本日ご紹介するのダイワの「サムライジグRスピン」。
コンパクトで巻き抵抗の小さなボディは青物狙いの高速巻きに最適。一方フォールはブレードの抵抗もあり比較的スロー。青物・根魚狙いのショアジギングやオフショアのサワラキャスティングなど幅広く使えるブレードジグです。
そんなサムライジグRスピンについて、使用感などをご紹介しようと思います。

「サムライジグRスピン」について

サムライジグRスピンは、ダイワが販売するブレードジグ。コンパクトで水切れが良いボディが特徴で、高速巻きを得意としています。
スタンダードなジグとして人気のサムライジグの派生商品ですが、構造はかなり異なります。サムライジグの構造を見直して、青物・高速巻き特化にしています。
サワラキャスティングゲームはもちろん、根魚や青物狙いに効果的なオールシーズン対応ブレードジグ!
人気のサワラブレードジギングに対応するコンパクトジグ。安定感抜群の低重心ボディと小型ブレードで超早巻きに対応。ブレードのキラメキと波動がサゴシ、サワラに効果を発揮。また、フロントアシストを搭載しているため、根魚や青物などをターゲットとしたショアスロージギングにも対応。早巻きだけではなく、スローな誘いもできる多目的ジグ。フックは、フロントにティンセル仕様のサクサスアシストフック、リアには大物の強い引きにも耐える太軸シングルフックを搭載。しっかりと深く刺さりバレを軽減する。
サイズは以下の2種類を展開しています。
- 30g
- 40g
カラーは現在13種類を展開しています。(詳しくは公式HPをご覧ください。)

「サムライジグRスピン」の特徴

「サムライジグRスピン」は以下のような特徴があるルアーです。
コンパクト&リアバランスのボディ
ボディはコロンとしたコンパクトな形状。リアバランスでお尻側にかなり厚みがあります。空気抵抗の小さいコンパクトボディ&リアバランスでブレードジグの中では飛距離はかなり優秀な方です。
小さめのブレードで高速巻き対応
アピールの要はゴールドのコロラドブレード。サイズは直径約1.5cmと小さめです。コロラドブレードは一般的に巻き抵抗が強いですが、小さめサイズを採用することで巻き抵抗を抑えています。そのため高速巻きが多くなるブレードジギングやサワラキャスティングでの使いやすさにも定評があります。
リアフックは貫通力の高いシングルフック
リアフックはトレブルフックではなく、シングルフックを採用。トレブルフックに比べてフッキングが決まりやすく、根掛かりのリスクが低いというメリットがあります。
また、引き抵抗を小さくする効果もあります。
基本性能
基本の「遠投性能」、「巻き」、「フォール」に関してです。
遠投性能
ブレードジグにしては高め。30gをラテオ96Mで投げて70〜80mくらい。空気抵抗の小さなボディの良さが出ています。
巻き
ボディをあまり動かさず、ブレードだけが綺麗に回って進みます。アクションとしては控えめです。
ボディ・ブレード・フックと抵抗が小さなものを採用しているので、引き抵抗は小さめ。
フォール
ブレードジグの中では速め。水深5mくらいのポイントで5秒くらい。
フォール姿勢はほぼ水平。リアバランスですが、ブレードの抵抗でちょうどよくバランスが取れているようです。
遅いフォールだと見切られるような状況でも有効。リーフ形状でスローなフォールのブレードジグは見切られても、サムライジグRスピンの速いフォールは口を使ってくれたこともありました。

どんな魚が釣れる?
【狙える魚】
- イナダ、ワラサ・ブリ
- ヒラマサ
- アジ、サバ
- ヒラメ、マゴチ
- シーバス など
メインターゲットは青物系ですね。イナダなワラサなどの青物やサゴシ・サワラなど、高速巻きに反応が良い魚の釣果が多いようです。
高速巻きが得意なので、ブレードジギングやサワラキャスティングで使う方も多いようです。
おすすめのサイズとカラー

サイズ
サイズは下記を考慮して決めましょう。
・ターゲットの魚は何か?
・釣り場の水深や潮の流れはどれくらいか?
・ロッドのルアーウェイトは?
私は基本的に
・小型、中型青物狙い
・釣り場は水深5~10mの突堤やサーフ、潮は普通
・ロッドのウェイトはMAX50g
という条件での釣りになるので、30gを主に使っています。
10m以上の深場狙いの時は40gを使うこともあります。
カラー
展開されている13色の中でおすすめを3色ご紹介します。
マイワシ
青物狙いの鉄板、ブルーシルバー。晴れの日中に高速巻きでイナダが爆釣してからというもの、お気に入りカラーになりました。私はブルー系は必ず一つはタックルボックスに入れています。

ピンクイワシ
こちらも青物狙いの王道カラー、ピンクシルバー。朝まずめの時間帯はもちろん、ベースがシルバーなので日中でも比較的使いやすいカラーです。少しアピール力をプラスしたい時などにちょうどいいですね。

アカキンゼブラ
朝まずめや曇天・雨天に備えて持っておきたいグローカラー。ベースカラーがアカキンなので濁りにも強いカラーリングです。また、アカキンは根魚との相性が良いカラーでもあります。


「サムライジグRスピン」の効果的な使い方

「サムライジグRスピン」のおすすめの使い方をいくつかご紹介します。
巻き
サゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。タダ巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。
ワンピッチジャーク
フォールやジャークも非常に有効。巻きで反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。フォール速度が速いので、速めのリズムを意識するとスムーズにしゃくれます。また、ヒラメ・マゴチなどボトム付近にいる魚を狙う場合は、しっかり着底させることを意識しましょう。
ボトム責め
上記と重なってしまうが、よりボトム付近にいる魚に特化した釣り方。着底→3回くらい軽くしゃくる→着底→3回くらいしゃくる、を繰り返します。主にアコウ、カサゴなどの根魚、マゴチ、ヒラメなどのフラットフィッシュが狙えます。
なぶら撃ち(リフト&フォール)
ブレードジグの得意技、「ナブラ撃ち」。なぶらの少し先にキャストし、リフト&フォールでなぶらを通過させます。小さなブレード付いているので、マイクロベイトパターンのなぶらにも非常に有効です。

まとめ
以上、シマノ「サムライジグRスピン」のインプレでした。
速い動きでターゲットのスイッチを入れられるので、青物狙いにはかなり有効なルアーです。
ショア・オフショア問わず色々な場面で活躍するジグですので、気になった方はぜひ試してみてください!





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