら沈んでいきます。タダ巻きでも当然釣れますが、フォールアクションの食わせ能力こそこのルアーの真骨頂と私は思っています。
使用者からは、飛距離、巻き・フォールどちらも食わせ能力が高い点などか評価されています。
〈投票者のコメント〉
- ブレードジグの中で一番飛ぶ!
- フォール中のあたりがめちゃめちゃ多い。
- 一番信頼できるルアー。
- 青物、マゴチ、ヒラメ、根魚なんでも釣れる。

▼「ジャックアイマキマキ」のインプレ記事はこちら!

3位 【マリア】ムーチョ・ルチア

総得点:92.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:6位
- 25人に聞いたアンケート順位:3位
- 筆者おすすめ順位:3位
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:-
第3位はマリアの「ムーチョルチア」。
元祖タダ巻きジグとして有名なロングセラー商品で、根強い人気があります。
このジグの1番の強みは、圧倒的な飛距離。小粒ボディのおかげで、メタルジグの中でもトップクラスの飛距離を叩き出します。
アクションは、派手なバタバタ系。高速リトリーブすると、お尻を大きく振ってバタバタと暴れるように泳ぎます。この動きがトリッキーな動きが好きなサワラ・サゴシによく効くんですよね!私もサワラを狙う時は、ムーチョルチアの高速巻きは必ず試しますね。
コスパの高さもピカイチです。25gだと実売価格で600円を切っている時もあり、コスパ最強メタルジグと言っても過言ではありません。
使用者からは、サゴシ狙いにおける安心感、圧倒的な飛距離、安さなどが評価されています。
〈投票者のコメント〉
- タダ巻きと言えばこれ。巻きの食わせ能力最強。
- メタルジグの中で一番飛ぶ!30gで安定して100m出せる。
- サゴシ狙いなら必須。巻きとフォールどっちも釣れる。
- 500円くらいで買えるから、サゴシカッターされてもダメージ少ない。

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4位 【ダイワ】サムライジグR

総得点:92.3点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:5位
- 25人に聞いたアンケート順位:4位
- 筆者おすすめ順位:6位
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:-
第4位はダイワの「サムライジグR」。
ダイワが販売するザ・スタンダードジグで多くのアングラーに愛されているようです。
このジグで特筆すべきは、薄型のボディ形状。水切れが良いのでジャーク・リトリーブ時の軽さが際立っています。また、薄型のボディは潮流を受けやすいので、フォール時にランダムな動きになりやすいです。このちょっとトリッキーな動きに青物を始め、多くのターゲットが口を使ってしまうようです。
使用者からは、ジャーク時の軽さ、絶妙なフォールアクションなどが評価されています。
〈投票者のコメント〉
- 投げやすく、しゃくりやすい。
- 巻き心地もしゃくり心地も軽いので疲れない。
- パイロットルアーで使います。
- フォールアクションが他のジグと一味違う

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5位 【ジャッカル】ビッグバッカージグ

総得点:91.0点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:8位
- 25人に聞いたアンケート順位:6位
- 筆者おすすめ順位:7位
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:リア
- ブレード:-
第5位はジャッカルの「ビッグバッカージグ」。
ビッグバッカージグは青物にフォーカスした仕様になっており、状況を選ばずオールマイティに使えます。ボディは小粒&リアバランスなので飛距離は当然出ますね。また、フォールが速めで潮の影響を受け辛いので、大型港湾や沖堤防でも底取りがしやすく使いやすいです。また、平面を合わせたようなエッジの立ったボディ形状も特徴的。これにより、フラッシングによる集魚効果とイレギュラーフォールという強みが生まれます。
使用者からは、飛距離やオールマイティに使える使いやすさが評価されていたようです。
滋賀県の人気釣具メーカーということで、アンケート調査では関西方面のユーザーからの得票率が高かったです。
〈投票者のコメント〉
- 一番飛距離が出しやすい
- 青物狙いならビッグバッカージグ。
- 神戸港沖堤防で良く使う。底取りしやすい。
- だいたいビッグバッカージグから釣り始める。

▼「ビッグバッカージグ」のインプレ記事はこちら!

6位 【ダイワ】TGベイト

総得点:90.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:10位
- 25人に聞いたアンケート順位:5位
- 筆者おすすめ順位:8位
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:リア寄り
- ブレード:-
第6位はダイワの「TGベイト」。
サムライジグと並ぶダイワの代表的なメタルジグですね。
一番の強みはタングステン(TG)製の高比重ボディ。タングステンは鉛の1.7倍の重さがあり、同じ重さの鉛製ジグと比較してシルエットがずっとコンパクトになります。そのため、ターゲットがマイクロベイトを偏食している場合などには爆発的な釣果を生み出すこともあります。
また、左右非対称なボディはフォール姿勢も秀逸。高比重ジグにありがちなストーンとしたフォールではなく、ヒラヒラと比較的ゆっくりなので食わせ能力も高いです。
使用者からは、マイクロベイトパターンやシルエットを小さくしたい状況(食い渋りや晴天澄潮など)での使い勝手を評価する声が多かったです。
〈投票者のコメント〉
- バランスもリア寄りで遠投しやすい。
- なんだかんだシルエットが小さいジグの方が釣れる。
- カラーが豊富。

▼「TGベイト」のインプレ記事はこちら!

7位 【ジャッカル】ビッグバッカースライドスティック

総得点:88.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:14位
- 25人に聞いたアンケート順位:10位
- 筆者おすすめ順位:4位
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:センター
- ブレード:-
7位はジャッカルの「ビッグバッカー スライドスティック」。ショアジギングで青物を狙うことにフォーカスして設計されたスリムタイプのジグです。
個人的に一番好きなスリム系ジグです。
細身のシルエットと左右に飛んでいくようなイレギュラーなダートアクションが特徴です。スタンダードタイプのジグに全くアタリがない時に使うとすごく反応が良かったりします。
他のジグと違ったアプローチができるので、一つ持っていると攻略の幅が広がりますよ!私も前述のビッグバッカージグとセットで持っていくことが多いです。まずはビッグバッカージグで広く探り、反応がなければスライドスティックのダートアクションで誘うという使い分けがおすすめです。
〈投票者のコメント〉
- スタンダードジグで反応が薄い時に使うと釣れることが多い。
- ジャカジャカで誘ったあとに食わせの間を作ると効果的。
- カラーリングが綺麗で釣れそうな気がする。

▼「ビッグバッカー スライドスティック」のインプレ記事はこちら!

8位 【オーナー】激投ジグ レベル

総得点:87.0点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:7位
- 25人に聞いたアンケート順位:7位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:フロント寄り
- ブレード:-
8位はオーナーばりの「撃投ジグレベル」。
アンケート調査では、スリム系ジグとしてはトップの得票数でした。
特徴は、細身のシルエットながら、完全なセンターではなくフロント寄りのバランスになっている点。この絶妙なバランスから生み出される振り幅の大きいダートとスローフォールが強みです。喰い渋った状況や、スタンダードタイプのジグに食ってこない状況で釣果が高いジグです。
前述のスライドスティック(センターバランス)と比べると、フォールアクションがよりランダムになります。
〈投票者のコメント〉
- 速巻きで反応が無い時に頼りたい。
- フォールアクションでタチウオが爆釣して以来必ず持っていく。

▼「撃投ジグ レベル」のインプレ記事はこちら!

9位 【ジャクソン】メタルエフェクトステイフォール

総得点:86.0点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:4位
- 25人に聞いたアンケート順位:14位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:リア
- ブレード:-
第9位はジャクソンの「メタルエフェクト ステイフォール」。
アンケート調査では14位とふるわなかったものの、SNS釣果分析では○位で実績の高さを示してくれました。
ジャクソンは中部・関西圏で特に知名度が高いメーカーで、青物用のルアーのランナップが充実しています。有名なところだと、サゴシ専用ミノーの「ピンテール サゴシチューン」などを販売しています。
今回紹介するメタルエフェクトステイフォールの最大の特徴は、メタルエフェクトシリーズ共通の六角形のボディ。この平面の多いボディ構造が、独特なスローフォールやフラッシングを生み出します。ジャクソンはこのような平面構造のルアーが得意です。前述の「ピンテールサゴシチューン」も6面構造で、強烈なフラッシングとチドリアクションが強みのルアーです。
スローに誘いたい、他と差別化したい、そんな時に使いたい面白いルアーです。
〈使用者のコメント〉
- ボディ形状が珍しいので買ってしまった。
- 晴天でのフラッシングが素晴らしい。
- フォールが独特。特に少し潮が効いているとき。

▼「ギャロップアシスト ロングキャスト」のインプレ記事はこちら!

10位 【ジーク】Rサーディン

総得点:85.3点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:3位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:-
10位はジークの「Rサーディン」。
サーディン(イワシ)の名前の通り、カタクチイワシを模したシュッとしたフォルムが特徴。薄くエッジの効いたボディは引き抵抗が小さく、長時間のジャークにも最適です。センターバランスで初心者にも扱いやすい点も人気の理由です。
釣果分析では4位にランクインした実績十分のジグです。アンケート調査ではランクインしなかったのと、恥ずかしながら私自身もあまり使ったことがないのでこの順位ですが、かなりの実力派ジグであることは間違いないです。
今年の秋シーズンは私も使い込んでみたいと思います!

11位 【シマノ】コルトスナイパーアオモノキャッチャー

総得点:85.0点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:10位
- 25人に聞いたアンケート順位:12位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:-
第11位はシマノの「コルトスナイパー アオモノキャッチャー」。
シマノのショアジギングブランド「コルトスナイパー」の一角を担う人気メタルジグです。
このジグの大きな特徴は、少し扁平なボディ。潮受けの良いボディで、リトリーブでは大きなアクション、フォールでは不規則なスライドフォールを発生させます。
また、ダブルフックは針がかりの良さにこだわったとのこと。波打際や磯などで青物が急に走っても外れにくくなっています。
SNS釣果分析では、ブリ・イナダの実績が特に高かったです。
〈使用者のコメント〉
- フォールアクションの反応が良い。
- 高速巻きで青物がよくかかる。
- 安い。

▼「アオモノキャッチャー」のインプレ記事はこちら!

12位 【オーナー】激投ジグ

総得点:84.0点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:9位
- 25人に聞いたアンケート順位:17位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:リア
- ブレード:-
第12位はオーナーの「撃投ジグ」。
7位にランクインした「撃投ジグ レベル」のスタンダードバージョンです。
このジグの特徴は、シュッとしたボディ。「撃投ジグ レベル」よりはふっくらしているけど、一般的なジグよりは細身かな?というシルエット感です。この絶妙なシルエット感が水抵抗の小ささを生み、よりスピーディなジャークに適しています。
撃投ジグレベルやスロー系ジグよりテンポを上げたいときに使いやすいジグのようです。
〈使用者のコメント〉
- スタンダードは「撃投ジグ」スローは「撃投ジグ レベル」と使い分けてる。
- ロケットみたいなシルエットなので抵抗が小さくリズム良くしゃくれる。

13位 【ブリーデン】メタルマル

総得点:82.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:46位
- 25人に聞いたアンケート順位:18位
- 筆者おすすめ順位:5位
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:センター
- ブレード:コロラド
第13位はブリーデンの「メタルマル」。
これは私のおすすめ枠です(笑)とはいえ、アンケート調査でもランクインしてますし、SNS釣果分析でもそれなりのシェア率を出しています。知る人ぞ知る釣れるルアーって感じですかね。
このジグの最大の特徴はエビのような独特のフォルム。この特徴的なシルエットは唯一無二でしょう。曲線が多いボディとブレードの抵抗でかなりイレギュラーなフォールアクションになります。このトリッキーな動きが「魚種限定解除」と言われるほどに色々な魚に口を使わせる要素だと思っています。
また、リトリーブ時の姿勢もまた独特。斜めに倒れたような姿勢で泳ぎます。まるでケガをした小魚が逃げていくようですね。ブレードで寄せて独特のフォルムで食わせる。リトリーブ時はそんな感じです。
メタルマルはこのように個性的で魅力たっぷりのブレードジグです。まだ使ったことの無い方はぜひ使ってみてください!
〈使用者のコメント〉
- 何が釣れるかわからない状況ならメタルマル。青物、根魚、フラットまで万能。
- ブレード食いが多い。ゴールドのコロラドブレードだからか?
- カタクチイワシにマッチしやすいスリムシルエット。フォールも独特で釣れる。

▼「メタルマル」のインプレ記事はこちら!

14位 【ダイソー】ジグロック

総得点:82.5点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:12位
- 25人に聞いたアンケート順位:20位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:-
14位はダイソーの「ジグロック」。コスパ重視のアングラーから多くの支持を集めています。
今や「百均ジグ」はショアジギング界でも地位を確立してきていますよね。ジグロックは百均ジグのなかでも一番人気のジグと言ってもいいでしょう。くせのないスタンダードなシルエットは巻きもフォールもしっかりこなしてくれます。薄肉なので水流の受けがよく適度にスローフォールになるのも魅力です。
安いので、初場所の地形探りにも使えますね!
〈使用者のコメント〉
- サゴシ狙いならジグロックで十分。
- 根掛かり地帯でボトム叩きたい時はジグロック。
15位 【DUO】ドラッグメタル キャスト

総得点:81.5点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:20位
- 25人に聞いたアンケート順位:16位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:リーフ
- バランス:リア
- ブレード:-
第15位はDUOの「ドラッグメタルキャスト」。
釣果実績を見ると、サーフ・堤防どちらのフィールドでも安定した釣果を出しているようです。
特徴は、コンパクトなシルエットながら潮受けがいい平べったい形状。この形状が、抜群の飛距離と、独特のスライドフォールを生み出します。
パイロットルアーとして広くサーチしたい、スローな誘いで色々な魚種を狙いたい、そんな時におすすめのメタルジグです。
〈使用者のコメント〉
- 遠投ができるスロー系ジグ。
- まずめや濁りなど、スローな誘いしか喰わないとき使える。

▼「ドラッグメタルキャスト」のインプレ記事はこちら!

16位 【メガバス】マキッパ

総得点:81.0点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:34位
- 25人に聞いたアンケート順位:8位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:フロント
- ブレード:コロラド
第8位はメガバスの「マキッパ」。スリム形状のコンパクトなブレードジグですね。「巻きっぱなしでも釣れる」というコンセプトが人気です。
このジグの特徴は、ギュッと凝縮されたような小粒なシルエット。ブレードジグはメタルジグに比べて引き重りがしたり、フォールが遅くなったりしがちです。このブレードジグは、シルエットのおかげで比較的普通のメタルジグと同じような使用感になっています。実際の口コミでもそのあたりを評価する意見も多いです。
また、Amazon実売価格700円台とブレードジグの中では破格の安さも魅力ですね!
〈投票者のコメント〉
- ベイトが小さい時に使っている。
- フォールが速いので深場でも素早く底が取れて使いやすい。
- 安いブレードジグはあまり無いのでありがたい。

▼「マキッパ」のインプレ記事はこちら!

17位 【シマノ】コルトスナイパーイワシロケット

総得点:80.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:34位
- 25人に聞いたアンケート順位:9位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:リア
- ブレード:-
17位はシマノの「コルトスナイパー イワシロケット」がランクイン。青物専用ブランドのコルトスナイパーシリーズの一員です。
特徴はカタクチイワシをモチーフにしたスリム系ボディ。サイズ感・ボディの膨らみ感など、これ以上にカタクチイワシに似ているジグは無いかもしれません(笑)カタクチイワシは青物のメインベイトの一つですので、まさに青物狙いにピッタリのジグですね!
また、スリム系ジグですが、ロングジグではないので扱いやすいという意見もありました。
〈使用者のコメント〉
- カタクチなぶらの時はヒット率最強。1時間そこそこでイナダ20連チャンの経験あり(笑)
- 初心者ですが、良く飛びます。ミスショットが少ない。
- リフト&フォールでサゴシが良く釣れる。

▼「コルトスナイパー イワシロケット」のインプレ記事はこちら!

18位 【メジャークラフト】マキジグスロー

総得点:80.3点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:22位
- 25人に聞いたアンケート順位:19位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:リーフ
- バランス:リア
- ブレード:ウィロー
第18位はメジャークラフトのブレードジグ、「マキジグ スロー」。
1位に輝いたジグパラショートの姉妹品です。
ブレードジグですが、扁平でスロー系のボディ形状が特徴です。形状としては「ジャックアイマキマキ」に似ていますが、ブレードの形状が違います。(マキマキ:コロラドブレード、マキジグスロー:ウィローブレード)
ウィローブレードはシルバーとゴールドの2種類があり、ボディカラーによって組み合わせが変わってきます。(アピール系カラーにはゴールド、ナチュラルカラーにはシルバーを組み合わせている模様)
ウィローブレードの抵抗があるのでジャックアイマキマキよりもフォールはゆっくりになります。しっかりとジグを見せながら使い時には適していると言えるでしょう。(ただ、空気抵抗も大きくなるので飛距離も落ちてしまう)
ジグパラショートやスローとセットで持っていて、状況に応じて使い分けている人が多いようです。
〈使用者のコメント〉
- ジグパラで一式揃えている(ショート、セミロング、マキジグスロー)
- 2色のウィローブレードが○。
- スローで誘いやすい。

19位 【メジャークラフト】ジグパラ スロー

総得点:79.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:46位
- 25人に聞いたアンケート順位:13位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:リーフ
- バランス:リア
- ブレード:-
19位はメジャークラフトの「ジグパラスロー」。近年流行りつつある「ショアスロー」用ジグですね。
左右非対称でフラットなボディが特徴のジグ。このボディ形状から生み出されるスローで魅力的なフォールがターゲットの興味を強く惹きます。
※着底が遅いので遠浅サーフにもおすすめです。
ボトムを攻めることを想定しているので根掛かり回避しやすいシングルフック仕様になっています。
青物やタチウオ、根魚、ヒラメ・マゴチなどオールマイティに使えるということで、タックルボックスに入れている人が多い結果となりました。
※私も神戸沖堤防でドラゴンタチウオが爆釣して以来、大好きになったルアーです。
〈使用者のコメント〉
- 神戸港は濁りが強いことが多いので、ジグパラスローのケイムラカラーでスローに攻める。
- 飛距離が出るのでサーフで使いやすい。
- 青物よりマダイやタチウオが良く釣れる。

20位 【DUO】フリッパー

総得点:79.5点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:13位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:リア
- ブレード:-
20位はDUOの「フリッパー」。
フリッパーはもともとサーフのヒラメ・マゴチ狙い用に開発されたジグです。比重の小さな亜鉛を使っており、遠浅サーフでもスローリトリーブが可能です。
今回の釣果分析でも圧倒的にサーフでの釣果が多かったです。ヒラメ・マゴチ・青物(あとシーバスの実績も高い)とサーフのターゲットを網羅できる万能ルアーと言えるでしょう。
サーフを主戦場にする方は必見のジグですよ!

21位 【コーモラン】メタルマジック

総得点:79.3点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:14位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:コロラド
21位はコーモランの「メタルマジック」。一口シルエットのコンパクトなブレードジグです。
正面からみると三角形のようなボディ形状が特徴。重心が下にあるので高速巻きでもアクションが破綻しないという強みがあります。
ブレードジグの中には、高速巻きをするとボディがくるくる回転してしまうものもあります。
一方で、激しいロッドワークには対応しきれないので、基本的には巻きで食わせるルアーです。

22位 【ジャクソン】メタルエフェクトブレード

総得点:79.0点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:14位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:センター
- ブレード:ウィロー
22位はジャクソンの「メタルエフェクトブレード」。
前述の「メタルエフェクトステイフォール」のブレードチューン版ですね。ステイフォールとボディ形状はほぼ同じですが、ブレードのアピールを最大化できるようにシルエットや厚みが若干調整されています。
ブレードはゴールドのウィローブレードを採用。大き目のブレードでアピール力抜群です。
6面体が生み出す絶妙な喰わせの間に大きなブレードのアピール力。実績が高いのも頷けますね。

23位 【一誠】ネコメタル

総得点:78.9点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:22位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:リア、フロント(可変)
- ブレード:-
23位はイッセイの「ネコメタル」。接続するアイによって、フロントバランスとリアバランスの2通りの使い方ができる面白いジグです。
フロントに接続すればロッドアクションへのレスポンスが早くなり、リアに接続すれば魅力的なフォールアクションになります。
フロントバランスは高速巻きメイン、リアバランスは遠投したい時やジャークメインで使うのにおすすめ。

▼「ネコメタル」のインプレ記事はこちら!

24位 【ジャクソン】メタルエフェクトロングキャスト

総得点:78.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:41位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:9位
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:リア
- ブレード:-
24位はジャクソンの「メタルエフェクト ロングキャスト」です。
六角形のボディが特徴的なメタルエフェクトシリーズの遠投特化モデルです。5cmで32gというずんぐりしたボディは、遠投系ジグの中でもトップクラスの飛距離を叩き出します。
また、5cmというシルエット感なので、小さなカタクチなどがベイトの時は無双することがあります。

▼「ギャロップアシスト ロングキャスト」のインプレ記事はこちら!

25位 【オーシャンルーラー】ガンガンジグ ブレード

総得点:78.6点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:53位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:10位
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:コロラド
25位はオーシャンルーラーのスタンダード系ブレードジグ「ガンガンジグブレード」。
このルアーの強みはボディのバランスが良いことと、アピール力が強力だということですね。
センターバランスで投げやすくシャクリやすいボディ形状です。また、6面平面構造という特殊な形状により、360°方向に満遍なくフラッシングを届けることができます。
「ガンガンジグ」という優秀なメタルジグをそのままボディに使っているがゆえのハイパフォーマンスが魅力です。

26位 【ジャクソン】飛び過ぎダニエル

総得点:78.5点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:17位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:リア
- ブレード:-
26位は、ジャクソンの遠投特化ジグ「飛びすぎダニエル」。
ヒラメ狙いに実績が高いルアーでサーフアングラーから多くの支持を集めています。
極端な後方重心で、飛距離が出るのはもちろん、誰が投げても飛行姿勢が安定してくれます。
アクションはかなり大きめのウォブリングアクション。ロッドアクションをつけなくてもジグが勝手にアピールしてくれるので、初心者にも使いやすいジグです。
サーフでのフラットフィッシュ狙いもしたい方におすすめのジグですね!

▼「ギャロップアシスト ロングキャスト」のインプレ記事はこちら!

27位 【ジャクソン】ギャロップアシストロングキャスト

総得点:78.4点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:46位
- 25人に聞いたアンケート順位:15位
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:リア
- ブレード:-
第27位もはジャクソンの「ギャロップアシスト ロングキャスト」。
このジグは、ギュッと小粒なシルエットが特徴。一番の魅力は名前にもなっている遠投性能。数あるメタルジグの中でも1,2を争う飛距離を誇ります。
また、コンパクトなシルエットなので引き抵抗も少なく楽にしゃくることができます。
良く飛んで、しゃくりやすく、比較的誰にでも扱いやすいメタルジグです。
今回のランキングでも、飛距離、シルエットの小ささを評価する声が挙がっています。
〈使用者のコメント〉
- 圧倒的飛距離!
- 大き目のジグが見切られる状況でもこのジグならチャンスがある。
- 堤防、サーフと場所を選ばず使える。

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28位 【ダイワ】サムライジグRスピン

総得点:78.3点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:18位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スタンダード
- バランス:センター
- ブレード:コロラド
28位はダイワの「サムライジグRスピン」。高速巻きを想定して設計されたブレードジグです。
特徴はギュッとコンパクトなボディ。正面から見ると三角形のような形状をしています。この形状により、高速巻きでの水切れの良さや、安定感が高くなっています。
実際に高速巻きに反応が良いサゴシ・サワラの釣果が多くなっています。
ショアジギングだけでなく、オフショアのサワラブレードジギングの実績も高いようです。

▼「サムライジグRスピン」のインプレ記事はこちら!

29位 【ダイソー】メタルジグ(スリム)

総得点:78.0点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:18位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:センター
- ブレード:-
29位はダイソーの「メタルジグ」。
コスパ抜群で、初心者層を中心に支持を集めました。またベテランアングラーであっても、「サバ・サゴシであればダイソーで十分」といった声も(笑)たしかにサバ・サゴシは投げれば何でも喰ってくる状況もよくありますからね。サゴシカッターされてもダメージ少ないですし。
カタクチイワシとシルエットが似ているのでカタクチ接岸時は実際良く釣れてるようです。
30位 【メジャークラフト】マキジグジェット

総得点:77.8点
【採点に関して】
- SNS釣果数ランキング:41位
- 25人に聞いたアンケート順位:–
- 筆者おすすめ順位:–
【特徴】
- タイプ:スリム
- バランス:リア
- ブレード:ウィロー
30位はメジャークラフトの「マキジグジェット」。
これもどちらかと言うとサーフ枠ですね。一番の強みはリアバランスでブレードジグの中でもトップクラスの飛距離を出せること。沖のナブラはブレイクを狙うのに最適です。
大き目なウィローブレード&スリムシルエットでフォールがゆっくりなのも特徴。遠浅サーフでもターゲットにジグをしっかり見せることができます。
カタクチイワシとサイズ・シルエット感がほぼ同じであり、カタクチ接岸時は私もよく使います。

▼「マキジグジェット」のインプレ記事はこちら!

メタルジグの使い方
メタルジグの使い方がいまいちわからないという方もいると思いますので、基本的なアクションをご紹介しますね。
巻き

サゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。タダ巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。
ワンピッチジャーク

フォールやジャークも非常に有効。フォール速度は普通のメタルジグとあまり変わらないですね。水切れが良い薄型ボディでジャークに対する反応はとてもいいです。巻きでは反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。また、ヒラメ・マゴチなどボトム付近にいる魚を狙う場合は、しっかり着底させることを意識しましょう。
ジャカジャカ

早いテンポのジャーク。ワンピッチジャークを速くしたような感じです。主に青物向けです。
ワンピッチは1秒間に1回しゃくりくらいのペースでしたが、ジャカジャカは1秒間に2~3回しゃくりのペースで小刻みに動かします。
ハンドルを回すペースも、ワンピッチは1回しゃくり、1回回しでしたが、ジャカジャカは1回しゃくり、1/2回か1/4回回しくらいになります。
ワンピッチやリフト&フォールに反応しない時に有効。
ジャカジャカのアピールで魚を寄せて、ワンピッチやリフト&フォールで食わせるというコンビネーションがおすすめです。

メタルジグの収納・洗浄について

メタルジグの収納・洗浄に便利なアイテムをご紹介しますね。
メイホウリバーシブルケース
フック絡みの煩わしさから解放されたいならこれ!ルアーチェンジが圧倒的に速くなります。また、テトラ上やサーフのウェーディングなど絡まったフックを外しにくい状況でも重宝します。個室は120サイズで12個。私は小さいジグは2個まとめて放り込みますが部屋内でジグがあまり動かないので意外と絡みません。
メタルジグ用なら120サイズがおすすめ。小型ミノー・プラグなら120~140サイズがおすすめ。

▼「明邦 リバーシブルケース120」のインプレ記事はこちら!

洗浄ネット
海水が付いたまま放置しておくと、フックやボディが錆びたり傷む原因になります。なので毎回必ず水洗いで塩抜きをしましょう。この作業は釣れても釣れなくてもやらなければいけないのです。そこでおすすめなのが、このバック。ルアーをまとめて放り込み、水でバシャバシャやるだけで塩抜き完了です。そのまま物干しに吊るしておけば乾燥までできてしまう優れものです。

メタルジグで美味しい青物を釣りあげよう!
以上、青物狙いにおすすめのジグ30選でした。
今回は、800件を超える釣果情報をベースにランキングしています。改めてランキングを見ると、上位にきているのは確かに有名で実際に使いやすいものばかりです。どのジグを買うか迷っている人は、ランキングの上位から選んでみるのもいいと思います。
ちなみに上位5個は全て私のおすすめでもあるので良かったら試してみてくださいね!
この記事が皆さんのメタルジグ選びの手助けになると嬉しいです!
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