本日ご紹介するのはジャクソンのサゴシ用シンキングミノー「ピンテールサゴシチューン」。サゴシ専用ミノーとして人気の高いルアーです。
珍しい「3面平面ボディ」という構造が大きな特徴。まるで鏡のような反射と、不意に発生するイレギュラーアクションでターゲットを強烈に惹きつけます。
今回はそんなピンテールサゴシチューンの特徴や魅力をご紹介します。
ピンテールシリーズについて
「ピンテールシリーズ」はジャクソンが販売するシンキングミノー。ラインナップは以下の3つがあります。
- ピンテール
- ピンテール サゴシチューン
- ピンテール サワラチューン
もともと「ピンテール」は、ショアから使える万能ミノーとして販売されていました。「ピンテール サゴシチューン」は、ピンテールをベースにサゴシ専用に特化させたミノーです。
業界初サゴシ専用設計
防波堤やサーフから手軽に狙うことのできる回遊魚として知られるサゴシ(サワラの幼魚)。サゴシ釣りは古くから知られていましたが、ゲームフィッシングとして、より有効な釣法は、確立されていないのが現状。多くのアングラーは、既存ルアーを代用してサゴシを追い求めています。一部のアングラーは、サゴシ釣りに適したルアーを見出して使用し、圧倒的な釣果を叩き出していました。それが言わずと知れたジャクソンの代名詞「ピンテールシリーズ。」ピンテールサゴシチューンの最大の特徴は、ファーストリトリーブ時にオートマチックに発生するイレギュラーアクション。規則的なウォブリングアクションの中に、強いフラッシングを放つ平打ちを「不意」に発生。光物に目がないサゴシに対して、独自のフラットサイド3面ボディによるフラッシングが強烈にアピールし、リアクションバイトを誘発。
ジャクソン公式サイト ピンテールサゴシチューン商品ページ
「ピンテール サゴシチューン」は75mm(20g)と90mm(28g)の2サイズがあります。
カラーは13色を展開しています。
ピンテールサゴシチューンの特徴
「ピンテールサゴシチューン」は以下のような特徴があるルアーです。
3面平面ボディで鏡のような反射!
まず特筆すべきが、3面平面ボディという特徴的な構造。ボディの側面から下にかけて、平面が3つ合わさったような作りになっています。
表面はフラッシングの強い塗装がされており、まるで鏡のよう。光が当たると強烈に反射して遠くにいる魚にも強烈にアピールします。
自動で「チドリ」アクションが発生
側面が平面なので、水の抵抗を受けやすい構造です。またリップも小さいため、リトリーブ中に不意に姿勢が崩れるチドリアクションを誘発。
サゴシ、サワラは高速リトリーブ中のイレギュラーアクションに敏感に反応します。このあたりもサゴシ専用設計ですね。
安心の貫通ワイヤー採用
万が一ボディが破損した場合も安心な貫通ワイヤー採用。
基本性能
「遠投性能」、「巻き」、「フォール」に関してです。
遠投性能
遠投性能はシンキングミノーの中では普通。ラテオMで28gを投げて50m~60mくらいです。
巻き
早巻きをすると小刻みに尻尾を振るウォブリングアクション。水流が当たると不規則に右に左に態勢を崩しながら泳ぎます。これがサゴシを惹きつける「チドリアクション」。
基本的には早巻きで使うルアーです。ヘビーシンキングでリップも大きくないので低速巻きではあまり動きません。
フォール
左右に軽く揺れながらのフォール。キラッ、キラッと平面ボディに光を反射しながら沈んでいきます。フォール中も食ってきそうな感じですね。
フォール速度は他のシンキングミノーと比べて標準的でしょうか。私が良く行く場所(水深5mくらい)では10秒くらいで沈みます。
サゴシしか釣れないの?
そんなことはありません。
サゴシ狙いで設計していますが、青物やフラットフィッシュ、シーバスも釣れるようです。
〈実績のある魚〉
- 青物(サゴシ、イナダ)
- シーバス
- ヒラメ
- マゴチ など
おすすめのサイズとカラー
サイズ
ピンテールサゴシチューンは75mm(20g)と90mm(28g)の2サイズがあります。
基本的には90mm(28g)が飛距離も出て使いやすいと思います。
カラー
13色のカラーが展開されていますが、特におすすめの3カラーをご紹介します。
①築港チャート
サゴシが大好きなチャート系。濁りが強いコンディションでもよく目立ちます。「築港」とは、このルアーが開発された漁港の名前だそうですよ。
②サゴシノエサ
フルメタルカラーの超アピール系。鏡のような3面平面ボディの特性を最もよく活かせるカラーだと思っています。使い所は日が昇ってきたタイミング。太陽光をガンガン反射させてアピールしましょう。
③築港ピンク
まずめ時の効果の高いピンクバックのカラー。
ピンテールサゴシチューンの効果的な使い方
「ピンテールサゴシチューン」の効果的な使い方をご紹介します。
表層の高速リトリーブ
朝一のサゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。反応が悪い時は、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。表層巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。
着底→高速リトリーブ
ピンテールサゴシチューンの性能を最も引き出せる使い方です。表層付近に反応が無い時は着底→中層付近を繰り返し探りましょう。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。表層巻きと同様、ストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで食ってくることが多いです。
サーフでボトム付近1mくらいを意識すればヒラメ・マゴチも狙えます。
ワンピッチジャーク
フォールやジャークも非常に有効。巻きでは反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。
ピンテールサゴシチューンは平面ボディなのでジャーク中の反射も大きな武器になります。
また、ヒラメ・マゴチなどボトム付近にいる魚を狙う場合は、しっかり着底させスロー気味に誘うことを意識しましょう。
まとめ
以上、ジャクソン「ピンテールサゴシチューン」の紹介でした。
私も今までこのルアーでたくさんのサゴシを釣らせてもらいました。晴れた日中の「サゴシノエサ」カラーは私の鉄板メソッドになっています。
サゴシはメタルジグのイメージが強いかもしれませんが、ミノーでもとてもよく釣れます。なんなら、ミノーじゃないと釣れない日もあるくらいです。
サゴシ専用ミノーも様々な種類がありますので、ご自分のタックルや釣りのスタイルに合うお気に入りを探してみてください!
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