サゴシ(サラワ)は堤防からのライトショアジギングで釣れる身近なターゲットです。
ですが、狙ってみると意外と釣れなかったりするんですよね・・・
近くの人はそれなりに釣っているのに
釣果情報では確かにこの辺で釣れてるはずなのに
なぜ⁉︎
そんな悔しい思いをしている人に読んでほしい、サゴシが釣れない時の対策方法です。

サゴシ(サワラ)の特徴

サゴシ(サワラ)という魚の生態について、簡単に触れておきます。
サゴシは回遊魚の一種で、本州沿岸にはだいたいの地域で春と秋の2回接岸します。
この時は、カタクチイワシやシラスなど様々なベイトに付いていることが多いです。
細身の魚体には鱗がほとんどありません。水抵抗が少ないので、超高速で泳ぐことができます。
超高速で泳ぐ魚なので視力もいいです。
キラキラしたものや、目立つカラー(ピンクやオレンジなど)への反応が良いことも特徴です。
また、高速で動くものに対しても良く反応します。
サゴシ(サワラ)が他の魚と大きく違うのは、浮袋を持たないということです。
浮袋を持っていないので、急に上下に動くことが苦手です。なので、ショアジギングでも激しく上下に動かすようなアクションにはミスバイトが多くなります。
サゴシを狙う時は、巻きや軽いジャークといったアクションが良いでしょう。
サゴシが釣れない原因と試したい対策
堤防からルアーで狙う場合を想定して、釣れない時にチェックするべきポイントをまとめました。
▼その前にショアジギングの基礎を知りたいという方はこちらをご参考ください。

【原因①】ポイント選び

潮通しが悪い場所は×
サゴシは潮流に乗って広範囲を回遊する魚です。なので、潮通しの良い場所を好みます。
潮通しの良い場所というのは、外海や、岬・堤防の先端などです。
もし、釣りをしている場所が湾奥や堤防の陸寄りの場所である場合、場所を変更すると釣れるかもしれません。
河口が近すぎるのも×
雨が降った後や、川の水が強く濁っている時の河口付近は避けた方がいいです。
サゴシやイナダなどの青物は濁りを嫌う傾向にあります。(エラに泥などの粒子が入り呼吸がしにくくなるからと言われています。)
ただ、濁りがない時は、汽水域付近は適度な変化になって魚が溜まることもあります。
【原因②】時間帯

周りも誰も釣れていないという場合は、そもそも時間帯が合っていないのかもしれません。何回もそんな目に遭う人は、時間帯を変えてみると釣れるかもしれません。
基本は朝まずめが◎
他の魚と同様朝まずめ(日の出前後各1時間くらい)は最も期待できる時間帯です。
表層に集まったベイトを追って、サゴシも表層付近に多くいます。メタルジグの早巻きや、ミノーで狙いましょう。
潮の動く時間帯も◎
潮止まり(干潮・満潮のピーク)から2時間後くらいは潮がよく動き、魚が活発にエサを追う時間帯です。
この時間を釣り用語で「上げ3分から上げ7分」、「下げ7分から下げ3分」などと言ったりします。
日によっては、まずめ時よりも潮が動くタイミングの方が釣果が上がる日もあります。
朝まずめがダメでも、その後潮のチャンスタイムがあるなら粘ってみるのもありです!
水温が低い時期は、日が昇ってからがチャンス!
サゴシは、水温が低すぎるとあまり活発に動きません。
冬や春先は、日の出前より日が昇り切った10時くらいから釣れることがよくあります。
寒い時期はあまり頑張って早起きせず、少し遅く始めるのも手です。
その方が堤防も空いていますよ!
【原因③】レンジ(ルアーを通す深さ)
他の魚にも言えることですが、レンジがズレているとどんなに良いルアーを投げても良い釣果は期待できないでしょう。
時間帯でレンジを変えてみる
サゴシは常に同じレンジにいるわけではありません。時間帯によってレンジを変えて探りましょう。
一般的なパターンとしては、
・朝まずめ、夕まずめ→表層付近(表層〜3mくらいに)
・朝まずめ後、日中→中層〜ボトム
にいることが多いとされています。
【原因④】ルアー

時間帯・天候に合わせたカラーを使う
時間帯や天候によっても反応が良いカラーは変わってきます。
ざっくりまとめると、以下のようになります。
〈時間帯〉
まずめ時・・・蛍光系(グロー、ケイムラ)、ピンク系
日中・・・シルバー系、ブルー系
〈天気〉
晴れ・・・シルバー系、ブルー系
曇り、雨・・・蛍光系(グロー、ケイムラ)、ピンク系
〈海の状況〉
潮が澄んでいる時・・・シルバー系、ブルー系
濁りがある時・・・ゴールド系、蛍光(グロー、ケイムラ)、ピンク系
▼こちらの記事に詳細をまとめていますのでご参考ください。

大きすぎ・小さすぎは×
「マッチ・ザ・ベイト」という言葉があります。その時魚が食べているエサ(ベイト)とルアーの大きさを合わせる、ということですね。
サゴシに限りませんが、フィッシュイーターはルアーの大きさに意外とシビアです。
その時追いかけているベイトとサイズ感が違うルアーには反応が良くありません。
サイズを何種類か持っておくと、その時のベイトに合わせやすくなります。
ただ、サワラが「マイクロベイト」と呼ばれる小魚(シラスなど)を偏食している場合、20gのジグでも厳しい場合があります。そんな時は「ブレードジグ」や「ジグサビキ」がおすすめです。

メタルジグのタイプはいくつか持っておく
メタルジグはいろいろな形状があります。
形状によって、動きも沈む速度も変わってきます。
魚が好むジグの動きは日によって変わります。
なので、複数のタイプのジグを持っていると、釣りの幅が広がります。
初心者の方は、色々使いこなすの難しいと思うので、「スリムタイプ」と「リーフタイプ」の2種類を揃えておくことをおすすめします。
▼以下の記事で詳しく説明していますのでよかったらご参考ください。

ここで、約10年サゴシを釣ってきた経験から言える、個人的なおすすめルアーを3つご紹介します。
①ジグパラ ショート

ジグパラ ショートはメジャークラフトが販売するメタルジグです。ジグパラシリーズの中でも最もスタンダードなジグで、センターバランスで扱いやすい形状をしています。左右非対称ボディはバイトを誘発しやすいヒラヒラとしたフォールをします。
私は、朝一番は上のリンクの「ゼブラグローイワシ」を使うと決めています。それだけ信頼がおけるルアーだと思っています。
普段は20~30gのジグを使うことが多いのですが、朝一番は薄暗い中でアピールしなければいけないのであえて大きめの40gを使っています。

②ムーチョルチア

【元祖ただ巻きジグ】として有名な「ムーチョルチア」。サゴシ・サワラ用のジグとしても定評があります。
私が大好きなジグの一つです。
一番の魅力は圧倒的な飛距離です。シルエットがコンパクトなので、同じ重さのジグと比べて10~20mは遠くに飛ばせます。
このジグは、巻くだけでバタバタとしたサゴシ・サワラが好む派手なアクションをしてくれます。アクションがわからないし初心者にも使いやすいと言えるでしょう。
▼ムーチョルチア35gシルバーでサワラを釣りました!


③ジャックアイマキマキ

『魚種限定解除』をうたっているブレードジグがありますが、個人的にはこのジグにもその称号を与えたい!と感じています(笑)
「ジャックアイマキマキ」は、それだけ色々な魚を釣れてきてくれるブレードジグです。

【原因⑤】アクション

朝まずめ・高活性の時は速巻き
まずめ時は活性が高い個体が表層付近に固まっていることが多いので、表層や表層直下(50cm~1m)の巻きが良いです。
サゴシは速く動くものを追いかける性質があるので、高速巻きでスイッチを入れるのもいい手です。
タダ巻きだけでいつも釣れると思ってませんか?
サゴシは巻きに反応が良いのは確かですが、いつも巻きで釣れるわけではありません。
それに巻きで釣れる時も、トゥイッチ(軽くしゃくること)やストップ&ゴーで変化をつけた瞬間に食ってくることの方が多く、純粋にただ巻き中に食ってくることは少ないです。
なので、ただ巻きで反応が無い時は積極的に変化をつけていきましょう。
具体的には次のような変化が良いでしょう
・トゥイッチを入れる
・ストップ&ゴーを入れる
・アクションの始めや途中でリフト&フォールを入れる
その日のパターンを探そう!
巻きで変化を付けても反応が無い時は、別のアクションを試しましょう。
その日や時間帯よって反応が良いアクションは変わってきます。
サゴシ・サワラに有効なアクションをいくつかご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
〈サゴシ・サワラに有効なアクション〉
①ワンピッチジャーク

②ジャカジャカ

③リフト&フォール

速さやジャークの強さを変えながら、その日のパターンを探しましょう。

まとめ
以上、サゴシが釣れない時に試してほしいことのまとめでした。
サゴシは堤防からジグを巻くだけで釣れる簡単なターゲットに思われがちですが、意外と奥が深いです。
釣果を伸ばしたり、渋い時でも確実に釣果を上げたいのであれば、色々と試すしかありません。
場所によっても最適な釣り方は変わってきます。
ぜひ色々試して、自分なりの釣り方を確立してみてください!


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