本日ご紹介するのはシマノのスピニングリール「21ナスキー4000XG」。
実売価格1万円台前半ながら、ハガネギアやサイレントドライブなど快適な釣りをサポートする機能が満載。
ショアジギングをはじめ、様々な釣りに使える汎用性の高い一台です。
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シマノの「ナスキー」とは？
「ナスキー」はシマノの汎用スピニングリール。実売価格10000円台から購入でき、シマノのリールラインナップのぎりぎり中価格帯に入るくらいの位置づけです。
10000円ちょうどくらいから買えますが、シマノのコア技術である「サイレントドライブ」や「ハガネギア」、「コアプロテクト（防水機構）」などが搭載された耐久性に優れたモデルです。
「21ナスキー」のラインナップ
21ナスキーは次のようなランナップで展開されています。
| 型番 | 標準自重（ｇ） | ギア比 | 標準巻糸量PE（号ｰm） | 最大ドラグ力（kg） |
|---|---|---|---|---|
| 500 | 170 | 5.6 | 0.8-140 | 3 |
| 1000 | 205 | 5 | 0.8-240 | 3 |
| C2000S | 210 | 5 | 0.8-110 | 3 |
| C2000SHG | 210 | 6 | 0.8-110 | 3 |
| 2500 | 240 | 5 | 1.2-270 | 9 |
| 2500SHG | 240 | 6.2 | 0.8-150 | 4 |
| 2500HG | 240 | 6.2 | 1.2-270 | 9 |
| C3000 | 240 | 5 | 1.5-270 | 9 |
| C3000DH | 270 | 5 | 1.5-270 | 9 |
| C3000HG | 240 | 6.2 | 1.5-270 | 9 |
| 4000 | 285 | 4.7 | 1.5-320 | 11 |
| 4000XG | 285 | 6.2 | 1.5-320 | 11 |
| C5000XG | 305 | 6.2 | 2-300 | 11 |
▼私がライトショアジギング用に買った4000XG。
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「21ナスキー」はこんなリール！
「21ナスキー」の特徴を簡単に解説します。
「HAGANE」技術による高い剛性と耐久性
シマノの金属加工技術「HAGANE」。高圧でプレスした金属を切り出して作る「HAGANEボディ」は剛性と耐久性が高いボディです。同じ製法で作る「HAGANEギア」は永遠に変わらない巻き心地をコンセプトにしています。
過酷な環境下でも長く使い続けられる、まさに「質実剛健」という言葉がぴったりのリールです。
「サイレントドライブ」による滑らかな巻き感
サイレントドライブという静音技術により、巻き感はとても滑らかで静か。HAGANEギアにより、ギアの噛み合わせもしっかりしていてブレません。
滑らかだけど力強い巻き上げ力
滑らかな巻き感を持つ一方、巻き上げ力はとても力強い。この力強さを生み出しているのが「Xシップ」という独自のギア配置。最適なギア配置により、強い負荷をいなして軽い力で巻きあげられるパワーを実現しています。これも、前述のHAGANE技術による剛性と、強靭なギアが前提になっています。
「コアプロテクト」により波飛沫がかかっても安心
防水機構「コアプロテクト」が搭載されており、波飛沫がかかる環境でも安心して使用できます。
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「ナスキー4000XG」のインプレ
今回は、私が使っているモデル「ナスキー4000XG」についてインプレしたいと思います。
基本性能
外観
外観はこんな感じ。シルバーとグレーが基調のガンメタリックなカラー。
ハンドルはブレ感が少ない「ねじ込み式」。ノブも大きめで巻きやすい。
防水機構コアプロテクト搭載。波飛沫がかかるウェーディングや磯場での使用も安心。
ここに「ハガネギア」が入っています。巻き始めは少し重いですが、ファイト時は安定感があります。
クラッチレバーは付いていない。私は巻きすぎた時のタラシ調整などでよく使っていたので少し残念な気もします。ただ、正直それくらいしか用途が無かったので無くてもで大丈夫だと思います。
巻き心地
巻き始めは少し重め。ただ、これはハガネギアやコアプロテクトなど耐久性を高める機構を入れているのでしょうがないですね。何を優先するか？という話になると思います。
重さを感じるのは巻き始めだけで、回転が軌道に乗ってからの重さは他リールと変わりません。
軽さ
4000XGで自重は285g。同クラスのレガリスLT4000CXHで225g。自重だけで言えば約60g（27%）重いです。
実際に使い比べると、やはりナスキーの方がずっしり感を感じますね。
この差はリールのコンセプトの違いからきていると思います。それぞれ下記のような点に重点をおいている感じがします。
- ナスキー：耐久性、静音性、剛性
- レガリス：軽さ、巻き感、価格
このような差を知った上で自分にベストなリールを選びたいですね。
パワー（ドラグ力）
パワーは標準より強め。最大ドラグ力は他リールと大きく変わりませんが、Xシップ・ハガネギア等による巻きの安定感を感じます。
剛性
剛性は高め。ハガネギアやボディの金属部が多いので、重いジグをしゃくった時もたわみ感が少ないです。
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状況別！「ナスキー」のおすすめ番手
主にルアーゲームで使う想定で、おすすめ番手をご紹介しますね。
堤防からのライトショアジギング
多くの方がライトショアジギング用として購入しているようです。番手は3000～4000番のハイギアタイプ（XGと表記）がおすすめ。私は、少しでも遠投してスピーディーにルアーを動かしたいので4000番を選びました。
水深20ｍ以上の大型港湾や、ロックショアも考えているなら5000番がおすすめです。
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河口・サーフのルアーゲーム
河口のシーバスゲームやサーフの青物・フラットフィッシュ狙いにももちろん使えます。これらの釣りは、波飛沫がかかったり、ウェーディングで腰くらいまで浸かることもあります。その点でナスキーは防水機構「コアプロテクト」がついているので安心です。
シーバスゲーム主体なら3000番、青物・フラットフィッシュ主体なら4000番がおすすめ。どちらもハイギアにしておけば間違いないです。
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2000番以下はライトゲームにも
2000番以下の小型機のラインナップが豊富なのもナスキーの強みです。これらの機種はアジング・メバリングなどのライトゲームからロックフィッシュ狙いにも使えます。
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「ナスキー4000XG」に合わせたいロッド
「21ナスキー」に合わせたいおすすめロッドを紹介します。
今回はシマノのロッドを紹介しますが、ダイワやその他のロッドでも全然合わせられますよ！この項の最後にまとめ記事のリンク貼っておくのでよかったらそちらもご覧ください。
【シマノ】ディアルーナ
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「ディアルーナ」はシマノの人気シーバスロッドシリーズです。2万円台とミドルクラスの価格帯ながら、ハイエンドモデルにも取り入れられている技術が複数搭載されています。また、豊富なラインナップがあり、あらゆるルアーゲームに使える汎用性の高さが魅力です。
シーバスロッドですが、ライトショアジギングに使う人も多く、ナスキーと相性ぴったりの1本です。
▼「23ディアルーナ」の詳細はこちらをご覧ください。
【シマノ】コルトスナイパーBB
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コスパ良くショアジギングを楽しみたいならこのロッド。コルトスナイパーシリーズは、シマノのショアジギングロッドカテゴリーの代表格として様々なモデルが展開されています。「コルトスナイパーBB」は、シリーズの中で最も安い価格帯のモデルです。実売価格は1万円台半ばほどですが、ショアジギングに必要な機能をしっかりと備えたロッドになっています。また、ショアプラッキングにも対応しておりミノーやシンキングペンシルの操作性が高いことも魅力です。
コルトスナイパーシリーズは他にも「SS」やライトショアジギング特化「LSJ」などのモデルがあります。ご予算やこだわりに合わせて選べますよ！
▼「コルトスナイパーBB」の詳細はこちらをご覧ください。
▼他のおすすめロッドはこちらをご覧ください。
まとめ
以上、シマノ「ナスキー4000XG」のインプレでした。
1万円台前半と比較的低価格ですが、シマノの技術が豊富に盛り込まれた信頼できるリールです。
自重や巻き始めの感触などは好みが分かれるところかもしれませんが、しっかりしたリールを長く使いたい人にはおすすめできる一台ですよ！
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