圧倒的飛距離の「サイレントアサシン129」。サーフや河口で広くサーチするならこれ!

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本日ご紹介するのは、シマノの「サイレントアサシン129」

たくさんの種類があるサイレントアサシンですが、今回ご紹介する129は中間的な大きさ。手頃なサイズ感で、デイ・ナイト問わず様々なシーンに対応します。

遠投性能が高いのも魅力。重量は24g(シンキングタイプ)あり、ミノーとしてはトップクラスの飛距離を誇ります。

平均飛距離70mはシリーズで2番目によく飛びます。(1番は140S

そんなオールマイティに使えるサイレントアサシン129について、特徴や使い方をご紹介します。

目次

サイレントアサシンとは?

出典:シマノ公式HP

サイレントアサシン」はシマノが販売するソルト用ミノー。

特にシーバス釣りにおいて人気のあるルアーで、様々なモデルが存在しています​。最新モデルには「フラッシュブースト」や「狂鱗」、「ジェットブースト」と呼ばれる技術が搭載されています。

非常にラインナップが豊富で、サイズ別・ブースト別で12種類も展開されています。さらに、それぞれに沈下パターンのタイプが最大3種類(F/S/SP)あります。

F・S・SPは以下の略称記号です。

F:フローティング(水に浮くタイプ)
S:シンキング(水に沈むタイプ。沈下速度速め)
SP:サスペンドタイプ(一定のレンジに留まるタイプ)

今回ご紹介する「サイレントアサシン129」にはSPタイプはありません。

〈2025年現在のラインナップ〉

  • サイレントアサシン 80S ジェットブースト
  • サイレントアサシン 80F/80S フラッシュブースト
  • サイレントアサシン 99F/99S/99SP ジェットブースト
  • サイレントアサシン 99F/99S/99SP フラッシュブースト
  • サイレントアサシン 120F ジェットブースト
  • サイレントアサシン 120F フラッシュブースト
  • サイレントアサシン 129F/129S ジェットブースト
  • サイレントアサシン 129F/129S フラッシュブースト
  • サイレントアサシン 140F/140S ジェットブースト
  • サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト
  • サイレントアサシン 140S ジェットブースト ノースプレミアム
  • サイレントアサシン 160F ジェットブースト

各モデルで特徴が異なるので、釣りの条件や魚種に応じて選ぶことができます。もともとはシーバス用ルアーとして開発されましたが、飛距離汎用性の高いデザインであることから、様々な魚種を狙えるルアーと定評があります。

▼シリーズ最小の「80」のインプレはこちら!

▼サーチベイトにピッタリな「99」のインプレはこちら!

▼最も定番のモデル、「120F」のインプレはこちら!

「サイレントアサシン129」について

数あるラインナップの中でも「129」は、以下の特徴があるモデルです。

鉄板バイブ並みの圧倒的飛距離

サイレントアサシン129の一番の強みは飛距離。細身のミノーながら24g(一番重いシンキングタイプ)の自重があり、シンキングペンシルや鉄板バイブレーション並みの飛距離を叩き出します。

サーフ・河口のベイトにマッチしたサイズ

129の主戦場であるサーフ・河口ではキス、ボラ、カタクチイワシ、マイワシなどが主要なベイトになります。約13cmのボディは、これらのベイトにマッチしたサイズ感になります。

シルエット的には実際のベイトサイズより少し大きめなので、ベイトの群れの中でも若干目立たせてアピールすることができます。

13cmのボディはサーフ・河口で使いやすい。
3フックでフッキング率アップ!
1番目:サイレントアサシン129S
2番目:サイレントアサシン120F
3番目:サイレントアサシン99S
4番目:サイレントアサシン80S

スローリトリーブでもしっかり波動を出すボディ

細身シルエットと水受けの良いリップの力で、スローリトリーブでもしっかりとアクションします。129mmのボディは、100mm以下の小型ミノーに比べて波動によるアピール力も長けています

「光」によるアピールならフラッシュブースト搭載モデル

よりアピール力を高めたいならフラッシュブースト搭載モデルもおすすめ。ボディ内部に吊るされたアルミ板が光を反射して魚を寄せてくれます。デイゲームの表層巻きやナブラ撃ちなど、一つ持っていると様々な場面で心強いモデルです。

基本性能

基本の「遠投性能」、「巻き」、「フォール」に関してです。

遠投性能

高い。ラテオ96Mで投げて60〜70mくらい。サーチベイトとして人気のサイレントアサシン99Sより10m程度伸びるかなといった感じです。

巻き

強めのウォブリングアクション。朝一などはアピールが強くて使いやすそう。

24gの自重ながらレンジキープ力は意外と高かったです。水深1.5mくらいの遠浅サーフでゆっくり引いても意外と底は擦らなかったです。

フォール(シンキングのみ)

ゆらゆらと前後に揺れながら沈むシミーフォール。フラットやシーバスに効きそうです。

24gですがボディが大きいのでそこまで速く沈むわけではないです。

F/S/SPの使い分けについて

F(フローティング)S(シンキング)SP(サスペンド)の3種類は以下のように使い分けると効果的です。

「129」サイズにはサスペンド(SP)はありませんが、一応お伝えしますね。

F(フローティング)

  • シャロー帯(浅い)を狙う時
  • 表層付近を狙いたい時
  • ナブラが立っている時

S(シンキング)

  • 水深があるポイントの時
  • 遠投が必要な時
  • 荒れている時
  • 魚が沈んでそうな時

SP(サスペンド)

  • 一定のレンジにルアーを留まらせたい時
  • 汽水域で使用する時
  • 強い波動を出したい時

どんな魚が釣れる?

【狙える魚】

  • シーバス(比較的大きな河川の河口、サーフ、堤防などあらゆるフィールド)
  • ヒラスズキ(磯、サーフ など)
  • 青物(イナダ、サワラ、カンパチ)
  • ヒラメ
  • マゴチ
  • 真鯛
  • イサキ

サーフ・河口など遠投が必要なフィールドでのシーバスがメインターゲットになりますが、青物にもかなり効果的。

また、サーフのフラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)でも高い実績があります。フラットフィッシュ狙いならシンキングタイプがおすすめ。

おすすめのタイプとカラー

現在、フラッシュブースト・ジェットブースト合わせて30種類がリリースされています。

この中から個人的におすすめの5種類をご紹介しますね!

サイレントアサシン129 フラッシュブースト Fトウリンイワシ

光の屈折で誘うクリアカラー。ナチュラルだけどフラッシングで適度にアピールできます。ケイムラ仕様なので、まずめ時にも使いやすいカラーです。

クリアカラーは、シーバスはもちろん、マイクロベイトについた青物などにも効果的。私はシラスパターンなどのナブラ撃ち用に一つはクリアカラーを持っていきます。

サイレントアサシン129F フラッシュブースト Fレッドヘッド

ナイトシーバスの鉄板カラー、レッドヘッド。シーバスのみならずタチウオヒラメの実績もあり、夜間に強いカラーと言えるでしょう。

フラッシュブーストにすることで、常夜灯周りでのアピール増強を狙えたり、デイゲームでも使いやすくなるというメリットがあります。

サイレントアサシン129 ジェットブースト キョウリンカタクチ

ナチュラルカラーの代表、イワシカラー。本物のイワシに寄せるために、あえてジェットブーストです。春・秋はイワシについたターゲットが多いので、シンキングタイプのナチュラルカラーも一つは持っておきたいです。

サイレントアサシン129S ジェットブースト キョウリンIC

青物狙いの必須カラー、ブルピンはシーバスにも効果的です。経験上、朝まずめが終わったあたりの微妙な時間帯に実績が高い印象です。また、日中だけど魚の活性が高そうで少しアピール力を足したい時に使ったりもします。

青物が回っているとわかっている時にも積極的に使いたいカラーです。

サイレントアサシン129S ジェットブースト マットチャート

視認性抜群のチャートカラー。一見、ケバケバしすぎて釣れなさそうですが、色々な魚が釣れてしまう不思議なカラー

モンスターショットの「マットピンク」もサーフで使いやすいと人気ですね!

派手なカラーだけどフラッシングが無いマット感でバランスが取れているんでしょうね。特に濁りがよく入る海域ではシルエットがはっきりするので効果的です。

マットカラーで濁りの強いサーフを攻略したときの様子はこちら!

▼メタルジグに関してですが、ルアーカラーの選び方は下記記事で解説しています。

「サイレントアサシン129」の効果的な使い方

「サイレントアサシン129」の効果的な使い方をいくつかご紹介しますね!

基本はタダ巻きでOK!

ミノーなので、基本的には巻きで使います。ただ巻きでもウォブリングアクションとフラッシングで十分なアピールをしながら泳いでくれます。

一定スピードのただ巻きでもいいですが、スピードを変えてみたり、ストップ&ゴーで誘ってみるとさらにバイトチャンスが増えます。

シンキングタイプ(S)はストップの時間をあえて長くとって沈めてやるのも効果的。フローティングタイプ(F)はあまり長時間止めてると浮いてきてしまうので注意が必要。

ドリフト

河川や流れのある場所ではゆっくりと流れに乗せていくドリフトも効果的。手元にルアーが動くブルブルという振動が伝わるかどうかくらいのスピードでリトリーブするのがポイント。活性が低い時は、ルアーが動くか動かないか微妙なくらいのスピードの方が反応が良いことも、よくあります。

軽いジャーク

リトリーブ中に軽いジャークを入れるのも効果的。ミノーなのであまり激しいジャークはアクションが破綻してしまいますが、軽めなジャークは良い誘いになります。フラッとバランスを崩す「チドリ」を発生し、リアクションバイトを誘えます。

堤防など足場が高い釣り場では、ロッドを下に向けて下方向にジャークするとレンジをキープしやすいですよ!

まとめ

以上、シマノ「サイレントアサシン129」インプレでした。

13cmのしっかりアピールできるサイズ感と圧倒的な飛距離を持ち合わせたルアーです。サーフや河口で使えばこれらの強みが存分に活かされそうですね。

リバーシーバスよりサーフ・河口が多めの方は必見ですよ!

色々なサイレントアサシンのインプレはこちら!

▼シーバスも青物もこれ1本!おすすめの万能シーバスロッドはこちら!

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