ヒラメ・マゴチが釣れるルアーの動かし方6選。サーフに適したアクションを厳選

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サーフ初心者の方にとって、ルアーをどう動かしたらよいかよくわからないのではないでしょうか?

結論から言うと、サーフのヒラメ・マゴチ狙いにおいてはそこまで難しいアクションは必要ないと思っています。そこにヒラメ・マゴチがいれば、どんなアクションでもわりと素直に喰ってくる傾向があるからです。

しかしながら、抑えるべきポイントはいくつかありますのでお話しようと思います。

目次

ヒラメ・マゴチはどんな魚?

ヒラメとマゴチはどちらも砂浜などに生息するフィッシュイーターです。普段は砂の中に身を隠していて、近くを通る魚などを捕食します。基本的な生態が似ている2種ですが、食性や行動範囲など若干違う点もあります。

ヒラメ・マゴチの特徴

ヒラメは全国各地の砂地に生息しています。目が細かい砂泥底の他に、砂利底やゴロタ浜にもいます。魚食傾向が強く、キスやイワシ、ハゼなどの小魚を捕食します。砂底にじっとしているイメージが強いですが意外と活動的で、小魚を追って水面近くまで泳いでいくこともあります。行動範囲も割と広く、1か月で数百㎞移動したという研究結果もあります。

マゴチも全国各地の砂地に生息していますが、低水温に弱いので北海道・東北北部には少なめです。マゴチはどちらかというと砂泥底の方を好む傾向があります。雑食傾向が強く、小魚の他にカニやエビなどの甲殻類を好んで食します。イソメ・ゴカイなども捕食します。ヒラメに比べると海底にじっとしていることが多く、基本的には海底から50cm以内のひと泳ぎで届く距離が捕食範囲です。

スクロールできます
項目ヒラメマゴチ
生息域全国的に分布し、低水温にも強い低水温に弱く、北海道や東北の一部には少ない
産卵期2月下旬~6月頃5月~8月頃
食性・捕食魚食傾向。イワシ、キスなどの小魚がメイン。泳ぎが得意なため中層まで追いかけて捕食する。雑食傾向。カニ・エビなどの甲殻類がメイン。イワシ・キスなどの小魚やゴカイなども食す。海底からあまり離れず一泳ぎ(50cm以内)で届く範囲を狙う傾向が強い。
行動範囲比較的広い。ベイトを追って1か月で数百km移動することも。比較的狭い。ヒラメほど広範囲を移動しない。
晩秋~初春(10月~2月頃)が旬。夏場のイメージが強いがこの時期はやや痩せ気味の個体が多い。初夏~夏(6月~8月頃)が旬で、「照りゴチ」と呼ばれる。
食味淡白で上品な白身、高級魚として知られる淡白な白身で独特の歯ごたえがあり。フグに似ていると表現されることも。夏が旬の高級魚

目線が違うので最適レンジも変わる

アクションの前に前提条件の確認ですが、ヒラメとマゴチでは最適レンジが若干違います。

魚種最適レンジ
ヒラメ海底から0.5~1.5m
マゴチ海底から0.5以内

ヒラメ・マゴチは目の向いている方向が違うため、捕食しやすいレンジも変わってくるのだと思っています。

・ヒラメ:上向きなので上方向がよく見える
・マゴチ:前向きなので海底付近がよく見える

サーフのヒラメ・マゴチ狙いにおすすめのアクション6選

ヒラメ・マゴチは青物やシーバスなどに比べてそこまでルアーの種類・動きにシビアではありません。そこに魚がいて、レンジが合っていれば割と素直に食ってくる印象です。むしろルアーの動きよりも、通すレンジのほうが重要だと感じます。

そのような前提の中でも、濁り水温ベイトの有無によって最適なスピードやルアーサイズが変わることもあります。ポイントの状況や魚の反応を見ながら微調整は必要になります。

今回は、ヒラメ・マゴチ狙いで使えるアクションを6個ご紹介します。これらのアクションは、上述のヒラメ・マゴチの最適レンジに通しやすくサーフでの実績が高いものです。

▼サーフでの実釣動画です。こちらを観ていただけるとルアーの動かし方のイメージが掴みやすいかと思います。

基本のアクション

基本的なアクションを3個ご紹介します。後半の3つはこれらの基本アクションの応用になります。なので、まずはこの3つを覚えることが大切になります。

①ただ巻き

サーフでフラットフィッシュを狙う上で最もオーソドックスなアクションです。着底→5~8回巻く(1秒1~1.5回くらい)→着底を繰り返します。ヒラメ・マゴチのレンジであるボトムから1m付近を通してくるイメージです。

ボトムを取らなくても一定のレンジをキープできるなら、着底させずに巻き続けても良いです。

巻く速度や回数はその日の状況やポイントの深さなどで調整します。

上述の通りヒラメとマゴチでは最適なレンジが若干異なります。どちらをメインで狙うかによって巻く回数・速度を調整するのもおすすめです。

②ストップ&ゴー

上記のリトリーブ中にストップを挟むのも有効。8回巻くなら4回目で1秒くらい止めるイメージです。特にヒラメに効果的で、ストップ後の巻き始めで喰ってくることがよくあります。

③リフト&フォール

ルアーを大きく動かしてアピールします。ルアーが着底したら1~2回大きくロッドを煽ります。そのまま巻き始めてもいいし、もう一度着底させてまたリフトさせてもいいです。

その他のアクション

④リフト&フォール(2回くらい)→巻き

「ジャーク」と「巻き」のコンビネーション。遠投して着底したら2回くらい大きめに竿を煽ります。そのまま着底を待たずにリトリーブに繋げます。5〜10回巻いたらまた着底させて2回煽る→リトリーブを繰り返します。

大きくジャークしたタイミングや、その後の巻き始めのタイミングで喰ってくることが多いです。

⑤ボトム攻め

上記の「リフト&フォール」をさらに細かく刻んだアクション。着底→2.3回小さくリフト→着底を繰り返します。

寒くて魚の活性が低い時や、水深があるポイントでリトリーブだとレンジキープが難しいような時に効果的です。

⑥ずる引き

海底を引きずるようにルアーを動かす釣り方です。ルアーがなるべく海底から離れないように、竿を横方向に寝かせた状態でゆっくりと引いてきます。

キス釣りで仕掛けをゆっくり引いてくるようなイメージですね。

特にマゴチに相性が良いアクションです。

【サーフのヒラメ・マゴチにおすすめのアクション6選】

  • ただ巻き
  • ストップ&ゴー
  • リフト&フォール
  • リフト&フォール(2回くらい)→巻き
  • ボトム攻め
  • ずる引き

サーフでのポイントの絞り方

サーフはヒラメ・マゴチの魚影が濃くて良いポイントですが、難しい点もあります。それは、ポイントが絞りにくいこと。サーフは数km〜数十kmに及ぶこともあり、とても広大なフィールドです。さらに見た目にわかる変化があまりなく、特に初心者にとってはどこも同じに見えるでしょう。

そこで今回は、サーフで狙うべき代表的なポイント(地形変化)をいくつかご紹介しようと思います。

ブレイク

ブレイクとは海底の地形変化の一つで、急に段差になっているような地形のこと。別名「かけあがり」と呼ばれたりもします。ブレイクは大型魚が餌を待ち構えて隠れるのに絶好の場所です。周りより水深が深くなっているため餌になる小魚が集まりやすく、サーフにおいては外すことのできないポイントです。

見分け方は、波の立ち方海水の色を見ます。特定の位置で必ず波が砕けて白波が立っているような場所はブレイクの可能性が高いです。また、そこだけ色が濃い場所もブレイクで深くなっている可能性があります。

離岸流(払い出し)

離岸流は打ち寄せた波が沖に戻っていく流れのこと。離岸流の規模は場所によって異なりますが、強いものだと秒速2〜3mの速度が出ます。規模の小さな緩やかなものを「払い出し」と言ったりもします。離岸流に乗って小魚が沖に流されていくため、フィッシュイーターにとっては格好の狩場となります。離岸流もブレイクと同様にサーフの一級ポイントです。

見分け方は、下記のようなものがあります。

  • その部分だけ波が立たない(=離岸流で掘れて深くなっている)
  • 泡やゴミが沖に向かって一直線に流れている
  • 海岸線が凸状になっている

次の写真は典型的な離岸流発生箇所です。海岸線の凸部分から沖に向かって離岸流が発生していました。写真が小さくで見にくいですが、海面の流れも凸の左右と比べて微妙に違っています。(実際この場所でソゲが2匹釣れました)

流れ込み

河川や湧水が流れ込んでいる部分も一級ポイントです。流れ込みの周りは栄養分が多くプランクトンなどの微生物やそれをエサにする小魚も多くなるからです。流れ込みやその跡を見つけたら必ずチェックするようにしましょう。

流れ込みの跡しかなくても有力なポイントになります。地下から湧水が流れ込んでいる可能性が高いからです。

▼その他の有望な地形変化に関しては、次の記事で詳しく解説しています。

サーフのヒラメ・マゴチ狙いにおすすめのルアー

サーフのヒラメ・マゴチ狙いにおすすめのルアーをご紹介します。基本的にはヒラメもマゴチも同じルアーで対応できます。

ヒラメ・マゴチ狙いに使うルアーは主に4種類(ミノー、シンペン、ジグ、ワーム)

サーフのヒラメ・マゴチ狙いで使われるルアーは主に次の4種類です。

種類長所短所
ミノー・大きなシルエット感と強い波動による高いアピール力
・レンジキープ力が高い
・飛距離が出にくい
・アピール力が強すぎて魚に警戒されることがある
シンキングペンシル・ミノーの良さ(アピール力)とメタルジグの良さ(飛距離)を併せ持つ
・表層からボトムまでオールレンジ対応可能
・ナチュラルな動きで魚をスレさせにくい
・ミノーのような明確な使用感が無いので、ちゃんと動いているかわかりにくい。
メタルジグ・圧倒的な飛距離
・魚に見切られにくい
・タフなコンディション(強風・時化)に強い
・ミノー、シンペンよりシルエットが小さいのでアピール力が弱い
・着底が速すぎると喰わせきれない(遠浅サーフなど)
ワーム・生命感ある動きで抜群の喰わせ能力
・飛距離が出にくい

【おすすめミノー】サイレントアサシン99F

シマノの名作、サイレントアサシン。強力な波動とチドリアクションでアピール力強めのミノーです。朝まずめにサーチルアーとして使うのに適しています。

【おすすめシンペン】モンスターショット80

高い遠投性能と魅力的なアクションを併せ持つ完成度の高いルアーです。青物用のイメージが強いかもしれませんが、サーフのヒラメ・マゴチ、シーバスなどあらゆる釣りで高い実績を上げています。

遠浅サーフで使うなら80が使いやすいです。個人的なおすすめカラーはマットピンク。

【おすすめジグ】飛び過ぎダニエル

ヒラメ狙いのメタルジグと言えばまずはこのルアーでしょう。これでもかというくらいのリアバランスで、圧倒的な飛距離が強みです。また、極端なリアバランスが生み出す派手なバタバタアクションでヒラメの捕食スイッチを刺激します。

【おすすめワーム】ハウルシャッド

ハウルシャッドは、ヒラメルアーの王道「ビーチウォーカーシリーズ」の一員です。シンプルで無駄のない形状で、状況を選ばずに使いやすいワームです。

その他にも優秀なルアーはたくさんあります。次の記事でも紹介していますのでよかったらご参考ください。

まとめ

以上、サーフのヒラメ・マゴチに使えるアクションのご紹介でした。

アクションの種類で多少は釣果が変わるかもしれませんが、それ以上に大事なのがヒラメ・マゴチがいるところを見つけて、最適なレンジを通すこと。

このあたりはどうしても慣れが必要ですので、たくさんサーフに通ってマスターしましょう!

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