本日ご紹介するのはコアマンの「PB(パワーブレード)」。
一口サイズの小粒なスピンテールジグで、定番のシーバス用ルアーの一つです。
シーバスのみならず青物・フラットフィッシュなどの実績も高く、ハイシーズンには品切れ続出の人気ルアー。
今回はそんなコアマンPBの特徴について見ていきたいとおもいます。

「コアマンPB」について

パワーブレード(PB)は、コアマンが販売するシーバス用スピンテールジグ。小粒で一口サイズのシルエットが特徴。この小粒シルエットが、シーバスの警戒心が上がるデイゲームに効くとして絶大な人気を誇っています。
シーバスデイゲームで必要不可欠なルアーであるブレードベイトの決定版。重さ20gの小さなシルエットによる圧倒的食わせ能力は、同時にスレにも強いという特徴を有しています。
着水音も小さいのでボイル打ちにGOOD!そのサイズ感から岸壁際でのテクトロでも抜群の効果を発揮します。
専用設計の#2ブレードが、小気味良い絶妙な引き心地を実現。流れの強弱を感じることが出来る流速感度も最高レベルです。
シーバスはもちろんのこと、ハマチ、サワラ、アジ、サバなどの青物全般や、ヒラメ、マゴチなどの砂モノにもかなり効果的です。
コアマン公式HP
サイズは以下の3種類を展開しています。
- 13g
- 20g
- 30g
カラーは現在16種類を展開しています。(詳しくは公式HPをご覧ください。)
「コアマンPB」の特徴

「コアマンPB」は以下のような特徴があるルアーです。
一口サイズの小粒シルエット

豆みたいな小粒シルエット。警戒心の強いシーバスにも口を使わせやすい一口サイズのボディです。
小さなベイトが多い春先、初夏にも使いやすいサイズ感です。
ボディと同じくらいの大きなブレード
ブレードは大きめのウィローブレード。ゴールドで水中でも目を引きます。小粒シルエットと並ぶと小魚が連なっておよいでいるようにも見えます。
アクションが変わる2つのアイ

アイはボディの前方と上方の2箇所。前方は主にリフトアンドフォールなど、上方向は主にただ巻きに向いてます。
丸飲みさせる前提なのでフックは小さい

純正フックは小さめ。これはシーバスが丸飲みすることを前提としているためです。
※VJなどの他のコアマン製品も同じ仕様ですね。
コンセプトはわかるんですが、少し不安な気もしますよね。青物やフラットフィッシュ狙いで使う場合はフック交換してもいいと思います。(ただ、あまりサイズの違うフックにするとアクションが変わってしまうので要注意です。)
小型フックは根掛かりしても外れやすいというメリットもあります。私も2回ほど根掛かり回避しています。テトラ撃ちする場合や根掛かりが多いポイントではあえてそのままで使うのもありでしょう。
基本性能
基本の「遠投性能」、「巻き」、「フォール」に関してです。
遠投性能
普通よりは高め。20gをラテオ96Mで投げて50mくらい。小粒シルエットなので空気抵抗が小さいです。
巻き
接続するアイによってアクションが変わります。
前方のアイにつけるとボディごと回転しながら進みます。上方向に接続すると、ボディが回転することなく進みます。
ウィローブレードが大きいので巻き抵抗は大きめ。
フォール
小粒なので、フォール速度は速め。河口や堤防先端など流れがある場所でもスムーズに底取りできます。

どんな魚が釣れる?
メインターゲットはシーバスですが、小型・中型青物やヒラメ、マゴチの実績もあります。
磯場では真鯛などもかかるようです。
【狙える魚】
- シーバス
- サワラ、サゴシ
- イナダ、ワラサ、ブリ
- アジ、サバ
- ヒラメ、マゴチ など
おすすめのサイズとカラー

サイズ
サイズは下記を考慮して決めましょう。
・ターゲットの魚は何か?
・釣り場の水深や潮の流れはどれくらいか?
・ロッドのルアーウェイトは?
私は基本的に
・小型、中型青物狙い
・釣り場は水深5~10mの突堤やサーフ、潮は普通
・ロッドのウェイトはMAX50g
という条件での釣りになるので、20gを主に使っています。
10m以上の深場狙いの時は30gを使うこともあります。
カラー
展開されている16色の中でおすすめを3色ご紹介します。
①グリーンゴールド
濁りに強いミドキン。イワシなどの小魚は水中では緑色に見えています。ベイトライクな色だけど、ゴールドでアピールもできる。小さなベイトが増えてくる初夏に使いたいカラーです。

②ブルピン
ナチュラルとアピールのいいとこ取りのカラー、ブルピン。どんな状況でも使いやすい万能カラーです。

③アカキン
アピール力最強クラスのアカキン。濁りはもちろん、朝・夕まずめの実績も高いカラーです。


「コアマンPB」の効果的な使い方

「コアマンPB」のおすすめの使い方をいくつかご紹介します。
巻き
シーバスはもちろん、サゴシ・イナダなど青物狙いにもおすすめ。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。タダ巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。
リフト&フォール
巻きで反応しないシーバスにはフォールやジャークも有効。フォール速度が速いので、速めのリズムを意識するとスムーズにしゃくれます。また、ヒラメ・マゴチなどボトム付近にいる魚を狙う場合は、しっかり着底させることを意識しましょう。
ボトム責め
上記と重なってしまうが、よりボトム付近にいる魚に特化した釣り方。着底→3回くらい軽くしゃくる→着底→3回くらいしゃくる、を繰り返します。主にアコウ、カサゴなどの根魚、マゴチ、ヒラメなどのフラットフィッシュが狙えます。
なぶら撃ち(リフト&フォール)
ブレードジグの得意技、「ナブラ撃ち」。なぶらの少し先にキャストし、リフト&フォールでなぶらを通過させます。小さなブレード付いているので、マイクロベイトパターンのなぶらにも非常に有効です。

まとめ
以上、「コアマンPB」のインプレでした。
いかにもシーバス用ルアーといった一口サイズのスピンテールジグ。小型ベイトパターンや、警戒されやすいデイゲームなど活躍する場面は多そうですね!




