今回ご紹介するのは、シマノのPEライン「ピットブル8」。安心のシマノ品質ですが、実売価格2000円台前半で買えるコスパに優れたラインです。
機能性と価格のバランスが良いので幅広いアングラーに人気で、Amazon売れ筋ランキングでは常に上位にランクイン。
私自身長いことお世話になっており、使用歴は5~6年になります。今回は、長く使ってきた経験を踏まえて使用感・耐久性などをインプレしようと思います。
シマノ「ピットブル」とは?
「ピットブル」はシマノが販売するPEラインシリーズです。
ピットブルのラインナップ
ピットブルは以下のようなラインナップがあります。
- ピットブル8+
- ピットブル8
- ピットブル4
ピットブル8の特徴・スペック
「ピットブル8」は8本編みの低伸度PEライン。日本製の原糸「IZANAS」(東洋紡㈱)を独自工法で均一に巻いた、強さと滑らかさが売りのラインです。
しなやかさと、なめらかさを両立。超低伸度ルアーキャスティング用PEライン。
「最初に使った時に、驚いたよ!ラインの表面抵抗が滑らかなので、放出抵抗が少なくなった。飛距離がグンッと伸びたね。サーフでは波にラインが取られにくいのも良いね」
シマノ公式サイト
2号までのスペックは以下になります。
号数 | 最大強力(lb/kg) |
---|---|
0.6 | 14.5lb/6.6kg |
0.8 | 18.3lb/8.3㎏ |
1 | 22.4lb/10.2㎏ |
1.2 | 27lb/12.2㎏ |
1.5 | 31.7lb/14.4㎏ |
2 | 42.8lb/19.4㎏ |
私は堤防・サーフのライトショアジギングで、1.2号を使っています。30~40g前後のメタルジグをメインに使うなら、1~1.5号の間が使いやすいでしょう。
「ピットブル8」の実釣インプレ
私がよく使うのは「ピットブル8 1.2号」。主に堤防やサーフからのショアジギングで使っています。たまに河口のシーバスフィッシングでも使います。
私は長いこと、このラインを使っています。通算で4〜5シーズンは使ってますので、その経験を踏まえてインプレしようと思います。
【使用リール】ダイワ レブロスLT 2500番
▼今回使用している「レブロスLT 2500番」のインプレはこちら!
質感(はり・こし・滑らかさ)
硬すぎず柔らかすぎず、標準的な質感という印象。廉価ラインにありがちなふにゃふにゃ感はありません。ラインコーティングはそこまで強くないです。釣行時間にもよりますが、4〜5釣行すると表面がざらついてきます。
総じて、3000円弱の価格相応かな、という感じです。
感度(伸び)
こちらも標準的。主に青物メインで使っているというのもあり、感度で不満を感じたことはありません。硬さも標準的。初心者でも高切れを気にせず思い切りキャストできるでしょう。
遠投性能
新品においては良いと感じました。しなやかで適度にハリもあるので、スムーズに放出されていきます。
ただ、3釣行目くらいからラインが密着し飛距離が落ち始めます。コーティングが剥げてしまったからですね。実売3000円そこそこのラインはだいたい3〜4釣行目でコーティング力が落ちてくる印象です。バリバスのコーティング剤「PEにシュッ!」で回復しました。
▼私が使っているコーティング剤。飛距離が落ちてきたな~と感じたらシュッと一吹きで滑りが良くなるのでおすすめです!
耐久性
これまで使ってきて、特段切れやすいと感じたことはありません。キャスト時の高切れ(ベールを起こすの忘れたとか操作ミス以外)なんてあったかな・・・?
青物を何十匹と抜き上げてますが、その時に切れたこともありませんね。60cm以上のワラサの抜き上げも何回かやってますが大丈夫でした。
ライントラブル
数年使ってきた中で、2回くらいエアノットが発生したのは覚えています。向かい風が強い日でした。それ以外は特段トラブルがあった記憶も無いですね。
まとめ
以上、シマノ「ピットブル8」のインプレでした。
私自身長らく使わせてもらってるラインですが、非常に安心感のあるラインですね。
ネット上ではよく「切れる」という口コミを見かけたりしますが、私が数年使ってる分にはそんな感じはしないですね。
少なくとも堤防からのライトショアジギングでらおすすめのラインですよ!
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