本日ご紹介するのはダイワのシンキングペンシル「スイッチヒッター」。
シーバス用シンキングペンシルの代表格として、多くのアングラーに愛されている定番ルアーです。
昼も夜も使えるからスイッチヒッターという名前だそうです。そんな万能ルアーの特徴についてご紹介します。


ダイワ「スイッチヒッター」について

「スイッチヒッター」はダイワが販売するシーバス用のシンキングペンシル。細身・コンパクトで本物の小魚に近いシルエット。コノシロ・落ち鮎・イワシ・イナッコ・ハタハタ等、シーバスが着く様々なベイトパターンに対応します。
小沼正弥監修モデル。デイ&ナイト、いつでもどこでもピンチな時にもスイッチヒッター
河川やサーフ・磯・干潟などのシャローエリアや水面直下を簡単に攻略できるデイ&ナイト対応シンキング&スイミングペンシル。ジグ並みに飛距離が出るので、ミノーでは届かない遠くのボイルも射程範囲に収める。コノシロ・落ち鮎・イワシ・イナッコ・ハタハタ等様々なパターンに対応。アクションは流れに敏感かつ不規則なスラロームアクション。
操作方法は、昼夜に関係なくスローリトリーブのタダ巻きのみ。プレッシャーが高い激戦区のフィールドで使用する時は、ダウンクロスではなくアップストリームキャストをオススメします。流されてくる小魚がシーバスの斜め前に現れるようなイメージでトレースさせるのがコツ。サーフ・磯・漁港・湾奥・都市型河川・河口・干潟・ボイル打ち・そしてピンチな時など、様々なフィールドでお試しいただきたい。
ダイワ公式HP
サイズは以下の6種類を展開しています。
- 65S
- 85S
- 85S-LV
- 105S
- 120S+R
カラーは33色を展開しています。(サイズ限定カラーもあるので詳細は公式HPをご確認ください。)
▼濁っているポイントはチャートが効く。

ダイワ「スイッチヒッター」の特徴

「スイッチヒッター」は以下のような特徴があるシンキングペンシルです。
コンパクトで口先が尖ったシルエット
ボディは比較的スリムな形状で、口先がシュッと尖っているのが特徴。形にクセがなく、様々なベイトに対応できそうです。
モンスターショットやヘビーショットなど様々なシンキングペンシルと比較してみました。スイッチヒッターは以下の特徴があることがわかります。
- 完全なリップレス
- スリムな形状
- 口先が最も鋭利
このスリム形状が水流をうまく受け流すので、スローリトリーブでもしっかり泳ぎます。また、上から見ると先端が平面になっています。この部分に水流が当たることでイレギュラーなチドリや魅力的なスラロームアクションに繋がるのだと思います。


2番目:モンスターショット80
3番目:スイッチヒッター85
4番目:ヘビーショット

ジグ並みの飛距離
最も小さな「65S」でも平均65mの飛距離を出します。スリム形状は空気抵抗の小ささにも繋がり、飛距離向上に寄与しています。
「MAGLOCK」搭載モデルは更なる飛距離!
105Sと120Sは、「MAGLOCK」という磁石を使った重心移動システムを採用しています。そのため、他のモデルに比べてさらに飛距離が出やすくなっています。
「レーザーインパクト」で遠くの魚にも効率良くアピール!
レーザーインパクトとは、ダイワのルアー塗装技術です。上の写真のように透明な樹脂を立体的に配置した構造になっています。ルアーに当たった光はこの立体の中を通ることで多方向に拡散され、遠くにいる魚にもアピールできるという仕組みです。
この反射の仕方は、イワシなどの小魚と同じような反射パターンになるように設計されているとのこと。
このコア技術は、スイッチヒッターにも搭載されています。
【レーザーインパクトについて】
開発にあたり着目したのは、ベイトフィッシュが放つ「輝き」だ。無論、これまでにもホログラムや反射板などにより強い反射光やフラッシングが得られるというルアーは多数存在していたが、実際に水中でその光る姿を見てみると、実は光が届く範囲はわずか数メートルに過ぎなかったり、光の方向が一定であったりして、水中での輝きが広範囲の魚にアピールできていないことがわかった。
そこで、レーザーインパクトはイワシなどの体と同じ「鏡面反射構造」を採用。ベイトフィッシュ同様の強い輝きを広範囲に放つ。という設計コンセプトをダイワならではの先進の技術により具現化し、既存のルアーとは比較にならない高輝度、かつリアルな反射光を実現した。その輝きは、もはや別次元だ。
ダイワ公式サイト

晴れていると光の乱反射が凄い
基本性能
遠投性能
かなり高い。ラテオ96mで85Sを投げて60〜70mくらい。低比重なシンペンなのに、もはやメタルジグと同じくらい飛びますね。
巻き
引き抵抗をあまり感じさせない滑らかな動き。先の尖ったボディが水を切るからだと思います。この滑らかさがスレたシーバスにも口を使わせる要素なのかもしれません。
フォール
ユラユラ揺れながらの水平スローフォール(シミーフォール)。
フォール速度は遅めなので、遠浅のサーフでもしっかりと魚にルアーを見せることができます。
▼レーザーインパクト搭載モデルは光によるアピールが強い。

ダイワ「スイッチヒッター」で釣れる魚は?
メインターゲットはシーバスですが、ヒラメ、マゴチや真鯛など様々な魚種の実績があります。
- シーバス(河川、サーフ、堤防などあらゆるフィールド)
- 青物(イナダ、サワラ)
- ヒラメ
- マゴチ
- アジ、サバ
- 根魚
- 真鯛
ダイワ「スイッチヒッター」のおすすめカラー

ルアーのカラーは、大きくはナチュラル系・アピール系・夜光系の3つに分けられます。
種類 | 特徴 |
---|---|
ナチュラル系 | 薄いブルー、シルバー、クリアなど。環境に馴染む色。 |
アピール系 | 赤、金、ピンクなど。原色や濃い色。水中で目立つ。 |
夜光系 | グローやケイムラなど、紫外線に反応して光るタイプ。 |
ルアーを選ぶ際は、ナチュラル系・アピール系・夜光系からバランス良く選ぶと、様々な状況に対応しやすくなります。
この点を踏まえて、展開されている32色の中でおすすめを3色ご紹介します。
①チャート
濁りや夜明け前の必須カラー、チャート。マット系のカラーは特に視認性が良いカラーです。私も最初はこんなきついカラーで・・・?とためらってましたが、今では一つは無いと不安なくらい信頼しているカラーです。

②レッドヘッド
ナイトゲームの定番カラー、レッドヘッド。膨張色の白もアピール力は高いので、一つあると便利です。

③ブルーピンク(レーザーインパクト)
ブルピンはナチュラルとアピールのいいとこ取り。カラーに迷ったらとりあえず!で投げれるの頼れるカラーです。レーザーインパクト搭載モデルは光量が多い状況で抜群のアピール力を発揮します。

ダイワ「スイッチヒッター」の効果的な使い方

「スイッチヒッター」の効果的な使い方をご紹介します。
スローリトリーブ
基本的にはこれだけでOK。ボディが水を受けて、スローリトリーブでもしっかり泳ぎます。また、尖った口先に水流が当たることで、ランダムに揺れたりチドッたりして喰わせのタイミングを演出してくれます。
表層のスキッピング
着水から高速巻きをすると、表層を滑るように走ります。まるで、逃げ回る小魚のよう。活性の高い個体がいる場合、一発で食ってくるでしょう。
シーバスがボイルしている時はもちろん、朝一のサゴシ、イナダなどにおすすめ。ナブラが発生している時にも有効です。
着底or中層→高速リトリーブ
表層付近に反応が無い時は色々な層を繰り返し探りましょう。反応が悪い時は、ただ巻きの中に変化をつけるのが有効。レンジ、速度をいろいろ試し、その日のヒットパターンを探しましょう。また、ストップ&ゴーやチョンチョンと軽くジャークを入れるのも非常に有効です。ストップ、ジャーク後のフォールをかけてるタイミングで食ってくることが多いです。
着底→スローリトリーブ
遠浅サーフでフラットフィッシュを狙うのにおすすめ。ボトム付近1mくらいを意識しましょう。
ただ、フォールがスローなのでどん深や流れの速いポイントは底が取りにくいです。そのようなポイントではモンスターショットなど比重が高いシンペンの方が使いやすいと思います。
まとめ
以上、ダイワ「スイッチヒッター」のインプレでした。
圧倒的な飛距離とクセのない喰わせアクション。シーバスゲームにおける定番ルアーとして愛される理由もわかります。
シーバスゲームを始めたい方にもぜひ使ってみて欲しいアイテムです!





コメント