本日ご紹介するのは、メジャークラフトのPEライン「弾丸ブレイド クロス」。硬すぎず柔らかすぎず初心者から玄人まで扱いやすい質感のPEラインです。さらに実売2000円台とお財布にも優しい。
そんな「弾丸ブレイド クロス」について、実際に使ってみた感想を書いていきたいと思います。
メジャークラフト「弾丸ブレイド」とは?
「弾丸ブレイド」はメジャークラフトが販売するソルト用PEラインシリーズ。お財布に優しいメーカーとして有名なメジャークラフトですが、この弾丸ブレイドシリーズも高コスパ商品として人気を集めています。
弾丸ブレイドのラインナップ
弾丸ブレイドには様々なPEラインのラインナップがあります。
- 弾丸ブレイド X8
- 弾丸ブレイド X4
- 弾丸ブレイド クロス
- 弾丸ブレイド クロス(エギング用)
「弾丸ブレイド クロス」の特徴・スペック
今回ご紹介する「弾丸ブレイド クロス」は弾丸ブレイド(X8)をグレードアップさせたラインです。素材、コーティングにこだわっており、X8よりしなやかな質感に仕上がっているとのこと。(参照:メジャークラフト公式サイト)
2号までのスペックは以下になります。
号数 | 最大強力(lb) |
---|---|
0.6 | 14.0lb |
0.8 | 16lb |
1 | 20lb |
1.2 | 25lb |
1.5 | 30lb |
2 | 35lb |
私は堤防・サーフのライトショアジギングで、1.2号を使っています。30~40g前後のメタルジグをメインに使うなら、1~1.5号の間が使いやすいでしょう。
「弾丸ブレイドX8」の実釣インプレ
今回私がご紹介するのは「弾丸ブレイドX8 1.2号」。主に堤防やサーフからのショアジギングで使っていました。
実際の使用感についてインプレしようと思います。
質感(はり・こし・滑らかさ)
ほぼ標準的な質感。硬すぎず柔らかすぎずなんですが、若干柔らかめかな?という感じです。
ラインコーティングは薄め。それによって柔らかい質感を出せていると思いますが、コーティングが剥げるのが早いのが難点。
感度(伸び)
私がショアジギングで使う限りでは問題ありません。
遠投性能
特に良くも悪くもなく普通ですね。しなやかで適度にハリもあるので、スムーズに放出されていきます。
ただ、コーティングが薄く剥げやすいので、3釣行目くらいからラインが密着し飛距離が落ち始めます。バリバスのコーティング剤「PEにシュッ!」で回復しました。
▼私が使っているコーティング剤。飛距離が落ちてきたな~と感じたらシュッと一吹きで滑りが良くなるのでおすすめです!
耐久性
特に毛羽立ちや切れやすくなるとかは感じないんですが、何度も言っているようにコーティングが落ちるのが早いですね。
ライントラブル
エアノット(系が絡まってむすび目ができるトラブルのこと)が数回発生してしまいました。これはおそらく私の使い方との相性もあると思います。エアノットが発生したのは
- ラテオQ96M(かなり柔らかいシーバスロッド)使用
- リーダー少し長め(トップから2番目のガイドくらい)
- 3釣行目以降
という使用環境でした。釣行を重ねていくとコーティングが剥がれてハリが無くなり、柔らかくなるんですよね。もともと柔らかいのに更に柔らかくなった状態です。その柔らかいラインを柔らかいロッドで投げるからラインスラッグが発生する(穂先がブレるから)。その上リーダーとガイドの干渉も加わってエアノットになる。こんな状況だったと思います。
リーダーを短くし、ガイドが干渉しないようにしたらエアノットやガイド絡みはかなり減りました。また、硬さのあるショアジギングロッドで使用する分には問題ありませんでした。
何にせよ、私がエアノットを発生させたい時のような使い方をする人は要注意だと思います。
まとめ
以上、メジャークラフト「弾丸ブレイド クロス」のインプレでした。
低価格で、誰でも使いやすい質感なので、初心者にも手を出しやすいラインと言えるでしょう。
ただ、コーティングは少し弱めで劣化しやすいので、メンテや交換は定期的にやりたいですね!
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