本日ご紹介するのはジャクソンの「メタルエフェクト ロングキャスト」。
ジャクソンのメタルジグシリーズ「メタルエフェクト」の遠投特化モデルです。一番の特徴は5cmで32gというずんぐりしたボディ。リアバランスであることもあり、数ある遠投ジグの中でもトップクラスの飛距離を誇ります。
そして、メタルエフェクトの特徴でもある六角形のボディでアピール力も強い。
タックルボックスに入れておけば、どうしようもない状況で助けてくれる救世主になり得るルアーです。
ジャクソン「メタルエフェクトシリーズ」について
「メタルエフェクト」はジャクソンが販売するメタルジグのシリーズです。
メタルエフェクトシリーズでは下記の3種類が展開されています。
- メタルエフェクト ステイフォール
- メタルエフェクト ブレード
- メタルエフェクト ロングキャスト
▼他のモデルのインプレはこちら!
「メタルエフェクト ロングキャスト」について
今回ご紹介する「メタルエフェクト ロングキャスト」は遠投に特化したモデルです。
届かなかったその先へ
メタルエフェクトシリーズに待望のロングキャストモデルが登場。メタルエフェクトStay Fallは縦の釣り、メタルエフェクトBladeは横の釣りなのに対して、メタルエフェクトLong Castは飛距離を最大の武器とし、今まで届かなかったポイントを攻める為だけに焦点を合わせ開発を行った。
ジャクソン公式HP
サイズは以下の3種類を展開しています。
- メタルエフェクトブレード / 20g
- メタルエフェクトブレード / 30g
- メタルエフェクトブレード / 40g
カラーは8色を展開しています。(詳しくは公式サイトをご覧ください。)
▼一つは持っておきたおきたいピンク。
「メタルエフェクト ロングキャスト」の特徴
「メタルエフェクト ロングキャスト」は以下のような特徴があるルアーです。
六角形の特徴的なボディ
まず特筆すべきは6面体とも言うべき特徴的なボディ構造。他のルアーではあまり見られないこのカクカクした構造により、様々な特徴的なアピールをしてくれます。(以下参照)
ジャクソンはこのような平面構造のルアーが得意です。他にもサゴシ専用ミノー「ピンテールサゴシチューン」も6面構造で、強烈なフラッシングとチドリアクションが強みのルアーです。
サイド面は窪みを入れずフラッシング増強
6面体構造はメタルエフェクトシリーズ共通の構造ですが、このロングキャストの形状は他の2モデル(ステイフォール、ブレード)とは若干違っています。
ステイフォールやブレードと異なるのはサイド面に窪みが入っていないこと。平面の要素が強くなるのでフラッシング効果が大きくなります。
32gで5cmのコンパクトなシルエット
上から見るとかなりずんぐりした見た目です。5cmのボディサイズに全てを詰め込んだまさに「飛ばすためのシルエット」。
鉛筆が転がるような独特なフォール
水中をコロコロと転がるような独特のフォールは、まるで鉛筆を転がしたような感じ。ボディが窪みが無い六面体なので水をあまり掴まないからだと思います。コロコロ落ちる時に光を強く反射するのでアピールは強めです。
基本性能
基本の「遠投性能」、「巻き」、「フォール」に関してです。
遠投性能
遠投性能はかなり高い。32gをラテオ96Mで投げて100m前後飛びます。
また、シルエットがかなりコンパクトなので向かい風の影響を受けにくいという点も強みです。
巻き
リアバランスなので、お尻を振ったバタバタ系アクション。ただ、もともとシルエットが5cmしかないのでそこまで派手な印象はありません。
コロンとしたシルエットなため水抵抗が小さく、あまり引き重りを感じません。
フォール
フォール速度は速め。水深5m前後のポイントで5秒くらい。底が取りにくい状況だとかなり使いやすいですね。
フォールは前述のようにコロコロと真下に転がるような感じ。スローフォールだと見切られたり、フラッシングが効果的な状況ではかなり有効かなと感じます。
ジャーク感はかなり軽いです。これもコロンとしたボディで水抵抗が小さいからだと思います。なので、軽い力でジャークしてもしっかり動かすことができます。
私が良く使う、ジャッカルの「ビッグバッカージグ」も同じリアバランス・コンパクト・遠投系のジグですが、こちらはそこそこの抵抗を感じます。ボディ形状でかなり操作感に違いが出てきますね。
▼青物狙いの定番、イワシカラー。
どんな魚が釣れる?
メインのターゲットは青物になるでしょう。遠くまでスピーディーに探れるので、広範囲を回遊する青物を探すのに最適です。他にもフラットフィッシュや根魚などの実績があるようですね。
遠投ができるので様々なターゲットに出会うチャンスが増えますね!
- イナダ、ワラサ・ブリ
- ヒラマサ
- ヒラメ、マゴチ
- 根魚
- タチウオ など
おすすめのサイズとカラー
サイズ
サイズは下記を考慮して決めましょう。
・ターゲットの魚は何か?
・釣り場の水深や潮の流れはどれくらいか?
・ロッドのルアーウェイトは?
私は基本的に
・小型、中型青物狙い
・釣り場は水深5~10mの突堤やサーフ、潮は普通
・ロッドのウェイトはMAX50g
という条件での釣りになるので、32gを主に使っています。
浅いサーフの時は22gを持っていくこともあります。
カラー
展開されている9色の中でおすすめを3色ご紹介します。
メタルエフェクトシリーズはカラー名を公募して決めるそうです。そのため「バブリーピンク」や「情熱フェニックス」など個性的な名前が多くなっています。
①そのまんま鰯
晴天・澄潮に強いブルーシルバー。5cmくらいのカタクチイワシがベイトの時はドンピシャです。
よりフラッシングするカラーがよければ「フラッシュミラーボール」もおすすめ。
②しらすやナイト
珍しいホワイトカラー。輪郭は白だけど、側面部はシルバーという絶妙な組み合わせ。なかなか食わないシラスパターンで使いたい切り札カラーです。
③バブリーピンク
青物狙いで出番が多いピンクシルバー。日によってはブルーやシルバーはだめでピンクにしか反応しないこともあるので、やはり持っておきたいカラーです。
▼カラーの選び方について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「メタルエフェクト ロングキャスト」の効果的な使い方
巻き
サゴシ、イナダなど青物狙いにおすすめ。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、巻いてる途中で一度止めるストップ&ゴーも非常に有効です。だいたいストップしてテンションフォールをかけてるタイミングで喰ってきます。タダ巻き中に2.3回トゥイッチを入れるのもいい方法です。
ワンピッチジャーク
フォールやジャークも非常に有効。巻きで反応しない時はジャークで誘いをかけていきましょう。フォール速度が速いので、速めのリズムを意識するとスムーズにしゃくれます。また、ヒラメ・マゴチなどボトム付近にいる魚を狙う場合は、しっかり着底させることを意識しましょう。
ボトム責め
上記と重なってしまうが、よりボトム付近にいる魚に特化した釣り方。着底→3回くらい軽くしゃくる→着底→3回くらいしゃくる、を繰り返します。主にアコウ、カサゴなどの根魚、マゴチ、ヒラメなどのフラットフィッシュが狙えます。
まとめ
以上、ジャクソン「メタルエフェクトロングキャスト」の紹介でした。
遠投系ジグはいろいろありますが、一つは持っておきたいところですね。
今回紹介したメタルエフェクトは、遠投系の中でもかなりギュッとした部類。向かい風でもストレス無く投げれるし、ジャークも楽なのでおすすめですよ!
▼ショアジギング用ルアーのおすすめまとめはこちら!
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