本日ご紹介するのは、ジャッカルのメタルバイブ「ビッグバッカー107」。
巻いてくるだけで青物やシーバス、ヒラメなど様々な魚が釣れると人気のメタルバイブです。
青物攻略の新たな手段を開拓するために、今回2種類(107、107HW)買って使ってみました。まだ魚は釣れていませんが、現時点でわかる使用感などをインプレしようと思います。

ジャッカル「ビッグバッカー」について

まずはじめに「ビッグバッカー」について簡単に説明します。
ビッグバッカーはメタルバイブだけじゃない!
ビッグバッカーは滋賀県の釣具メーカー「ジャッカル」が販売するソルトルアーシリーズ。メタルバイブ、メタルジグ、ブレードジグ、ミノーなどがあり、主に青物を意識した設計になっています。
〈ビッグバッカー シリーズ〉
▼その他のモデルのインプレはこちら!



今回ご紹介するビッグバッカーは、強波動が武器のメタルバイブレーション。ロングボディから繰り出される抜群のアピール力で、青物・シーバスなどに実績があるルアーです。
スリム&ロングボディ
ジャッカル公式HP
特徴的なスリムロングボディは、高いアピール力とベイトフィッシュに近いシルエットを兼ね備える。
シーバス、ブリ、サワラ、ヒラメなどに高い実績を誇る定番バイブレーションです
ベイトやフィールドに合わせた4サイズ
カタクチイワシ等にマッチした107を基準に、浅場やキビナゴ等の小型ベイトパターンには80、深場狙いや遠投が必要な場合は107HW、コノシロやマイワシ等の大型ベイトパターンには128が最適です。
「ビッグバッカー107」は最も汎用的なサイズ
ビッグバッカーは以下の4サイズがあります。
カラーは現在24種類を展開しています。(詳細は公式サイトをご覧ください)
ビッグバッカー107の特徴

スリム&ロングなボディでミノーのような使用感
まず特徴的なのは、細長いシルエット。バイブレーションはコンパクトなものが多い中で107mmや128mmはかなり長い方でしょう。
107mm・128mmは、青物用のシンキングミノーと同じくらいのサイズ感。朝一など活性が高い時間帯にミノー並みのアピールを出して、かつ手返しよくサーチするような使い方ができます。
可変アイで浅場〜深場まで対応可能
アイは2つ。手前のアイは浅場用。浮き上がりが早くあまり深く潜りません。奥のアイは深場用。リトリーブするとしっかりレンジをキープしてくれます。
サーフなど浅場では手前のアイ、港湾など足元までしっかり引いてきたい時は後ろのアイと使い分けることができます。
3フックでしっかりフッキング!
長いボディを活かし、フックは3つ配置。3フックの良いところはやはりフッキング率の高さ。活性が低くじゃれついてくるようなアタリもフッキングに持ち込める可能性が高くなります。
様々な状況に対応できる4サイズ
サイズは80mm、107mm、107mmHW、128mmの4サイズをラインナップ。ベイトの大小や水深、潮流など様々な状況にアジャストできるラインナップになっています。
基本性能
遠投性能
重量があるので飛距離はそれなりに出る。107(28g)で60mくらい、107HWで70mくらい。
ボディが長いので横風はもろに影響を受けて飛距離が落ちてしまいます。
巻き
ブルブルという振動が心地良い。引き抵抗は強め。107はシーバスロッドのMでもぎりぎりストレス無く扱えるかなという感じ。107HWはシーバスロッドMHかショアジギングロッドを推奨。
フォール
フォール速度はメタルジグとヘビーシンキングミノーの中間くらい。
リトリーブ中にストップかけると一瞬ヒラっと姿勢が崩れる感じが絶妙な間になりそう。

ビッグバッカー107で釣れる魚は?
基本的には青物がメインターゲットですが、シーバスやヒラメ、マダイなど様々な魚が釣れているようです。特にカタクチイワシについているような状況に強いようですね!
- イナダ、ワラサ、ブリ
- サゴシ、サワラ
- シーバス
- マダイ
- ヒラメ
- カンパチ など
ビッグバッカー107とビッグバッカー107HWの使い分けは?

ビッグバッカー107は通常(28g)とHW(35g)の2種類があります。
107と107HWは下記写真のようにお腹の厚みで重量が調整されており、シルエットは変わりません。

107と107HWは主に次のように使い分けます。
種類 | 使いたい状況 |
---|---|
ビッグバッカー107 | 浅いポイント(サーフ、河口)、スローリトリーブで誘いたいとき |
ビッグバッカー107HW | 深いポイント(大型港湾、磯場)、潮が速いとき、高速巻きで誘いたいとき |
ビッグバッカー107のおすすめカラー

展開されている24色の中でおすすめを3色ご紹介します。
①超サゴシスパーク
1番人気のカラー、超サゴシスパーク。ピンク×ゴールドでアピール力抜群です。視認性も高いので、濁りやまずめ時にも強いカラーです。

②ブルピングローストライプ
王道カラーのブルピンベースにグローを施しました。まずめ時や曇天にも対応できるようになった、これぞ万能カラー。グローはシルエットをぼやっとさせる効果があるので、マイクロベイトパターンにも効果的です。

③イワシボーダーホロ
ナチュラルカラーの代表、イワシ。晴天・澄潮や、ルアーマンが多くて魚がスレている状況で効果的なカラーです。

ビッグバッカー107の効果的な使い方

ビッグバッカー107・107HWの効果的な使い方をいくつかご紹介しますね!
基本的にはタダ巻きで使う
バイブレーションなので、基本的にはアクションをつけずにタダ巻きで使います。
朝一に活性が高い個体を探す時は表層タダ巻き、表層チェックが終わったらボトムから巻き上げという使い方をする人が多いようです。
リフト&フォール
巻きで反応がない時は軽いリフト&フォールを織り交ぜるのも有効。ジグよりゆっくりなフォールなので喰わせの間を作りやすいです。
ただ、激しすぎるジャークは不向き。そもそも抵抗が強過ぎてしっかりルアーが動かないし、エビになりやすくなります。
まとめ
以上、「ビッグバッカー107・107HW」のインプレでした。
ロングボディから繰り出される波動は集魚力抜群。青物狙いの新しい手段になりそうなルアーですね!

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