本日ご紹介するのはタックルハウスのヘビーシンキングミノー「コンタクトフリッツ」。青物やシーバス狙いのミノーとして人気の高いルアーです。
コンパクトシルエットと圧倒的な飛距離が武器です。活性が低い魚もついつい食いついてしまう一口サイズのボディ。食い渋りやベイトが小さい状況、飛距離が欲しい状況で活躍するルアーです。
今回はそんなコンタクトフリッツの特徴や魅力をご紹介します。
コンタクトフリッツについて
「コンタクトフリッツ」はタックルハウスが販売するヘビーシンキングミノー。
サイズは以下の5種類を展開しています。
- フリッツ75(75g)
- フリッツ60(60g)
- フリッツ42(42g)
- フリッツ28(28g)
- フリッツ24(24g)
もともとオフショアのマグロキャスティングや大型青物用に開発されたルアーでした。その後、ショア用に42gと24gが開発されました。2020年にはフリッツ24をベースに少しウェイトをプラスしたフリッツ28が登場。堤防から青物を狙うには最適のサイズ感となっています。
カラーは13色を展開しています。
遠くのナブラも狙い打ち。
コンパクト&ヘビーウェイトそして空気抵抗の少なさと 相まってその飛距離は絶大。 タイトウォブリングアクションとボディサイドの平面 により、フラッシング効果は抜群。 さらに水平フォールにより、着水の瞬間から強烈なアピールを発揮します。スタビライザーフィンの効果で青物攻略に必須の超ハイスピードリトリーブでも安定したアクションを発揮し、同時に海峡域のシーバスゲームでローリングベイトで歯が立たないようなシチュエーションでのスローリトリーブでも、しっかりと水をつかんで泳ぎます。
タックルハウス公式HP
コンタクトフリッツの特徴
「コンタクトフリッツ」は以下のような特徴があるルアーです。
一口サイズのコンパクトなシルエット
コンタクトフリッツの一番の強みはシルエットの小ささ。ショアジギングに適した28gは80mm。同じウエイトのサゴシ専用ミノー「サゴシーZ」が95mmなので圧倒的に小さいですね。この一口サイズのシルエットが、ベイトが小さい時や活性が低くて食い渋っている魚に口を使わせてくれます。
風が吹いていても圧倒的な飛距離
シルエットがコンパクトということは風の影響を受けづらいということ。向かい風や横風が強いと大体のミノーは飛びにくいですが、コンタクトフリッツなら安定した飛距離を出してくれます。
高速巻きでも安定のスタビライザーフィン付き
青物狙いなら高速リトリーブは必須のアクションですよね。ただ、ミノーによってはアクションが安定しなかったり水面に飛び出てしまうものもあります。
コンタクトフリッツは背中にスタビライザーフィンがついているのでMAXスピードで巻いても問題ありません。
スローリトリーブでもしっかり動く
ベビーシンキングミノーはスローリトリーブだとしっかりと動かないものも多いです。一方コンタクトフリッツはスローリトリーブでもしっかりと動いてくれます。これを可能にしているのが、前述のコンパクトボディと水をつかむ大きなリップです。
基本性能
基本の「遠投性能」、「巻き」、「フォール」に関してです。
遠投性能
遠投性能はシンキングミノーの中では高いです。ラテオMで28gを投げて70m~80mくらいです。
巻き
ブルブルと小刻みに震えるタイトウォブリング。バイブレーションに似た動きです。ヘビーシンキングなのでやはり速巻きの方が良く動きます。
基本的には速巻きで使うルアーですが、中速・低速で使うことも可能です。その日の魚の活性に合わせて巻きスピードを変えてもOK。
フォール
水平フォールでスーッと沈んでいきます。水流があるとヒラヒラとヒラを打ちます。高輝度の塗装なので、フォール中もフラッシングでアピールします。実際、リトリーブ中にストップかけてフォールしている時に食ってくることもよくあります。
フォール速度は他のシンキングミノーと比べて少し速め。私が良く行く場所(水深5mくらい)では8秒くらいで沈みます。
どんな魚が釣れる?
大きいサイズ(75g、42g)は、オフショアの大型青物やシイラ、マグロまで狙えます。
ショアからの青物狙いに適した28gは、小型中型青物に最適です。また、シーバス狙いでも、港湾など飛距離を出したい場面で大活躍します。
さらに小さな24gは、青物、シーバスに加えてサーフのフラットフィッシュ狙いでも効果を発揮します。
おすすめのサイズとカラー
サイズ
サイズは以下の5種類を展開しています。
- フリッツ75(75g)
- フリッツ60(60g)
- フリッツ42(42g)
- フリッツ28(28g)
- フリッツ24(24g)
カラー
9色のカラーが展開されていますが、特におすすめの3カラーをご紹介します。
①チャートバック・オレンジベリー
サゴシ狙いで抜群の効果を発揮するチャートカラー。濁り潮にも有効です。
②ピンクバック
朝まずめの定番カラー。
③イワシ・レッドベリー
日中や澄潮、低活性に効くナチュラルカラー。お腹だけアピールカラーになっているのもポイントです。
コンタクトフリッツの効果的な使い方
「コンタクトフリッツ」の効果的な使い方をご紹介します。
表層の高速リトリーブ
朝一のサゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。反応が悪い時は、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。表層巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。
着底→高速リトリーブ
表層付近に反応が無い時は着底→中層付近を繰り返し探りましょう。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、ストップ&ゴーやチョンチョンと軽くジャークを入れるのも非常に有効です。ストップ、ジャーク後のフォールをかけてるタイミングで食ってくることが多いです。
サーフでボトム付近1mくらいを意識すればヒラメ・マゴチも狙えます。
ワンピッチジャーク
フォールやジャークも非常に有効。巻きでは反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。
ゆっくりしたジャークには、タチウオやサバなど違った魚が食ってくることもあります。
まとめ
以上、タックルハウス「コンタクトフリッツ」の紹介でした。
他のシンキングミノーより一回り小さいサイズ感が売りです。私は低活性時やマイクロベイトパターン用として常備しています。
青物はメタルジグのイメージが強いかもしれませんが、ミノーでもとてもよく釣れます。なんなら、ミノーじゃないと釣れない日もあるくらいです。
ミノーも様々な種類がありますので、ご自分のタックルや釣りのスタイルに合うお気に入りを探してみてください!
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