ジャクソン「飛び過ぎダニエル」のインプレ。遠浅サーフのヒラメに最適!

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本日ご紹介するのは、ジャクソンのメタルジグ、「飛び過ぎダニエル」

極端な後方重心で、圧倒的な遠投性能が売りです。また、顔の下部にアイがついていることで浮き上がりが速く、サーフなど遠浅フィールドで使いやすいという特徴も。遠投性能も相まって、サーフのヒラメ狙いに最適との声も多い人気ジグです。

今回はそんな飛び過ぎダニエルの魅力を解説しようと思います。

目次

ジャクソン「飛び過ぎダニエル」について

「飛び過ぎダニエル」は、ジャクソンが販売するソルト用メタルジグ。名前の通り、絶大な遠投性能を売りとしています。

まさに飛び過ぎ!

サーフや港湾、河川、磯など、あらゆるフィールドをカバーできるサイズ。対象魚もヒラメやシーバス、コチ、青物など、ほぼ全ての中型フィッシュイーターが狙えます。持ち前の飛距離をいかし、より広いエリアを攻略。自重の数値から想像される飛距離のイメージ以上に飛びますので、『距離は出したいけど浅い』『距離は出したいけどベイトが小さい』など、求めている飛距離とレンジやベイトサイズが合わないような歯がゆいシチュエーションでも攻略が可能です。

ジャクソン公式HP

サイズは以下の4種類を展開しています。

  • 14g
  • 20g
  • 30g
  • 40g

カラーは17色を展開しています。(サイズ限定カラーもあるので詳細は公式HPをご確認ください。)

「飛び過ぎダニエル」の特徴

「飛び過ぎダニエル」は以下のような特徴があるルアーです。

極端な後方重心

まず特筆すべきなのはこの極端な後方重心バランス。横から見るとよくわからないですけど上から見るとよくわかりますね。物凄いリアバランスです。このリアバランスのおかげで飛距離が出るのはもちろん、ただ巻きでも大きなウォブリングアクションでハイアピールしてくれるという強みもあります。

風を切り裂くプレート部

後方のふっくら感とは逆に前方は鉄板1枚のような作りでかなり薄め。キャスト時にはこの鉄板部分が尾翼となって飛行姿勢を安定させてくれます。圧倒的な飛距離を支えるパーツの一つですね。

下側アイで浮き上がりが速い

アイは一般的にはルアーの鼻の位置あたりにありますが、このジグでは顎の位置より下(もはや喉くらい)にあるのも特徴の一つ。この位置にアイがあることで、浮き上がりが速いという特性が生まれます。遠浅サーフでは、通常のルアーはすぐに底を擦って使いにくいこともあります。飛び過ぎダニエルの浮き上がりの速さは、このジグがサーフで使いやすい理由の一つになっています。

鮮やかなカラーリング

オーロラのような特殊なカラーリングが目を引きます。17種類の豊富なカラーリングですが、どれも魅力的なカラーリングになっています。砂煙で水中の視界が悪くなりがちなサーフにおいても、しっかりとフラッシングを魚に届けてくれる。そんな煌びやかなカラーが揃っています。

基本性能

基本の「遠投性能」、「巻き」、「フォール」に関してです。

遠投性能

非常に高い。30gをラテオ96mで投げて90m前後の飛距離です。40gをショアジギロッドで投げたらもっと飛ぶはず。小粒シルエットではないので、横風には若干弱い印象です。

巻き

アクションは大きめ。お尻を大きく振ったワイドウォブリングアクションです。巻くだけで強波動で魚にアピールしてくれます。特に難しいアクションを入れなくても勝手にジグが仕事をしてくれるので、初心者の方にも使いやすいと言えるでしょう。

極端な後方重心のため、巻き抵抗はかなり大きめです。

フォール

フォール速度は速め。水深5mくらいのポイントで着底まで4秒くらい(30g)。お尻からストーンと落ちる設計になっています。広いレンジを探ったり、速いフォールでリアクションバイトを誘う時には有効。一方で、ゆっくりしたフォールで活性の低い青物を狙ったりする場合は向いてないかなと感じます。

どんな魚が釣れる?

メインターゲットはサーフのヒラメ・マゴチでしょう。大遠投してあとはストップ&ゴーを繰り返すだけで釣れると評判です。

フラットフィッシュ以外にも青物・シーバスなどジグで狙える魚はだいたい釣れるようです。

  • ヒラメ、マゴチ
  • イナダ、ワラサ・ブリ
  • サゴシ・サワラ
  • 根魚
  • タチウオ
  • シーバス   など

巻くだけで釣れるのでサーフ初心者にも使いやすいですね!

おすすめのサイズとカラー

サイズ

サイズは下記を考慮して決めましょう。

・ターゲットの魚は何か?
・釣り場の水深や潮の流れはどれくらいか?
・ロッドのルアーウェイトは?


私は基本的に
・小型、中型青物狙い
・釣り場は水深5~10mの突堤やサーフ、潮は普通
・ロッドのウェイトはMAX50g


という条件での釣りになるので、30gを主に使っています。

浅いサーフの時は20gを持って行きます。

大型港湾など深い場所や、水流の強い場所では40gを使うこともあります。

カラー

展開されている17色の中でおすすめを3色ご紹介します。

①ブルピン

基本のブルピン。状況を選ばず使える万能カラーです。ヒラメのみならず、青物、シーバスなど何を狙うにしても必要なカラーです。

②ゼブラグローピンク

午前中に強いピンク。グローで朝まずめ仕様になっています。グロー・ケイムラは、濁りや曇天などローライトな状況で効果テキメンです。

③グリーンゴールド(30gのみ)

濁り潮に強いグリキン。私のホームである新潟はよく濁るので持って行くようにしています。濁ってなくても、他の色が全然ダメな時に投げると釣れたりする意外性の高いカラーです。

▼カラーの選び方について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

「飛び過ぎダニエル」の効果的な使い方

飛び過ぎダニエルの効果的な使い方をいくつかご紹介しますね。飛び過ぎダニエルに関しては、前述したとおり基本的にはタダ巻きでOK。無理にアクションを入れる必要はありません。こんな使い方もあるんだな、くらいに思ってもらえればいいと思います。

巻き

サゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。タダ巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。

ワンピッチジャーク

フォールやジャークも非常に有効。巻きで反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。フォール速度が速いので、速めのリズムを意識するとスムーズにしゃくれます。また、ヒラメ・マゴチなどボトム付近にいる魚を狙う場合は、しっかり着底させることを意識しましょう。

ボトム責め

上記と重なってしまうが、よりボトム付近にいる魚に特化した釣り方。着底→3回くらい軽くしゃくる→着底→3回くらいしゃくる、を繰り返します。主にアコウ、カサゴなどの根魚、マゴチ、ヒラメなどのフラットフィッシュが狙えます。

まとめ

以上、ジャクソン「飛び過ぎダニエル」のインプレでした。

サーフヒラメ初心者のお助けアイテム的な存在ですね。サーフは浅くて変化も少なくて、最初は何をどうしたらよいかわからないと思います。そんな時はとりあえずこのジグでストップ&ゴーを繰り返してみてください!

▼ショアジギング用ルアーのおすすめまとめはこちら!

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