【レシピ】真鯛のアクアパッツァ。素材の旨みだけで作る絶品スープがたまらない!

こんにちは!

本日のレシピ紹介は「真鯛のアクアパッツァ」です。

【材料】(2人前)
・真鯛(20cmくらい)1尾 ・あさり(150g) ・しじみ(150g) ・ミニトマト(6個)  ・にんにく(1/2かけ) ・オリーブオイル(少量)  ・白ワインまたは水(50ml~100mlくらい)
※貝類はお好きなものを300gくらい(多すぎるとしょっぱくなります)
・タイム(1房) ・ディル(1房)  ・イタリアンパセリ(少量)※乾燥パセリでも可

【あれば】・セミドライトマト

【作り方】

①貝類は砂抜きをし、ミニトマトは半分にカット、にんくはみじん切りにしておく。

②真鯛の下処理をする
・うろこ内臓を取る。
・背びれ胸びれ尾びれも尖ってて危険なので切っておく。
・皮、お腹に塩をふって20分くらい置く。

<なんで塩を振るの?>
①魚の臭みをとるため
しっかり洗っても、魚の表面のぬめりや血の臭みは取り切れません。魚に塩を振ることで、臭み成分が染み出してきます。10分くらいおくと表面に水分が滲んできますが、これは臭み成分なのでペーパーなどでふき取りましょう。

②魚に下味をつけるため

③熱したフライパンにオリーブオイルをひき、真鯛を焼く。

焦げないように弱火で焼く。<ポイント>焼き目が付けばOK。表3分、裏3分くらい。

④真鯛が焼けたら一度バットに取る。
貝を炒めるのに邪魔にならなければそのままでもOK。

⑤オリーブオイルを少し入れ、弱火でにんにくを炒める。

⑤にんにくの香りが立ってきたら、貝類を入れ、強火で炒める。

今日のしじみは大粒!あさりと同じくらいの大きさ。

⑥貝が開き始めたら、鯛をフライパンに戻す。

⑥貝類の鮮度に合わせて白ワイン又は水を入れる。沸騰してきたらタイム、ディル、セミドライトマトを入れる。
<ポイント>貝類の鮮度が悪い(生臭い匂いが強い)時は白ワインを入れる。

<セミドライトマトを入れる理由は?>
セミドライトマトには旨み成分のグルタミン酸が豊富に含まれているからです。いろいろな旨味を掛け合わせると味に奥行が出ますよ!

⑦強火で煮立たせながら5〜7分くらい加熱する。
〈ポイント〉おたまやスプーンで煮汁を魚にかけながら煮ることで身がふっくらする。

⑧火を止め蓋をして2分ほど蒸らす。

⑨再度火をつける。オリーブオイルとミニトマト、イタリアンパセリを加えて煮立たせる。
オリーブオイルはたっぷりと。30mlくらい入れて良い。煮立たせることで水分と乳化していく。

⑩ミニトマトがくしゃっとしてきたら火を止める。

⑪盛り付けて完成。

しっかり煮汁をかけながら煮たので、鯛の身はふっくらです。

スープは真鯛の旨み、貝類の旨みが溶け出していて、しっかり海を表現できています。そこにトマトの旨みとたっぷり入れたオリーブオイルの香りが加わっていてなんとも重厚な味わいです。きっとこれが本場地中海の味なんでしょう(行ったことないですが)

今回、焼く前に鯛に振り塩をした以外、塩・調味料は使っていません。それでも、素材の旨みをちゃんと引き出すことができれば、しっかりと味をまとめることができます。市販のスープを使うよりも少し難易度は高いですが、素材によって味の変化を感じることができてとても面白いですよ!

アクアパッツァは使う魚、貝で全く違う味になります。今回は真鯛でしたが、根魚(メバル、ソイ、カサゴなど)や青魚(サバ、アジ)でも美味しいです。切り身の魚で作ることもできます。

貝はあさりが一般的と思いますが、今回のようにしじみを混ぜたりすると味の奥行が出ます。他にもエゾアサリやハマグリ、ホタテなんかもおすすめです!

ぜひ自分だけの味を探してみてください!

<〆のパスタ 濃厚な魚介ソースがフェットチーネに絡んで最高です!>

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